素振りブログ。

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アマゾンズシーズン1を全話見た。

2018年02月20日 19時21分09秒 | 日記
仮面ライダーアマゾンズシーズン1を最後まで見ました。

これはちょっと先が気になりますな。
シーズン2の東映チャンネルでの放送はあるのかしら。

最初、人間を守るために人を襲うアマゾンを倒すことを正しいと思っていた主人公ハルカが、アマゾンとの闘いの中で

本当にアマゾンは根こそぎ倒さなければいけないのか?

と疑問を持つようになり、最後は「覚醒して食人衝動を抑えられなくなったアマゾン以外は守る!」と言い出す。

これね、アマゾンも生きてるから守るべきだ。ボクが正しい!と言ってアマゾンなら見境なく駆除をしているアマゾン駆除班を悪として倒そうとする、だったら不快極まりないのよ。
そのくせアマゾンの世界に居場所を求めず、人間の世界に居場所を持ち続けようとするとか。
ボクが正しいんだから皆ボクに従うべきだ!みたいな。

そんなのただの自分酔いでただの裏切者じゃん。

でも、違うんだよな。
アマゾンを守ることを決めたところで、人間の世界と決別して、まだ覚醒してないアマゾンたちと一緒にド田舎に引っ込んで、ひっそりと生活を送ろうとするとか。
「人間を食べてもいいだなんて正気!?絶対間違ってる!」とヒロインに言われたときも「人間の言葉ならそれでいいんだ!でも僕たちはアマゾンだ!」というような言葉を返したり。
特に最後のヒロインとの会話。正しいことは一つじゃないから、正しいことが対立した時。多くの場合は一緒には居られない。破壊的結末を迎える前に、離れるべきだ、みたいな。
そんなものを感じましたの。

最後の最後、偶然人肉を食べてしまったせいで食人衝動に目覚めてしまったモグラアマゾンのマモル(彼もハルカと一緒にド田舎に引っ込んでいた)が、かつての仲間たちに「戻ってこいよ」と言われても。
無言で背を向けて立ち去るシーン。

もうダメなんだよ。決定的に違ってしまったから、もう一緒には居られないんだ。
好きだったけど、ダメなんだ。みたいな。

そんな思いが背中で語られてましたね。