(今日は元居た会社の大阪地区の食事会があり、堺市まで出かけて、先程帰宅したところです。 こちらは独り住まいで、自由が利く身ですが、最近は周りが高齢者ばかりになり、コロナの間の遅れを取り戻すかのように、色々と会う機会が増えています)
先日、「うまい」「おいしい」について調べている時に、「うまい」や「おいしい」には色々な意味や使われ方があるものの、その反対語としては殆どが「まずい」だと判りました。
<goo辞書>に拠れば、「まずい」の説明としては,下記がありました。
1 (不味い)味が悪い。うまくない。⇔ うまい。
2 (「拙い」とも書く)下手だ。つたない。⇔ うまい。
3 醜い。みっともない。
4 ぐあいが悪い。不都合である。⇔ うまい。
即ち、食べ物の味だけでなく、「うまい」の色々な意味に対しても反対語としては「まずい」で対応できそうです。
しかし、「まずい」を漢字で書けば「不味い」で、この字だけを見れば「まずい」とは読めず、「ふみい」「ぶみい」と読まれても仕方ないでしょう。
従って、「不味い」は「美味しい」に対応すべく、後から出来てきた当て字で、「まずい」という言葉が先にあったように思えます。
<笑える「国語辞典」>に拠れば、
「うまい」は「甘い」と通じる言葉で『万葉集』にすでに見られる古語だが、「まずい」は18世紀ごろから文献に現れる新しい言葉で、もとは関東地方の方言らしい。そのため語源ははっきりせず、「貧し(まづし)」、「先づ憂し(まずうし)」など諸説ある。 ということでした。
「貧しい」のは、“不足している”からなので、“都合が悪い、拙い、醜い”とい
う意味にもなったようです。
う意味にもなったようです。
尚、御所市など奈良県南部や和歌山県でよく使われる方言に「もむない」があるようです。
これは、「もみない」の訛りで、<デジタル大辞泉>に拠れば、“うまくない。味が良くない。まずい。”という意味で、食べ物が”おいしくない”ときに言われる言葉のようです。(まさ)
<今日の朝食> パンを買うのを忘れていたので、珍しくお粥となりました
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お粥/玉子豆腐/干物/吸い物(ワカメ)/果物(メロン)
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お粥 賑やかに玉子/塩昆布/梅干し/ネギのトッピング
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干物 開きイワシ
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