gatagata道を行く

おばさんのよもやまばなし 食べる・歩く・俳句 by sino

ディープ大阪吟行Ⅱ-2

2010-11-23 17:25:08 | Trip&Bike
新世界のはずれの横断歩道を渡ると動物園の正面
その脇の歩道橋からフラミンゴを覗き見し美術館前を横切ると
あらあら京都に来たのかしらと思う風情
あっという間に一心寺南門、境内は結構な混みよう
一心寺は納骨された遺骨で造立される「お骨佛の寺」
宗派を問わず年中無休とのこと
無宗派かと思ったが、紋から察するに「浄土宗」のお寺のようだ

お参りをしながら東へ抜けると、超現代的彫塑の仁王様に見送られて外へ

山茶花の小径から四天王寺へ
ちょうど縁日で、境内は露店がぎっしり
骨董や古着を扱う店が多い
引導の鐘から亀池、有料の庭園に入ると境内の雑踏が嘘のよう
うららかな日和を堪能しながらそれぞれ句を作る
陽だまりの縁台で句会
風がないので短冊が飛ぶこともないが、私は秋の蚊に好かれてしまった

句会のあとは店じまいに忙しそうな露店を冷やかしながら地下鉄駅へそぞろ歩き
どこかのお庭の花柊が甘~い匂いを漂わせている

地下鉄を南森町で降り、天神橋商店街へ
入り口に亀憲さんお薦めのコロッケ屋さんがあるはずだったが、移転したもよう
繁盛亭の前から天満宮にはいり、うそ替えの話などしていると
近所の女性が「中原先生ですね」と声をかけてきた
「いつもテレビで拝見しています」と 
主宰が歩くと絶対道行く人から声がかかる 今日はここまで掛からなかったことが不思議

川端康成の生家の碑がある「相生楼」を見物しながら夕食のレストランmiyabi亭へ
さすがこいやすさんご夫妻のイチオシだけあって、イタリアン風の料理がおいしい
コストパフォーマンスもバッチリ
話も弾んであっという間の2時間だった

食事の間に雨が降り出した
雨の中をもう1件、淀屋橋のバールのテラス 
最初は大きくテーブルを囲んでいたが、どんどん雨が強くなり
テントを張りだしてもらっても、ズルズル、ズルズル椅子をくっつけて・・
ディープな大阪の夜は更けた
来春第3弾があるらしい




コメント (2)
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