先日「一入(ひとしお)」について書き込みましたが、普段何気なく使っている言葉でも漢字で表示されると読めないような言葉が多くあります。
その内の代表的なものが、「専ら」「偏に」「態と」でしょう。
「専ら」
読み方は、「もっぱら」で、“その場面で想定される他のすべての可能性を退けて、それだけに事が集中する様子”を表わします。
読み方は、「もっぱら」で、“その場面で想定される他のすべての可能性を退けて、それだけに事が集中する様子”を表わします。
古語に「もはら」というのがあって、発音が変化して「もっぱら」になり、これにほぼ近い意味を表わす「専」の字があてられたと考えることができます。
「偏に」
呼び方は、「ひとえに」で、「偏に皆様のおかげです」などという、挨拶口上でおなじみです。
“それだけがすべてで、他の要素は入らないと強調する様子”という意味で、「重なっていない」という意味の「一重(ひとえ)」に助詞の「に」が付いたのがもとです。ただし、「ひとえに」という副詞の形では、「一重に」と漢字表記するのは誤用とされています
「態と」
「態と」
呼び方は、「わざと」で、古語にも、“意識的に(何かをする)”という意味の副詞「態と」がありましたが、「わざとやったな」というような悪いイメージの使い方が多い現代とは違って、かつては「故意に」的な意味合いはなかったようです
これに関連して、「態々(わざわざ)」という言葉もありますが、古語の「態々し(わざわざし)」が語源で、“しなくてよいことをする様」を表し、「わざとらしい」という意味になります。
この項は<CLAYSEE.><ファンタジーなかんじ>などを参照させていただきました。(まさ)
<今日の夕食>
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湯豆腐/手羽中唐揚げ/フグ皮湯引き/卵焼き
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手羽中唐揚げ 久しぶりに油物が欲しくなって・・・
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フグ皮湯引き
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