まんまるログ

融通性か?和・洋・中・無国籍・ジャンクとなんでも食べる胃袋と脳みそ。

ドクター/病院ショッピング…青い鳥症候群

2013年11月10日 | 日記
我があばら家の二軒隣の、K寺は古くからのお付き合い。

浄土真宗の行事、報恩講が終わり、ひとまずは落ち着いた今日。

坊守のS子さんとお茶を飲みながら、あれや、これや、談話。
気の置けない間柄。
有難い関係である。
お互い、共通の知人、友人が多いため、前置きがいらない。
楽に話ができるし、深く話ができる。スキャンダルにはならない。
知人も友人も思慮、分別、情義を持ち合わせている。長ぁ~いお付き合いですもの。
という訳で…

今日の話題は青い鳥症候群。ドクターショッピング
若年性の更年期障害。子供等の未来の事‥等。

ドクターショッピング : 病院ショッピング。

ひとりの医者/ひとつの病院の治療方法に満足できずに、受診する医者/病院を次々と変える事。
精神的・身体的な問題に対して、医療機関を次々と、あるいは同時に受診すること。
患者が十分な医療を受け、最良の成果を得たにもかかわらず、より良い成果を求め、次々と医療機関を変える。
患者に疾患の性質を理解する能力がなく、インフォームド・コンセントや検査・治療が十分に行われないまま、医療機関を変える。
患者が薬物依存状態にあり、限度上限の薬物を入手すると、違う医療機関を受診する。
診察・検査では、診断を下すことが難しい疾患のため、さまざまな診療科を受診する。
診断結果が芳しくなく、患者自身にとって都合の良い診断を下す医師が現れるまで新たな医療機関を受診する。

傲慢で感じの悪いお医者さんも中には、いるだろう。
腕は良くとも、人間が悪いという事もあるにはある。そんな場合を除いて…

次から次へ医療機関を変える。別名「青い鳥症候群」ともいわれているそうで、現代病らしい。
青い鳥を探すというのなら、以前から明治、大正、昭和の時代にもあった。
自分自身の現状に幻滅して、他の何かにすがりたい。都合の良い魔法の杖を探すという事…。
但し、脳みその何処かで、そんな都合のいいことはないよ。…最後は自分の問題です。
そう考えられる余裕もあった。
友人がいない。家族にも言えない。人間関係がつくれない。だから…医療機関を頼るしかない。
☆印ふたつは誠に不幸だと言える。
「ちょっと待ってよ、私」「不毛な事繰り返してるわ、私」その一息…余裕が感じられない

認められない病<やまい>…本人には症状がある。痛みもある。身体が落ち着かない。
しかし、病名がはっきりとしない。解らない。原因が特定できない。
あせる。しんどい。誰も解ってくれない。
これは心療内科もしくは精神科の領域ではないか。
そう言われると、更に落ち込みが酷くなる。

20代後半~30代女性でも更年期<不定愁訴>らしき状態が起きている。
ホルモンバランスの異変又は異常らしい。
この事とも無縁ではない。
感情が不安定で、生理学上の機能がストップしたりもする。
ジャンクフード、インスタント食品の多い食生活。家族関係の破綻。
未来について話をしよう‥とはいいがたい社会。エレクトロニクスの発達。
理由等‥いくらでも挙げられる。

脳が紡ぎだす感情は個、個人…摩訶不思議と割り切る事が出来れば人間関係は楽になる。
簡単なことほどできないのも…人間の弱さではある。
「病気になりたい自分」から離れられない。
その状況が自分の砦になる前に、差し伸べられる手を摑まえてほしい。
自分は強度に病院に依存しているときずく事。立ち直ろうと決める事。
差し伸べられている手は無数にある。
 

 
あれや、これやの会話の合い間、お茶、珈琲、お菓子などを食べている。

更年期の症状は10人十色だが、女性の通る道程であるし、宿命でもある。
そう受け止めて乗り切ってきた。多少の迷惑もかけている。許してね。
そんな小母さん達の時代は、過ぎにし良き時代だったのねぇ。

いえ、いえ、若い世代の知恵袋に成る為にまずはあと一花。
我らの時代の花を咲かせましょ。

百合・菊の花をお土産に頂いて帰る私でありました。











コメント (2)
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