老いの途中で・・・

人生という“旅”は自分でゴールを設定できない旅。
“老い”を身近に感じつつ、近況や色々な思いを記します。

急遽、京都へ  その①  ~国立博物館・三十三間堂~

2017年05月14日 21時22分12秒 | 旅行/色々な風景
 京都国立博物館で開催中の海北友松展はその画風だけでなく、今回は“この絵師、ただものではない!”という名キャッチフレーズで人気を呼んでおり、一度見てみたいと思っていました。

 期間が5月21日までという事が頭にあったのですが、先日TVで紹介された西本願寺のライトアップも魅力があり、出来れば一緒に行きたいと思い、昨日(13日)朝食後にパソコンで色々とチェックしていると、博物館の休館日が月曜、西本願寺のライトアップは5月16日で区切られその次は5月24日から、それに私やツレアイの予定を組み合わせると、可能なのは昨日だけという事が判りました。

 ひょっとして博物館が期間末の土曜日で大混雑?、という懸念もよぎりましたが、運良く昨夜からの雨も上がりかけたので、急遽“今日行こう”という事になりました。
こんなことが出来るのも、大阪から京都が近いからでしょう。

 という事で、10時過ぎに自宅を出て京阪電車を利用して七条駅についたのがお昼近く。まずは何をおいても腹ごしらえと、博物館近くの「おばんざい屋」に飛び込みました。
何となく狭くて、おまけにお年寄りの女性方だけが切り盛りされているようで、一風変わった店でした、予想外に美味しく、また食後に改めてこの店を見ると昔の倉を改造された建物でした。

 その後博物館に向かいましたが、心配したような行列もなくスムースに入館でき、ゆっくりと海北友松の世界と、国立博物館の落ち着いた庭園を堪能できました。

 もう一つの主目的の西本願寺ライトアップは19時からという事なので、まだたっぷり時間があり、とりあえずツレアイが余り記憶がないというので、直ぐ前にある三十三間堂に寄りました。

 国宝を数多く含む1,001体もの仏像に圧倒されますが、やはり国最大の魅力は700余年も使用されている巨大な木造建物(蓮華王院)でしょう。
外国人の観光客も多いのですが、池泉付近は余り混雑しておらず、ゆったりと寛げました。(まさ)


昼ご飯を食べた食堂。倉を改造されたものでした

京都国立博物館正門

ロダン像と本館

本館

海北友松展案内

平成知新館前の池から正門方面を望む。京都タワーも見えます

庭園の噴水は霧状にも変化します

三十三間堂

同上

庭園の鮮やかなモミジの実

ヒトツバタゴ(別名:ナンジャモンジャ)の花

京都らしくプランターに植えこまれた竹から筍が出ています