春先から薪を集めていた。
「えっ 合歓さん大丈夫かなぁ」
「天変地異の前触れ違うか」
常態とは違いすぎる為…言いたい放題いわれても、せっせ、せっせと積み上げる。 納屋の前。
去年までは冬の手前に(直前といった方が良い)…ブルドウーザーの様に大慌てで薪を集めるのが習性の合歓さん。
今年は違った。
しかして、梅雨がずるずると長引き…夏は雨、雨、大雨、雨で 今年は気候も違った。
その薪だが。
いよいよ出番、本番を迎えたものの…合歓さんの髪の毛の様に残り少ない。
「なんで減ったんやろ」自分が燃やしていて記憶までもが燃えている。
例年の如く薪集めで忙し。気持ちは大忙しらしい。
製材所に予約を入れる。
丸太を割る。
やはり、キリギリスの本性は簡単には払しょくできない。
10月も早半ば過ぎている。
家の前に薪が山積みされていると豊かな感じがする。
煙で燻されて部屋の障子紙が燻製色。
天井近くの時計も焦げ茶色。
時計は拭いても拭いても茶色にしかならない。
だけど朝と夕刻…ちろちろと…炎の色は暖かい。
暖をとりながら、お茶をいっぷく。
キリギリスの冬支度はこれからも続く。
「えっ 合歓さん大丈夫かなぁ」
「天変地異の前触れ違うか」
常態とは違いすぎる為…言いたい放題いわれても、せっせ、せっせと積み上げる。 納屋の前。
去年までは冬の手前に(直前といった方が良い)…ブルドウーザーの様に大慌てで薪を集めるのが習性の合歓さん。
今年は違った。
しかして、梅雨がずるずると長引き…夏は雨、雨、大雨、雨で 今年は気候も違った。
その薪だが。
いよいよ出番、本番を迎えたものの…合歓さんの髪の毛の様に残り少ない。
「なんで減ったんやろ」自分が燃やしていて記憶までもが燃えている。
例年の如く薪集めで忙し。気持ちは大忙しらしい。
製材所に予約を入れる。
丸太を割る。
やはり、キリギリスの本性は簡単には払しょくできない。
10月も早半ば過ぎている。
家の前に薪が山積みされていると豊かな感じがする。
煙で燻されて部屋の障子紙が燻製色。
天井近くの時計も焦げ茶色。
時計は拭いても拭いても茶色にしかならない。
だけど朝と夕刻…ちろちろと…炎の色は暖かい。
暖をとりながら、お茶をいっぷく。
キリギリスの冬支度はこれからも続く。