gatagata道を行く

おばさんのよもやまばなし 食べる・歩く・俳句 by sino

チェルキュウさん

2011-07-20 19:45:03 | イラク関連~待っていても平和は来ない
日曜日に「DAYS JAPAN」(フォトジャーナリズム月刊誌)の
写真展と記念講演会に出かけた
DAYS JAPANは2004年3月20日すなわちイラク戦争開戦1周年に創刊、
世界で何が起こっているのかを写真によって伝えている
毎年廃刊の危機を叫びながら、何とか続けている美しい雑誌である

記念講演は4つのプログラムが準備されていたが、私が参加したのは
「放射能による土壌汚染と海洋汚染」講師はチェルノブイリ救援中部の河田昌東氏

チェルノブイリ救援中部は仲間から「チェルキュウ」と呼ばれる国際NGOで
チェルノブイリの原発以降もう25年近く地道な活動を続けている

チェルキュウには福島原発事故後、急に学習会や講演依頼が増え
スタッフが対応に追われている
講師の河田さん始めスタッフも事故後の福島へ入り、研究・分析・ボランティアも
こなして大忙しらしい
で、講演の中身は、今のチェルノブイリを知り、この25年を振り返れば
福島がどうなるのか・・・・
とりわけ、土壌汚染については・・・推して量るべし

先日来、食肉から放射性セシウムが検出され、それは牛のえさに使った稲わらが汚染されていたからで、
調べていくともう取り返しのつかない多くの牛たちが体内被曝をしているであろうことが分かり、
また福島を萎えさせる事実を突きつけている

稲わらの放射能汚染が想定外って、ちょっと想像力を働かせればわかりそうなものなのに
昨晩原発事故担当の大臣があちこちのニュース番組に登場し、事故対応の「成果」を報告していたが
大臣の顔が鬼に見えた
コメント
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