高岡にある国宝・瑞龍寺に行ってきました。→こちら
瑞龍寺は、富山県で唯一、国宝に指定されている曹洞宗の寺院です。
伽藍は、鎌倉時代広く我が国にもたらされた中国の寺院建築を模して建立されたもので、
総門・山門・仏殿・法堂を一直線に配列し、
左右に禅堂と大庫裏を置き、
加えて四周を回廊で結ぶなど、厳粛且つ整然たる伽藍構成です。
国宝・山門、左右に金剛力士像
昔々に来たことがあるのですけど、
その頃はこの山門に上ることができました。
京都南禅寺の三門、石川五右衛門の『絶景かな絶景かな』よろしく(笑)
金剛力士像裏の、急な階段から上った覚えがあるのですが
今は上ってはいけないようです。
瑞龍寺伽藍配置図にもあるように、山門から法堂までの回廊を
右周りに行くと、最初に浴室の神様・守護神
跋陀婆羅菩薩≪ばったばらぼさつ≫
仏殿を眺めながら~次は大庫裏≪くり=台所≫
こちらには韋駄尊天≪いだそんてん≫
韋駄天≪韋駄尊天≫といえば足が速いというイメージしかなかったので
なぜ庫裏に?と思ってしまいましたが・・・
禅宗寺院ではよく庫裏や厨房に祀られ、
盗難除け・火難除け・身体健全(特に足腰)・
仏教守護・伽藍守護・厨房守護の功徳があるそうです。
そして仏殿
釈迦≪しゃか≫・文殊≪もんじゅ≫・普賢≪ふげん≫の三尊
※
釈迦を中心として、左右に脇侍(きょうじ)の二菩薩(ぼさつ)を配した仏像配置の形式。
脇侍には文殊・普賢の二菩薩が多いが、薬王・薬上の二菩薩、禅宗の迦葉・阿難などがある。
※
そして法殿
その隣に有名なおトイレの神様(笑)
瑞龍寺最古とされる仏像という
木造烏蒭沙魔明王(うすさまみょうおう)立像
明王が左足を高く上げ、
不浄な振る舞いのあった猪頭の亥子神を縛り上げ、戒めている姿が特徴です。
ご不浄=トイレ=不浄を払う神様です。
コロナも払ってくださいと、心からお願いしてきました。
法殿から回廊を左に来ると、石廟へとつづく小路
ここで雨足が強くなり、休憩
雨音と、蝉の声が絶妙です。
※
南西回廊の奥(外側)に、
前田利長、前田利家、織田信長、同室正覚院、織田信忠を祀る5つの石廟が並ぶ。
≪県指定文化財≫
≪ネットより≫
※
≪重要文化財≫
坐禅修行をする建物ですが、食事、睡眠もとれる生活空間
拝観料・大人500円
御朱印@300円
コロナ禍になって初めていただいた御朱印!
特に烏瑟沙摩明王(うすさまみょうおう)さま
このお札を目より高い位置、
できれば東向きか南向きでトイレに貼りトイレをきれいにすると、
不浄がはらわれ、病気平癒、安産成就、子孫繁栄、家門繁栄するとされています。
真言 オンクロダノウオンジャクソワカ
Thankyou
★
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少しずつ修理され整備されていく様子をみました、
平成6年に富山を離れましたが、平成9年に国宝になりました。
連れて行ってくださった方が
社会教育科の文化係の職員で
若かった私が
「富山みるところがない!
どうぞお隣金沢へ」と観光客に言うといったら
「何をいうか?!」と
いろいろなところに連れて行かれましたぁ〜(笑)
仏像が何体も並んでいたなあ〜という
遠い記憶で
南禅寺の三門の「絶景かな絶景かな」は
できませんでした(笑)