gatagata道を行く

おばさんのよもやまばなし 食べる・歩く・俳句 by sino

共同保育所

2011-07-25 21:15:55 | それ以外
ずいぶん前(20年以上)の話で恐縮だが
長男の出産に際して、当時勤めていた会社との約束があり
できたばかりの制度「育児休暇」を1年取得してから社会復帰をすることにした

今でも当時でも保育園に乳児を預けるとは
「とても難しい」ことであるという認識がまったくなかった私は
保育園は希望すれば子どもを「すぐに」預かってくれるところだと思っていたのだ

行政や近所の保育園などあちらこちらへ相談した結果
次の4月(公立や認可保育園といわれる行政管轄の保育園への入園日)までの間
「共同保育所(共保)」に入所して待機をすることになった

共同保育所は父母が負担する保育料と、市からの若干の補助金で運営していた

長男が入所した共保はボロボロの民家をそのままつかっていて、
保育の質は高いと判断したが保育料も高い
そのうえ、父母も保育所の運営に携わらなければならず
職場復帰と慣れない子育てに保育所の会議やバザーなどの行事で、心身ともかなり堪えた
保育料に、時には荷物が多い送迎のタクシー代などに加え、
1年休んでいた間の社会保険料自己負担分が追い打ちをかけてくる
給料はもらってもこれらの経費でほとんど消えた
どうしても勤務しなければならない事情がなければ、とても共保は無理

それでも保育所仲間の親たちとの交流や保育士(専門家)のアドバイスで
親も子もずいぶん成長させてもらったと思っている

なぜか私を師匠と呼ぶrootsさんはそんな共保時代の父母仲間である
20年以上つかず離れず、いつも忘れたころ様々な局面でご一緒した
そんなrootsさんがブログを始めたので共有させていただくことに
俳句も詠まれるので、そのうち句会も
コメント (2)
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