老いの途中で・・・

人生という“旅”は自分でゴールを設定できない旅。
“老い”を身近に感じつつ、近況や色々な思いを記します。

ほしだ園地

2017年11月23日 19時21分26秒 | 旅行/色々な風景
 絶好のモミジ刈りの時期なのに天気がもう一つすっきりせず、ツレアイと上手く都合が合う日の天候を睨みながら行き先を検討しています。昨日(22日)は夕方から雨模様と言う事で、近場の交野市にある大阪府営の「ほしだ園地」に出掛けてきました。

 最近TV等で取り上げられることが多く、280mもある吊り橋が魅力で森林風景も愉しめます。
自宅からは、車で1時間も掛らず9時半頃には着きましたが、丁度前日にも吊り橋からの紅葉風景が報じられたこともあってか、駐車場には既に多くの車が止まっていました。

 駐車場から直ぐに、森林鉄道風歩道橋があります。非常に立派な木製の鉄橋風の橋で、左側に天野川の清流、右側には秋の山を見ながらのノンビリとした歩道橋でした。

 この歩道橋の終点付近に、山の高い崖に沿って設置されているのが、クライミングウォールで高さ16.5mもあるオーバーハングの巨大な壁です。
かっては国体にも使用されたとかで、利用者も多く、この日も数名の方がこのウォールに挑戦されていました。

 その後、山間部に色々な散策路が設置されているのですが、少し階段がきつそうな「ぼうけんの路」というルートを通り、お目当ての吊り橋に到着しました。

 この吊り橋は“交野吊橋 星のブランコ”と呼ばれていますが、長さ280mの吊り橋で、余り揺れず、しかも足元には板が貼られているので高齢者でも空中散歩が楽しめます。
途中からの景色はすばらしく、真下から遠くの山に掛けての色様々な紅葉が見応えありました。

 園地内にはモミジは余り多くないのですが、群生している場所もあり、そこでは色付いたモミジも楽しめました。

 帰路に、直ぐ近くにある磐船神社に立ち寄ったのですが、拝観はせずに直ぐ横にある天野川で不思議なトンネルを見ました。
天野川トンネルと言う名前ですが、何と水専用のトンネルで天野川のバイパスになっているのです。
大阪府のホームページで調べてみると、この地は金剛生駒国定公園内の山間部の急峻な地形で、巨石群を主体とした渓谷は名勝「磐船峡」に指定されており、すぐ下流には、その巨石を御神体に祭る磐船神社があるので、景観、環境に最大限配慮した治水対策として、経済性、施工性を考慮した結果、トンネル放水路となったようです。(まさ)


森林鉄道風歩道橋

同上。木製ですが、非常に頑丈に作られています。

クライミングウォール

同上。クライミング中

「ぼうけんの路」への入口

同上。 このような急な階段が続きます

吊り橋に到着。 非常に長さのある吊り橋です。

吊り橋からの景色

吊り橋。 反対側からの風景

吊り橋を下から見た所

モミジの紅葉

同上 アップ写真

天野川トンネル(上流側)

同上(下流側、このすぐ近くで天野川の合流します)