Neko★です。

★★AB型・みずがめ座★
 ★身内には内緒の家Neko★日記です★★

ぶらり~角館・武家屋敷~☆

2012-05-11 | 国内旅行~☆

400年の歴史を語る武家屋敷角館観光協会



角館に現存する6軒の武家屋敷の中で一番格式が高いという石黒家

母屋は築200年経っているそうですが、現在も子孫が住み続け、

家屋の維持をされているそうです。


座敷には石黒家代々の「五月人形」が飾られていました。家紋が「抱き茗荷」って、あ同じ

一部、お蔵が展示室として公開。刀や鐔、小柄などの武具、義父が喜びそうなものから



「解体新書の挿絵パネル」や江戸時代末期の貴重な資料もみるこことができました。

 
≪未公開のお蔵前で・・・S子ママ≫



お隣の県指定史跡の青柳家

3,000坪の敷地内には、日本に1本しかないという~青柳八重桜をはじめ600種の花木で

四季の彩りを楽しめる庭園

当時の武士の生活を偲ばせる「武家道具館」

アンティークコレクションと喫茶店がある「ハイカラ館」

小田野直武の作品が展示してある「青柳庵ミュージアム」

秋田の暮らしぶりを紹介する「秋田郷土館」があり、すべて観覧可能です。



入口で「ご自由にお持ちください」と配られていたパンフレット



気持ちカビ臭い(笑)お蔵のにおい?



六十二間小星兜(62けんこぼしかぶと)

これは「武田流兜」と呼ばれ、戦国時代の大将クラスが身につけた兜とか。

武田流とは、あの武田信玄公のことで、なぜこのような兜が青柳家に残っているのか?



青柳家は、不肖(ふしょう)という~今でいうところの平社員だったそうです。

身分制度が厳しかった当時では、どんなに頑張っても平社員のまま・・・

そんな青柳家が、異例の出世を遂げたのが七代目の映正(てるまさ)さん。

一介の兵器役から、80人もの武士たちの指揮監督をする「組頭及び足軽差引兼任」へ。

平社員から、部長代理か課長クラスへの大出世

映正が優秀だったのは~もちろんですが、妻の存在が大きかったようです。

妻は、藩の重役につながる矢野一族の娘でした。財閥ですね~殿様に送った献金は

今にして一千万とか・・・その結果、青柳家は上級武士の仲間入りを果たしたようです。

名家・矢野家を後ろ盾にしたことで、映正の出世があったのですね。


≪婚礼衣装≫

ここに飾られていた婚礼衣装は、大正二年(1913)7月、

十六歳の花嫁・青柳トミさんのの豪華な内掛け・・・写真では、その美しさが伝わらないかな?


  

この内掛けをはじめ、着物丈が・・・他の軍服や洋服も、全て小さく感じられました。

当時の日本人の、体格がそうだったのでしょうね~

青柳トミは、十三代耐二(たいじ)の妻であり、昭和の青柳家を守った最後の当主だそうです。

耐二亡きあと青柳家をひとりで守り続け、昭和三十九年、薬医門が秋田県文化財の指定を受けると

青柳家の未来の為に、屋敷を公開。昭和六十年(1985)、トミ永眠、享年九十一歳。

平成元年(1989)、トミの意志を継いで「角館歴史村・青柳家」が開村したそうです。

あら・・・名古屋の甥が生まれた年だわ~



ハイカラ館の二階に、初版の「解体新書」が展示されていました。

「解体新書」は、杉田玄白らが翻訳した西洋の解剖書。。。



この本の挿絵にあたる解剖附図を描いたのは、小田野直武(おだの なおたけ)という武士



青柳家と小田野家は、婚姻関係にあり、家もご近所。。。無名ながら画才に恵まれた直武は、

秋田に来ていた平賀源内に師事し、江戸詰めの際に杉田玄白を紹介されます。

そして原書ではレンプラントが描いた挿絵を「解体新書」では、直武が描くことになったそうです。

日本の医学界の歴史に足跡を残した小田野直武。

青柳家にある「解体新書」は、直武の遺品と伝えられているそうです。



東北の地で、平賀源内とか、杉田玄白とか、歴史上の有名な人物の名前を見るとは・・・

ハイカラ館には、その他コレクターここにありき!といわんばかりのアンティークコレクションが



蓄音器って、最初は筒状のレコード?を再生していたのですね。。。



蓄音器の数・・・半端ないです(笑)



≪エジソン・スタンダードB型≫



なんとも懐かしいビクターのワンちゃん~



一面にカメラ・・・贅の限りを尽くしたみたいです。

バイク(写真はなし)も、インディアン・ライトツィン・・・幕末、明治、大正と日本が西洋文化に開眼し

自国の文化として成長させていった時代。。。



大名時計や映写機ですか??



400年の歴史と、全30000点のコレクション一挙公開~♪

まあ~素晴らしい

※この2軒が有料の武家屋敷。あとは無料で公開中です。

ThankYou

★お・ま・け★


着せましたあとは、包装ですね~どうしましょう?





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10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ねこちゃん)
2012-05-11 03:00:47
こんにちは。

角館って由緒ある所なんですね。
ハイカラ館で壁にかけてある時計中々良いです。
解体新書。。初来のもの。。凄いグロテスク。この頃から,それ以前より、体内には何が治まってるか。。未知のものだったでやっと切開して,まさか生きたママしてないですね?
息子さんは既に解剖してるんですね?どんな気持ちでやるのだろう?
吐き気は催さないのかな?
返信する
こんにちは (はちきんイジー)
2012-05-11 04:12:05
綺麗に出来ましたね  ビーズドレス

細かくて びっくり


家をこれだけ長く保つってすごいですよね

家族だけでなく 家まで、、、

返信する
兜って・・ (MAGI)
2012-05-11 08:22:03
Neko★ちゃん

兜ってなんだか、怖いですよねえ・・・・
怨霊が残っているような・・そんな気が・・


ビーズドレスましたねえ

綺麗に仕上がったじゃないですか
返信する
Unknown (ちびか~ちゃん)
2012-05-11 11:45:46
ビーズのドレス、、めちゃくちゃ可愛い~~~
ほんとに素敵です

蓄音機とか古いカメラとか懐かしい~
といっても蓄音機はみたことないけど
返信する
Unknown (mu-mamu)
2012-05-11 12:50:30
最後のビーズドレスに目が奪われました。

ふんわりしたシルエット、裾の方の切り替え
どうしたら出来るのでしょう??

素敵です。

角館って由緒あるところなんですね。
お散歩してみたいです♪
返信する
コメントありがとうございます~♪ (Neko★~ねこちゃんへ)
2012-05-12 09:39:00
私達夫婦は、生粋の東北人ではないので
知らないことばかりでございます。。。
18年も住んでいて、東北3大祭りも観ていません(笑)
こちらに居る間に、せめて世界遺産は行きたいと思っています。

≪白神山地≫と≪中尊寺≫

このふたつは~近い内にきっと

解剖私は小学校時代の、≪貝の解剖≫でじばらく貝が・・・
≪鮒の解剖≫で、頭付の魚が食べれなくなりました。。。
4人一組での実習のようですよ~
流石に初日は、かなり疲れたようです。
返信する
コメントありがとうございます~♪ (Neko★~はちきんイジーさんへ)
2012-05-12 09:49:53
私は、上半身とスカート部分を一度離して
くっつけ直しただけです

アメリカでは普通のことでしょうけど
最近の日本家屋で、200年300年はないですね~

秋田杉って、有名です。
そういえば一度大きな横領で有名になったことがあります。
えっと、14億?
チリ人女性アニータ・アルバラードに貢いで・・・
悪女ですよね~
返信する
コメントありがとうございます~♪ (Neko★~MAGIさんへ)
2012-05-12 09:53:49
鎧兜・・・兜より、鎧が人型なだけにそう~思います
昔、義父が応接間に飾っていましたぁ~
ピアノの前に(笑)
ピアノを弾くのにとっても邪魔でした

着せながらって・・・なかなか大変でした~
返信する
コメントありがとうございます~♪ (Neko★~ちびか~ちゃんへ)
2012-05-12 09:55:44
ありがとう~
あとは包装して、送りますかね。。。

蓄音器もドーナツ盤だと思っていました。
最初、10年ほどは、筒状だったみたい
返信する
コメントありがとうございます~♪ (Neko★~mu-mamuさんへ)
2012-05-12 10:01:25
mu-mamuさんだったら簡単でしょう~(笑)

息子は、パーツごとに作っていたので
切り離しが楽でした。
私だったら、テグスが短くなるまで続けてしまう?けど・・・
スカートもそのまま?何の手直しなして
トップとつなぐだけでOK~♪

あの...ブレスレット切れてしまって
折角、作り方教えてもらったのだから自分で直そうか~どうしょうか....
迷っているところです。。。
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