gatagata道を行く

おばさんのよもやまばなし 食べる・歩く・俳句 by sino

石巻

2012-05-09 21:47:56 | Trip&Bike
4月24日 バスは北上川を渡り石巻市へ入った

いくら春の遅い東北でもこの辺りまで来れば桜が・・
と淡い期待を寄せて桜で有名な女川町の海岸線を通ってみる
ところどころ崖崩れで幅員が狭い
真新しい標識は「斎場→」、
国道への案内標識はまだない
さすがのベテランドライバーも苦戦
再度石巻市へ入り、市の中心部へ着いたときは到着予定時刻をかなりオーバーしていた

石巻では、焼き鳥屋の主人だけど今は「救援センター」の事務局長という
阿部さんに同乗いただき市内を巡る
石ノ森章太郎のキャラクターにカメラを向けながら日和山公園
救援御礼の横断幕がまぶしい

おっと 芭蕉奥の細道の句碑
なんとココの放射線量が一番高い!と紹介された


港へまわって、製紙工場のゴミの山、引込線、貨車庫の無残
積み重ねられた自動車
名所にもなっいる中央分離帯の大きな缶詰
津波が去った後火事で焼けた小学校

宮城県第2の都市にしてこの姿


補償金はいくらかでも受け取ったんですか?
 ええね、半壊は250万円、全壊は350万円
 それに(死亡)被害者1名につき800万円を受け取っています。
すかさず、伊勢湾台風も東海豪雨の時に家も会社も車もみんな水に浸かったけれど
補償なんてなかった。と名古屋からの参加者

 町には肢体の不自由な若者が増えましてね、多くは津波でケガをしたのです。
 命は助かったけれど・・それで就職もしにくくなってね・・
話には聞いていたけれど、平日の昼間に遊技店の駐車場がいっぱいってのも・・
阿部さんの話はつづく
 衣類、もうだれも持ってゆきません。
 米と常備野菜は支援金で購入してでも仮設住宅へ配ります。
 (塩害なんかもあり)宮城の米は品薄で購入しにくい。
 今ですか? 現金かオムツですかね。
 大人用もベビー用もサイズもさまざま欲しいです。
コメント (3)
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