素振りブログ。

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いいライダーだったよ。

2018年08月27日 18時47分07秒 | 日記
仮面ライダービルドが最終回を迎えましたな。
脚本の仕事が丁寧で、手堅い作りの仮面ライダーでした。

序盤に主人公が言ったことを、相棒が口にするってのはベタだけど、熱いですよね。
(アバレンジャーでアバレッドが2話で言った「いや、踏ん張るな」を今度はアバレブルーが言うとか)

長い戦いの中で絆を深め、最高のバディになったんだ、ってのが一発で伝わってくる演出。
やっぱ基本大事だわ。

ブラジルの野生児ブランカみたいなシナリオも嫌いじゃ無いけど、リュウケンみたいな基本を守ったシナリオはより好きですわ。
積み上げたものは決して裏切らない。実に確実な仕事。

結末も良かったですね。
自己犠牲の中の一点の救い。

エボルトを倒し世界を救ったけど、新しい世界では誰も自分を覚えておらず、居場所も無い。
皆の幸せのために、自分は世界から放り出された。
そんな状態だったけど。

元の世界の万丈も自分同様こっちの世界に放り出されていて。
全ての仲間を失ってしまったけど、最高の相棒だけは失わずに済んだ。

ちょっと涙腺緩むよなぁ。
見返りを求めたら、それは正義とはいわねえぞ。
戦兎、昔そうは言ったけど、あのままじゃあんまりだものな。

世界を救ったのにひとりぼっちになってしまうなんて。
そう「主人公に救いが無さ過ぎる」と思っていたところにあの結末。

ホンマベタだわ。
だけど、そこがいい。

最後にもう一回言うけど、仕事が丁寧で手堅いライダーだったと思いますわ。