まんまるログ

融通性か?和・洋・中・無国籍・ジャンクとなんでも食べる胃袋と脳みそ。

6 匹の子供

2014年06月13日 | 日記
燕は3回ほど…子供を産む。
産卵期は4 ~7月にかけて。
一回の腹卵数は3 ~ 7個。
主にメスが抱卵する。
メスが死亡した場合、オスが抱卵する事もあるらしい。
卵を抱いているのは2週間~3週間。
卵が孵ると巣の中で餌をもらう。
育雛日数は1ヶ月余り。
1回目の繁殖の巣立ち率は概ね50%程度といわれている。

1回目繁殖に成功したつがい…あるいは失敗したつがいか…やり直しの繁殖をしているのかも。
又は別のつがいがその後2回、3回目の繁殖をしていると思われる。

去年は5匹産んでは孵し…又5匹産んでは孵して3度の繁殖をした。
我が家では、毎年1回4~5匹の繁殖を繰り返している。
5匹の中の一羽はかならず弱い。巣から落っこちたり、餌を十分に貰えなかったり……する。
強いヒナが餌をたくさん食べているのが解る。

今年は1回目…6匹の子供が生まれた。

 強いヒナは、ど真ん中にいる。

身を乗り出して餌をもらう姿は悪ガキそのもの。

隅っこでやっとこさ顔を出している〝チッコイ〟ヒナが可愛い顔をしている…と思うのは人情だろうか。

頑張れ。がんばれ。悪っぽいヒナもがんばれ。

糞の掃除をしながら、声をかける。
もちろん、燕のヒナたちには、何のことやらさっぱり。

燕の子供は飛び立つときの尾羽でオス、メスの区別が出来る。
<巣の中で顔を出していても判別できない>

自然界で、生態的条件や環境などによりよく適合するものは生存を続ける。
そうでない劣勢のものは自然に滅びていくことが〝自然淘汰〟とされるのなら…

淘汰の現実を日常で見ている…という事になる。


燕の子供達を見ていると、色んな感情が泡のように湧いたり、消えたりするのはその所為なのか。

餌を運ぶ親鳥たちを見ても…又。

夕方、燕の巣を見上げる。

5匹しか見えない。

1羽が糞の箱の中に落とされている。いや、ころげ落ちたのかも。

親鳥が助けに来た。

ほっっと胸をなでおろす。のら猫に取られる前で良かった。

頑張れ。

頑張れ。

がんばれ。































































コメント (2)
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