老いの途中で・・・

人生という“旅”は自分でゴールを設定できない旅。
“老い”を身近に感じつつ、近況や色々な思いを記します。

近鉄の大周り乗車と不思議なローカル線探訪

2018年11月22日 19時39分38秒 | 旅行/色々な風景
 11月18日に「知る人ぞ知る!? 近鉄大周り乗車と不思議なローカル線探訪」というツアーに参加しました。

 このツアーは、先日参加した「列車で琵琶湖一周」を企画された京都にある旅行会社「萬転」の主催で、JRだけでなく身近な近鉄でも大周り乗車が可能なので、その体験と共に、日頃まず乗る機会のない珍しい近鉄のローカル線にも乗ったり、鉄道フアン垂涎の場所にも案内という企画でした。

(1)“大周り乗車”については、近鉄の布施/大和八木/大和西大寺を結ぶ三角形の路線内では、JRの近郊線の指定区域内と同様に大周り乗車が可能と言う事で(詳しくはhttp://noritetsu.net/omawari/2017/04/kintetsu-omawari/を参照下さい)、今回は上本町から400円の乗車券で、上本町→大和八木→大和西大寺→生駒を乗車体験しました。

(2)“珍しい近鉄のローカル線を体験したり、鉄道フアン垂涎の場所訪問”については、(1)の途中で大和西大寺駅構内の展望デッキで奈良線/京都線/橿原線が交差する複雑な線路や色々な電車の運行などを見ると共に、(1)の終了後は下記の所を訪れました。
踏切のある生駒ケーブルカー
◆王寺駅近くの舟戸児童公園でのD51見学と、JR王寺駅での電車車庫見学
◆全く孤立している近鉄田原本線への乗車
※ 王寺(生駒線)⇔新王寺(田原本線)、西田原本(田原本線)⇔田原本(橿原線)は徒歩連絡
道明寺線柏原駅(JR柏原駅と兼用)と大阪線堅下への乗り換え
※ 乗車券での乗り継ぎはできませんが、通勤/通学定期では可能なようです。
◆橿原神宮前駅構内にある広軌(標準軌 1,435mm)と狭軌 (1,067mm)の台車交換場所
※ 近鉄では南大阪線が狭軌ですが、車両検査などは広軌の大阪線五位堂車庫で行います。

 如何に近場とは言え、個人では計画が立てにくい、正にプロのテッチャスならではの企画でした。
本当に盛り沢山の内容で、楽しい一日があっという間に過ぎました。

 因みに、この日の私は近鉄電車だけでも下記のように、何と12回もの乗車でした。
日本橋―上本町(集合)―大和八木―大和西大寺―生駒(一旦下車)―王寺(昼食やD51見学し、新王寺より乗車)、新王寺―西田原本(下車して、田原本へ移動)、田原本―橿原神宮前―古市―道明寺―柏原(下車して、大阪線の堅下まで移動)、堅下―鶴橋(解散)―日本橋 (まさ)


この日使った切符は3枚<(1)で1枚、(2)で生駒→柏原と堅下→日本橋でした>

大和西大寺駅構内の賑やかなショッピングモール

ショッピングモールの西側にある展望デッキの案内

(展望デッキから)非常に入り組んだ線路。正面が奈良線、右側が京都線です。
東側には車庫もあり、この駅での分岐器は何と28個もあるようです。

(同上)奈良線と京都線

(同上)奈良線の急行は10両編成の長いものもあります

(生駒ケーブルカーの踏切)駅から見える距離にある歩行者用の踏切

(同上)チャンと遮断機もあります

(同上)もう少し上には、車も通行できる踏切もあるようです

このケーブルカーはネコとイヌです

(舟戸児童公園にあるD51)見学の人も少なくゆっくりと見られますし、運転席にも入れます。

(同上)正面から。このプレートは1枚50万円もするようで、本物は近くの近隣センターに保管されています。

(同上)はやり、4つの動輪は迫力があります。因みにこの機関車の重量は125トンもあるようです。

(同上)運転席にある多くのバルブとゲージ

(JR王寺駅の車庫)

(同上)

田原本線の西田原本駅。向うに橿原線の田原本駅があります。

橿原神宮駅構内で見かけた近鉄版のドクターイエロー

道明寺線の柏原駅はJR柏原駅と共用

JR柏原駅構内にある近鉄道明寺線の案内

近鉄普通車両の連結部