老いの途中で・・・

人生という“旅”は自分でゴールを設定できない旅。
“老い”を身近に感じつつ、近況や色々な思いを記します。

暖かい冬の日です   ~ウグイスとカンザクラ~ 

2016年12月22日 19時51分03秒 | 散歩中に見かけた風景
 ここのところ暖かい日が続いていますが、昨夜はは特に暖かかったようで、冬の間は結露に悩まされる部屋の窓にも全く結露がなく、おかげで朝の仕事が一つ減りました。

 この暖かさに誘われたのか、ベランダにこの冬初めてのウグイスが姿を見せてくれました。メジロと同じく籠の中に置いたミカンを食べるのですが、メジロがミカンの汁を“吸う”というような優雅な食べ方なのに対して、ウグイスは本当に“食べる”という感じです。
体の大きさもメジロと比べて一回り大きいだけに、なんかガサツイという感じですが、ベランダでウグイスが身近に見られることは大きな楽しみです。

 余談ながら、メジロとウグイスが鉢合わせした場合は、小さいメジロの方が強いようで、メジロが食べ終わるまでウグイスはおとなしく待っていることが多いです。

 また、今日は3ヶ月に一度の歯の点検日で、天六近くの病院で歯石を取ったり手入れをして貰いましたが、帰路に桜の宮公園で、カンザクラが咲いているのに気付きました。
白に近い小さな八重の花で、少し目立ちにくいですがもうすぐ春なのですね。(まさ)


ベランダのウグイス。 慌ててシャッターを押したので、少しボケています。

桜の宮公園でのカンザクラ

同上 アップ写真 空を背景にした写真などで少し見にくいかも…

コーリアン・タウンへ行ってきました 

2016年12月21日 20時45分27秒 | 旅行/色々な風景
 今日は、年末のわが家の恒例行事である、生野区の御幸通(通称:コーリアン・タウン)行きとなりました。
この地域には昔から朝鮮半島出身の方が多く住んでおり、朝鮮文化の香りが強く残る店が沢山残っています。暫く前の韓国ドラマのブーム時期頃からは多くの日本人も訪れるようになり、大阪の中のKOREAとして有名になりました。

 わが家からは、自転車でJR大阪環状線の桜の宮駅に出て、ここから桃谷駅まで行き、長い桃谷商店街を東に通り抜けて、通称疎開道路を北へ。暫く行くと右側に御幸森天神宮がありますので、その角を右折すると御幸通りで、約500m程がコーリアン・タウンと呼ばれる地域です。

 両側には、食料品店や衣類・雑貨店やレストランなどが立ち並び、地元の人だけでなく多くの観光客も訪れて活気に溢れています。中でも特徴があるのは食料品店で、キムチ材料/キムチ製品/畜肉店や韓国産物産を販売する店などが数多くあり、見て歩くだけでも大きな楽しみです。

 私が年末ごとにここに来るのは、今は大阪から離れて住んでいる気の置けない知人たちに、大阪の雰囲気を少しでも思い出して貰おうと、お送りするための大阪人が大好きなキムチや豚肉加工品の購入です。
結構重いものですので、この買物にはツレアイが愛用のキャリーバッグが必需品となります。

 ひと時買物に精を出した後は、これも恒例ですが商店街にあるレストランでの昼食。
ツレアイはビビンバ、私はビールとホルモン焼きで満腹になった所で、暫く北の方に歩き、鶴橋商店街に出て、細い道を冷やかしながら歩いてJR鶴橋駅から環状線で戻るというのが決まったルートです。(まさ)



御幸通商店街の入口にある御幸森天神宮。ここは戦争でも焼け残ったようです

商店街にある朝鮮風の門

このように洒落たレストランも増えました

いつも寄るキムチ屋。物凄い種類のキムチが並んでいます

この豚肉屋では蒸し豚と豚足が定番品ですが、三段腹ならぬ三段バラや五段バラなど他の店ではあまり見ない豚のバラ肉もあり、買うのを楽しみにしています

「もんじゅ」の廃炉問題は最終段階へ… 

2016年12月20日 20時33分47秒 | 原発関係
 12月19日開催された「もんじゅ関連協議会」で高速増殖原型炉「もんじゅ」の廃炉を決定し、近々開催予定の原子力関係閣僚会議で最終決定されることになったようです。

◆「もんじゅ」については以前にも触れましたが、22年という年月を掛けた事業でしたが、実際の稼働は250日しかなく、1兆円もの経費が掛ったとされています。更に今後の廃炉には約30年の年月と3,750億円も経費が必要とされています。(何度も繰り返しますが、廃炉に伴う放射性汚染廃棄物の処理方法/費用は未定です)
このような無駄なプロジェクトを推進してきた責任は誰が負うのでしょうか?

◆更に判らないのは、地元福井県知事の対応です。
本来なら、こんな危険なものがなくなってホッとするというのが率直な国民の気持だと思うのですが、
西川福井県知事は「もんじゅ」の廃炉については反対して見直しを強く求める旨の発言をされたようです。(19日「毎日新聞」)
福島で起こった万一の場合の住民の悲惨な被害を体験した後でも、原発関係の施設誘致はそれらのリスクを打ち消す程までに魅力があるのでしょうか?  (まさ)

福島原発事故除染作業に国費投入?

2016年12月19日 21時27分01秒 | 原発関係
 何回も触れていますように、福島原発の事故処理費用は膨らむ一方ですが、その負担方法についても色々と問題が浮き彫りになってきています。

 先日少し触れた帰還困難地域における「復興拠点」の除染費用に関しては、この前の政府見通しの21.5兆円には含まれていませんが、現時点で約300億円との見通しで、更にこれについては“東電に請求せずに国費で負担する”という方向のようです。近々に閣議決定の上で来年度の通常国会に除染費用300億円を福島復興再生措置法の改正案を出されるようです。(12月19日毎日新聞)

 そもそも、除染費用についてはH13年の閣議決定で原因者負担の原則で、東電に請求するはずのだったのでは???
何と、「H13年の時点でこの計画がなかったから…」というこじつけでの東電救済のようですが、ここには大きな疑問が生じます。

 即ち、“国費投入ということは、国としてこの福島原発の事故に対する責任を認める”ことになり、今までの“福島原発の事故はあくまで民間企業の責任”という国の態度に矛盾することになります。

 誰が見ても、原発推進は国策として行ってきた以上、すっきりと今までの推進策の誤りと福島原発事故に対する責任を認めると共に、今後の政策変更を明確にした上で、国の予算から捻出するという方が、よりすっきりとした形になるのではないでしょうか。

 勿論、東電に責任がないなどと言うつもりは毛頭なく、東電は例え国策としての原発を採用したとしても、推進・管理当事者として自己が管理する設備による被害には会社の存続を犠牲にしてでも対応する責任からは免れないでしょう。(まさ)

12月中旬の淀川河川敷

2016年12月18日 20時33分41秒 | 散歩中に見かけた風景
 今日は、定例のテニスの日で、淀川の河川敷にあるコートに出掛けました。
午前中は風もなく穏やかな日和で、動くと汗ばむような天候でしたが、午後からは冬のこのコート特有の北風が吹き始めました。丁度淀川を渡ってくるので冷たく感じると共に、テニスはは風の影響で非常にやりにくくなりますが、我々レベルではミスを風のせいに出来るので助かることもあります。

 今日の参加者は7名で、交代でプレイしますので、休憩時にはテニスコートの直ぐ横にある、水路に沿って歩いたりもします。

 今日の水路の様子は、水鳥が少なく、代わりに岸に生えたセンダンやナンキンハゼの実を目当てに色々な鳥が来ていました。ヒヨドリなどは数が少なかったですが、今日目立ったのカラスでした。
また、刈り取られた草はらではスズメの群れやハクセキレイがしきりに草の実などを啄ばんでいました。(まさ)


水路際のセンダンとナンキンハゼ。今は実が鈴なりで良く目立ちます

センダンの実

ナンキンハゼの大木のカラスの群れ

スズメの大群

刈り取られた草はらでのハクセキレイ