「雨水の日に飾るといいというよ~」
運転免許証の更新が、1時間で終わったので母の家に寄った。
お天気がよかったので「留守かな?」とも思ったけど
在宅中は鍵をかけない母。スルスルと玄関戸が・・・いた(笑)
座敷の方から音がしたので、いってみると
四つん這いの母?
「ふぅふぅ」いいながら「お雛さん出していた。」という。
お雛様?
で、雨水
※
雨水、今年は2月19日
空から降るものが雪から雨に変わり、氷が溶けて水になる、という意味。
草木が芽生える頃で、昔から、農耕の準備を始める目安とされてきました。
春一番が吹くのもこの頃です。
雛人形の飾り付けをしましょう。
この日に飾ると良縁に恵まれるといわれています。
※
まあ~良縁を望む?お年頃の子はいませんけど(笑)
母が出したという~お雛様は、写真の段飾りではなく
これ
お雛様の掛軸
「お天気いいし、大安だから飾ったちゃよ。」
飾るのも片付けるのも、お天気とお日柄?気にする母です。
2階の私の部屋にもお雛様飾ったというのでみると
色紙のお雛様。
これだけで、ふぅふぅと息があがっている。
御年86歳
段飾りは、今年もお蔵入りですね。
「お天気いいしMさんチ≪母の一番の友人≫、
行ってこんまいけ≪行こう≫」
電話電話~♪
「あ、私です。何してる?今から来るからね。」
富山弁は、行くと来るが反対
大根漬け大根漬け~♪あっわさび昆布~♪あとは~♪
そそくさと、手土産用意する母
勝手知ったる他人の家(笑)
ご主人様と2人暮らしのMさん宅は、いつも綺麗です。
この日はご主人様は、ディケアそれも承知の母。
母が来ると聞いたMさんは、オーブントースターの前で
セッセと、寒餅≪かんもち又は、氷餅ともいう≫を焼いていた。
お返しの手土産?(笑)
母たち世代の物々交換~♪
いいといっても、絶対に!手ぶらで帰すこと?しません。
お正月が過ぎ毎年今頃?寒餅ついて薄切りに切り、干します~♪
≪ネット画像です。≫
母も、父が健在の頃は作っていましたが、今ではMさんからいただく専門
焼いているのは、去年作った分
保存食でもあり、お菓子です。
そして、色がついているのはお砂糖が入った甘い寒餅≪かきもち≫。
富山は、豆より昆布が人気
焼いてから、このまま保存していても、意外に湿気らない。
小さかった息子が好きだったので
母からの宅急便に、このMさん手作りの寒餅がよく入っていました。
実は、まだある...内緒...
お砂糖入りは、すぐに焦げるので昆布入り多目で
母たちの、噛み合っているようでいない?
不思議な会話をききながらのひととき
ぽかぽか陽だまりの時間でございました。
Thankyou
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