久し振りにと長電話。
16日…二男の誕生日、カードを送ってもらったお礼も言いながら。
美味しいケーキも頂いた。
今朝も珈琲と一緒に残ったケーキ…美味です。クリームもスポンジも。
島倉千代子さん訃報の話から…泣き節について。
日本人は演歌が大好きだから、島倉さんのCD再版…売れるだろうね。
藤圭子さんが亡くなった時もCD売れすぎて、再版間に会わず大変だったらしい。
「歌は世につれ世は歌につれ…」
歌は、その時代の、傾向や世情の影響を受けるし、 又、その時代の、世情も歌の影響を受けやすい。
「歌」という意味は、和歌、能や狂言、歌舞伎などに用いられる歌。
それから、 現代の流行歌としての歌謡曲やポップスなどの歌。
様々にとらえられるが「歌は世に連れる」という事はあると思う。
歌謡といったら、平安時代の「今様」
今風、現代風と言う意味であるが流行したのは宮廷。
「遊びをせんとや生まれけむぅぅぅ」いや、いや典雅です。
後白河法皇、祇園女御。平家の時代。
「一番好きなのは閑吟集だよ」
私、古典、漢文には強い。
「なにしようぞ くすんで 一期は夢よ ただ狂え」は有名。
「降る雪 白うは言はじ 消え消ゆるとも」これも覚えている。
「我が恋は 水に燃えたつ蛍々 物言はで笑止の蛍」
室町時代に話が飛んだ。
閑吟集は(世捨て人)によってまとめられた歌謡集であるそうで…。
庶民の歌謡。恋の歌も多い。
日本史の中で一番おもしろい時代。
歴史の中に顔が見え、個性を持った民衆…農民、庶民が登場した時代。
「降る雪 白うは言はじ 消え消ゆるとも」
私の思いは水に降る雪のような物。水の上に落ちた途端に溶けて消えていく。
白くは言わない(明白には言わない)。たとえこの身が雪のようにはかなく消えてしまっても。
思う人に自分の思いを伝えたい。
伝えたところで、水に降る雪のように消えてしまう。報われない恋。
である私。貴族の若君。身分が違いすぎる相手。
だから、明日には忘れてしまおう。
そんな風にも思える…勝手に私が思っているだけで、全然別の意味なのかもしれないが。
哀切感もあり、無常観もあり…潔さも感じる。
演歌も泣き節も私には縁がないと思っている。
只、「閑吟集の世界」は心の奥に存在する。
その事だけは遺伝子で感じる。
16日…二男の誕生日、カードを送ってもらったお礼も言いながら。
美味しいケーキも頂いた。
今朝も珈琲と一緒に残ったケーキ…美味です。クリームもスポンジも。
島倉千代子さん訃報の話から…泣き節について。
日本人は演歌が大好きだから、島倉さんのCD再版…売れるだろうね。
藤圭子さんが亡くなった時もCD売れすぎて、再版間に会わず大変だったらしい。
「歌は世につれ世は歌につれ…」
歌は、その時代の、傾向や世情の影響を受けるし、 又、その時代の、世情も歌の影響を受けやすい。
「歌」という意味は、和歌、能や狂言、歌舞伎などに用いられる歌。
それから、 現代の流行歌としての歌謡曲やポップスなどの歌。
様々にとらえられるが「歌は世に連れる」という事はあると思う。
歌謡といったら、平安時代の「今様」
今風、現代風と言う意味であるが流行したのは宮廷。
「遊びをせんとや生まれけむぅぅぅ」いや、いや典雅です。
後白河法皇、祇園女御。平家の時代。
「一番好きなのは閑吟集だよ」
私、古典、漢文には強い。
「なにしようぞ くすんで 一期は夢よ ただ狂え」は有名。
「降る雪 白うは言はじ 消え消ゆるとも」これも覚えている。
「我が恋は 水に燃えたつ蛍々 物言はで笑止の蛍」
室町時代に話が飛んだ。
閑吟集は(世捨て人)によってまとめられた歌謡集であるそうで…。
庶民の歌謡。恋の歌も多い。
日本史の中で一番おもしろい時代。
歴史の中に顔が見え、個性を持った民衆…農民、庶民が登場した時代。
「降る雪 白うは言はじ 消え消ゆるとも」
私の思いは水に降る雪のような物。水の上に落ちた途端に溶けて消えていく。
白くは言わない(明白には言わない)。たとえこの身が雪のようにはかなく消えてしまっても。
思う人に自分の思いを伝えたい。
伝えたところで、水に降る雪のように消えてしまう。報われない恋。
である私。貴族の若君。身分が違いすぎる相手。
だから、明日には忘れてしまおう。
そんな風にも思える…勝手に私が思っているだけで、全然別の意味なのかもしれないが。
哀切感もあり、無常観もあり…潔さも感じる。
演歌も泣き節も私には縁がないと思っている。
只、「閑吟集の世界」は心の奥に存在する。
その事だけは遺伝子で感じる。