gatagata道を行く

おばさんのよもやまばなし 食べる・歩く・俳句 by sino

年次総会終了

2012-05-15 23:04:38 | それ以外
マンションの年次総会が終わった
今年度は秋に大規模修繕実施があるから、
建設会社との打ち合わせとかいろいろありそう

やるからには、最大のコストパフォーマンスを狙いたいね
かけた費用以上の完成度を求める
それには建設会社と健全で円満な楽しい関係を作ることが一番

秋のことより、夏の前に
網戸の張替えと底滑車の取替えをしなくちゃ
これも希望者を募りマンション全体で一時に発注することで
個別発注よりコストダウン

だけど・・役員だれか替わってくれないかしら
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マリオットアソシアにて

2012-05-14 23:11:35 | たべもの
土曜日は句会だった
先月若狭吟行で定例会を通信句会にしたので久しぶり

「蛇衣」の句を散見、蛍狩や夏休みの句も出ていた

句会の後は娘と一年越しの約束を実行
「20歳になったらbarに連れて行く」
マリオットを利用したのだけれど、これがお値打ちで・・
先ずは1階のカジュアルレストランでイタリアンのライトディナー1800円
オードブル・サラダ・ピザかパスタ それぞれ数種類からチョイス
お味も見た目もいい
二人でシェアすれば結構楽しめるし、「ライト」で満腹にはならないので
あとのお酒にちょうどいい

バーはエントランスにシガーケースがあるもちろんホテルのメインバーのカウンター
娘にはそれなりのカクテルをオーダーしたが
私は2杯1000円 太っ腹のキャンペーンメニュー
キャンペーンでも50余種から選ぶことができ、文句はない

レストランとバーで、1万円で充分おつりが来た
(ホテルの利用券ももっていたしね)
信じられない! これなら毎月でもいいわ
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瑞巌寺

2012-05-13 22:04:33 | Trip&Bike
さて、松島・瑞巌寺
日本が誇る観光名所のひとつ
ここにも津波は押し寄せ、参道をじわじわ
でも、門の前で波は止まった

瑞巌寺は300人の避難者・観光客を受け入れ、約一週間避難所となった
井戸とプロパンガスが無傷だったことで
その日から煮炊きができたそうだ

すごいと言うか流石というか
今回、このように被災を免れた歴史ある寺社を多く見かけ
先人たちの教えは生きている、もっと謙虚に目を向けるものがあると思った

瑞巌寺では脇の修行僧の洞や

別院「圓通寺」を見学

圓通寺は小堀遠州の素敵な庭があり

こころ落ち着く枯山水も


日暮れ近くまで海猫と戯れ
旅を終えた

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ぷらす奥の細道

2012-05-12 23:29:55 | Trip&Bike
東北旅行記も松島を残すばかりとなった
ここで奥の細道
今回ルートに縁のある句を、逆打ちではあるが復習しておこう

中尊寺金色堂

五月雨の降りのこしてや光堂  芭蕉

平泉
夏草や兵どもが夢の跡  芭蕉

卯の花に兼房みゆる白毛かな  曾良

石巻(石の巻)
松島から平泉に行こうとしたけど、道に迷って石の巻に出た
宿を借りるのも大変だったとされており
句はないが日和山に芭蕉と曾良の像がある


松島
松島や鶴に身をかれほとヽぎす  曾良

芭蕉は 
嶋ヾや千々にくだきて夏の海 
だけれど、この句は奥の細道に入っていない

宮城野
あやめ艸足に結ん草鞋の緒  芭蕉

では、石巻にて
障るものなくて海まで花吹雪  忍





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雫石から平泉へ

2012-05-11 22:24:56 | Trip&Bike
4月22日 1泊目は岩手県雫石、鶯宿温泉森の風
団体で利用するにはもったいない感じの素敵なホテルだった
露天風呂から小岩井農場を垣間見る
好天ならば秋田駒など270度のパノラマ

そして、宮沢賢治

階段の踊り場など、ちょっとしたところにさまざまなオブジェが置かれていた

夕朝、食事も申し分ない
またスキーでも来たいな

平泉は、お決まりの毛越寺

中尊寺

ボランティアガイドさんの案内が上手い!

カタクリの花と

ショウジョウバカマが満開で

高山に登ったわけでもないのに、これは嬉や


弁慶の墓をおまいりして

南部鉄器のお店を覗いたけれど・・高価過ぎて目の保養にもならず
伝統工芸の金色シールだけが目に焼け付いた
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ペルシャ絨毯と熊絨毯

2012-05-10 21:48:35 | Trip&Bike
ボンバルディア機で秋田空港に降り立ったのは4月22日
東北ツアー最初の訪問地は角館
寒いのなんのって、武家屋敷の枝垂桜も堤の桜並木もまだまだ

まあ、何はともあれ腹ごしらえ
ランチはマタギの親分の豪邸を移築した「百穂苑」
旅行社が手配したお店なのでたいした期待もせず
ま、こんなもん だけど高いな
屋敷と見事な額入りペルシャ絨毯の見学代だと思うか

ついでに熊の絨毯も こちらは額入りじゃなくて、囲炉裏端


角館の桜がだめだったので、ドライバーが気を遣って「水芭蕉見に行きましょうか?」
田沢湖へ抜ける道をちょっと変更すれば群生地に寄れるとのことでGO
着いたのは「刺巻湿原」

驚いたね、この群生 花のサイズもちょうどいい

岩魚 1尾400円

秋田名物 ババヘラアイス

バラの容に、手早い


その先は

乳頭温泉鶴の湯!!!

再びこられたことに感謝感謝
もちろん、乳白色の露天風呂に

 
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石巻

2012-05-09 21:47:56 | Trip&Bike
4月24日 バスは北上川を渡り石巻市へ入った

いくら春の遅い東北でもこの辺りまで来れば桜が・・
と淡い期待を寄せて桜で有名な女川町の海岸線を通ってみる
ところどころ崖崩れで幅員が狭い
真新しい標識は「斎場→」、
国道への案内標識はまだない
さすがのベテランドライバーも苦戦
再度石巻市へ入り、市の中心部へ着いたときは到着予定時刻をかなりオーバーしていた

石巻では、焼き鳥屋の主人だけど今は「救援センター」の事務局長という
阿部さんに同乗いただき市内を巡る
石ノ森章太郎のキャラクターにカメラを向けながら日和山公園
救援御礼の横断幕がまぶしい

おっと 芭蕉奥の細道の句碑
なんとココの放射線量が一番高い!と紹介された


港へまわって、製紙工場のゴミの山、引込線、貨車庫の無残
積み重ねられた自動車
名所にもなっいる中央分離帯の大きな缶詰
津波が去った後火事で焼けた小学校

宮城県第2の都市にしてこの姿


補償金はいくらかでも受け取ったんですか?
 ええね、半壊は250万円、全壊は350万円
 それに(死亡)被害者1名につき800万円を受け取っています。
すかさず、伊勢湾台風も東海豪雨の時に家も会社も車もみんな水に浸かったけれど
補償なんてなかった。と名古屋からの参加者

 町には肢体の不自由な若者が増えましてね、多くは津波でケガをしたのです。
 命は助かったけれど・・それで就職もしにくくなってね・・
話には聞いていたけれど、平日の昼間に遊技店の駐車場がいっぱいってのも・・
阿部さんの話はつづく
 衣類、もうだれも持ってゆきません。
 米と常備野菜は支援金で購入してでも仮設住宅へ配ります。
 (塩害なんかもあり)宮城の米は品薄で購入しにくい。
 今ですか? 現金かオムツですかね。
 大人用もベビー用もサイズもさまざま欲しいです。
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三浦さん

2012-05-08 23:01:21 | Trip&Bike
3日目は朝からよく晴れたので、予定より早く宿を出て、昨日通過した志津川戻る

津波の接近をアナウンスし続けた「遠藤さん」のエピソードは
教科書にも採用されるらしい
しかし、遠藤さんには「三浦さん」(当時51歳)という上司がいて
最後までマイクを握っていたのは、実は三浦さん
三浦さんは遠藤さんに避難を命じ、その後は三浦さんが避難を呼びかけ続けた

おふたりとも津波にさらわれたのだけど

遠藤さんの美談が余りに一人歩きするので
三浦さんの家族・関係者を思い遣る地元の人々が
三浦さんのエピソードを付け加えている

防災センターには多くの花が手向けられ
三浦さんの野球のユニフォームも飾られていた

すぐ脇には、ねじまがった配管

割れたCDや茶碗


私たちはここでも仮設商店街「南三陸志津川福興名店街」を訪ねてお買い物
復興グッズを扱う「わたや」の主人夫妻から被災当時の話や避難生活の話を聞いて
ついつい時間オーバー

商店街の横には

ガレキ


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大谷海岸駅

2012-05-07 22:29:43 | Trip&Bike
陸前高田を後にして、お宿、南三陸のホテル観洋をめざす
JR気仙沼線に沿って国道を南下
リアス式の入り江の多くは、まだ瓦礫や漂流物の撤去が終わっておらず
小さな港町にとっては取り残された1年だったのだろうか

海岸近くの
大谷海岸駅のプラットホーム

振り返ると

線路は寸断
防波堤は、行儀よく積まれた大きな黒い土嚢だった

ホテル観洋は半島の突先にある温泉ホテルで、震災直後から被災者や
ボランティアの受け入れを積極的に行っている

朝食会場ではそんなボランティアのグループを多く見かけた
早朝「またあさって来ます」とスタッフに声をかけ、さわやかに出発していく青年
そろいのツナギで出発準備をする仲間たち
あら 昨日入り江でガレキ撤去をしていたグループだわ
黄色のヘルメットがかたまって動いていた
きょうも作業に出かけるのね

いってらっしゃい!

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勇気

2012-05-06 22:17:26 | Trip&Bike
岩手県陸前高田市のシンボルとなった
「奇跡の一本松」
4月23日の岩手県は朝から雨が降ったり止んだり
それでも午前の平泉はほとんど傘を差さずにすんだ

3時のお約束に間に合うようにバスを進め
予定より少々早く陸前高田市役所仮庁舎に到着
仮庁舎は1年かけて順次建てられたプレハブ4階建が4棟と平屋が数棟

一番に目を引いたのは

「復幸応援センター」
『復幸』という文字が印象的

最近できたばかりの4号棟の会議室でお話を伺う

古くからあるものは井戸水もコミュニティも大切
また、火事の炎でさえ、そこに人の営みがある印と知った

できたばかりの会議室に案内されて、そこで働く方々には申し訳ない限りだが
シックハウス症候群の症状が出て苦しい

都市機能の何もかも、インフラも人も、すべてを失うとは
それはいかなることか
1年以上が経過したのちではあるが、やはり行ってよかった、見てよかった

お話のあとは
仮設商店街で復興グッズや書籍などのお買い物をして
雨に煙る奇跡の一本松を見に行った

何もない、ほんとに何もない地面からただ一本
この松ももう助からないのだというが
計り知れないエネルギーとやさしさと
なぜか勇気を感じたのは私だけではないと思う
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