老いの途中で・・・

人生という“旅”は自分でゴールを設定できない旅。
“老い”を身近に感じつつ、近況や色々な思いを記します。

言葉の語源など その(145)  ~塾寝(うまい)~

2025年01月27日 19時55分52秒 | 面白い言葉や語源など
 昨日、「うまい」に関して、漢字表現では「塾寝」もあることを書き込みましたが、浅学にして私は全く知りませんでしたし、「塾寝」が何で「うまい」なのか不思議だったので、少し調べてみました。

 <それってどういう意味?>に拠れば
「熟」は他に「じゅく・熟(う)れる・熟(に)る・熟(な)れる・つらつら・つくづく・熟こなす」と読みます。意味は、
*煮(に)える。(「半熟(はんじゅく)」など)
*うれる。十分に育つ。「(完熟(かんじゅく)」など)
*十分になれる。(「熟練(じゅくれん)」など)
*よくよく。つらつら。(「熟慮(じゅくりょ)」など)
となっています。“よくよく、十分に”といった意味も持っているのが分かりました。

 
また、<Preciousu.jp>に拠ると、
日本語には古来、「寝ること」を「い」と表現する傾向があります。寝相や寝起きが悪いことを表現する「寝汚い(いぎたない)」という言葉にも、その傾向が残っています。「熟寝(うまい)」とは、「ぐっすりとよく眠れたこと=うま寝」を意味する言葉です。「熟寝(うまい)」とは、いかにも良い睡眠がとれて満足した感じのする言葉ですね。

というようなことで、「塾寝」を「うまい」と読み、“ぐっすり眠る”という意味になり、「熟睡」と同義語であることが理解できました。


また、古くからある言葉らしく「塾寝合わせ酢」という寿司用酢の商品名もあるようです。(まさ)

<昨夜の食事>

麻婆豆腐/ブリ大根(残り物)/ホウレンソウ/メカブ/茶碗蒸し
麻婆豆腐 レンチンする市販のものを購入し、我流でミンチ/枝豆をミックスしました

ホウレンソウのお浸し