今日は天候が荒れ模様。
外に出て行ったシャンクスが、雷鳴と共に大慌てで、家に入ってきた。
慌てようが可笑しい。表情も可笑しい。走り用が可笑しい。
人間らしいのである。本人(本犬)は自分がどんなに慌てているのか、どんな表情なのかなんぞお構いなし。
其処の所が尚、可笑しい。(笑)をかみ殺す。
人間もパニック状態になると同じ感じだろう…と思う。
しゃんくすほどの愛嬌が醸し出せるかどうか。
そこは、技量です。
私の顔を窺いながら、自分の居場所を確保。
雹、霰、みぞれの一日である。
♪悪しき月の昇るのが見える 行く手には災いが見える 地震が、落雷が見える
見えるぞ、今や悪しき時代なのだ
♪出るなよ、一晩中 きっと何かが汝の命を奪い取るから 悪しき月が昇っている
♪嵐の吹きすさぶ音が聞こえる 最後の審判の時が間もなく訪れるのだ
恐ろしい、河川は溢れている 荒々しき崩壊を告げる声が聞こえる
館を出るなよ、一晩中 きっと汝の命を奪い取られるから 悪しき月が昇っている
「バッド・ムーン・ライジング」は、CCR。クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル。
ボーカルのJ・フォガティが好きだった。過去形ではなく今も…好きである。
今日一日、CCRのこの曲が何度も頭を去来する。天候悪しき一日。
悪しき月と霙の日中は違うという向きもあるやも。
私(わたくし)の感覚だから、どうしようもない。
「北陸って、これから、こんな感じが多いよ。冬場はねぇ。シャンクス」
「部屋の中でじっとおろう…ねぇ」
「独語」は病気だが、シャンクスがいると、何かと言葉をかける事ができて…助かっている。
雷が鳴るたびに、後をついてくる。
台所にも…お風呂にも、トイレにも。
雷がたてつづけで散歩はあきらめている…音楽を聴いているのか、いないのか、眠る事にしたようだ。
外は嵐。屋根がある。灯りがある。
薪の炎もチロり。チロり。
こういうの…幸せっていうよね。シャンクス。
独り言。
助かるよ。
ワンコのお蔭で。
イナビカリがする。
今日はこの辺で。