サウラーさんの話。

サウラーさんって、最初から最終的に寝返る設定だったのかな？

フレプリ再放送の、黒板ナキワメーケに「世界中のお母さんを消滅させる」作戦の話を見ててふと思った。

このサウラーさん、フレプリの敵方組織ラビリンス３幹部の外道担当の人で。
出撃するたびに精神をズタズタに責めてくるような外道な作戦を取る人なんですが。
（子供たちに深い絶望を味わわせるために、世界中のお母さんを消滅させるような）

３幹部の一人、イースさんがプリキュアに転生して仲間から抜けた後。
イースさんの穴を埋める形で威圧系熟女幹部ノーザさんが参戦した後くらいから徐々に態度が一変。
ノーザさんの外道さに疑問を感じているみたいな態度を取るように。

なんかね、仲間を駒扱いしているノーザさんに反発心を感じているような描写が入るようになったんですよ。

で。

最終回付近でプリキュアがラビリンスの本拠地に攻め込んで来た時。
間抜けで憎めなくて、視聴者に愛された幹部・ウエスターさんと一緒に、捨て駒としてプリキュア迎撃の任を与えられ、特攻させられるんですが。
一回そこでプリキュアを討ち果たせず（討ち果たせなかったというか、ラビリンスの総統メビウスに見捨てられ、自分の行動に意味を見出せなくなって、プリキュアを討ち果たすどころか逆に助けたような気もする）死んだかと思われたんですが。
最終回でラスボスメビウスとの対決を前に、ウエスターさんと一緒に電撃復活。
プリキュアを助けて、メビウス討伐を成すんですけど。

最初登場したときは「こんだけ外道な作戦を躊躇なく取る人なんだから、最後はプリキュアに完膚なきまでにやられるんだろう」と思っていたから。
この結末は当時意外だったんですよね。

でもさぁ。

よくよく考えると、サウラーさん、失敗した仲間を「何やってんだか」と笑ってはいたけど、仲間を駒にするようなことはしなかったし。
愛され幹部のウエスターさんとは、普通の関係築いてたよな。

この辺から考えると、サウラーさんが生き残るのも既定路線だったんですかねぇ？
ウエスターさんが愛され幹部だから、サウラーさんも生き残ったっていい。
だって、ウエスターさんの仲間なんだから。

……なんか、他人とまともな関係を築くことの重要性を感じちゃいますなー。

銃の話。

昔はね「銃を持った相手に対抗するために銃を持つ」って理屈を「まぁ、正しいかな」と思っていたんですけど。

某所でこんなことを言われて、ガラっと考え方変わりましたわ。

「アクション映画みたいな銃撃戦なんて現実ではほぼ起こらない。リアルにありえるのは寝てるところをハチの巣にされるか、馬鹿笑いしているところを後ろから頭を撃ち抜かれるパターンだ」

……確かにそうだよな。
誰が正面から銃撃戦挑みに来るよ。銃を抜く場合は相手からの反撃はまず受けないような状況を選ぶわな。
よほどの馬鹿でなけりゃ。

貴志センセの小説「悪の教典」で、主人公のサイコパス教師・蓮実が

「銃というものは先制攻撃があまりに有利な武器だ。自衛のために持つという理屈は破綻している」

みたいなことを言ってたけど、正しいと思いますわ。
死体になっても撃ち返せるって言うなら自衛で銃持てばいいよ。

銃が身近に無い日本人でも理屈だけでこれが分かるんだから

そういう実情知ってるはずのアメリカ人が分からないはず無いと思うんですが。

……闇、深いんだろうなぁ。
どこの世界でもあるものなんだろうけど。

自分の利益を守るためなら人が何人死んでも構わない。

そんなことを思えてしまう勢力。
恐ろしくなりますよねぇ。

ドメカノ読んで思ったこと。

大事な人に心配かけたくないからといって黙ってたら。
とんでもないことになって心配以上の負担をかけてしまうのは結局その大事な人なんだけどね。

ヒナ姉の見合いの相手がストーカー化して、しつこく付きまとって来てますけどさ。

読んでて、ホントそう思うわ。
早いところ家族に相談しろ、って。

１対１では勝ち目なくとも、１対２、１対３、１対多なら分からんわけで。
というか、１対多でも勝てるような奴、そうそう居ないでしょ。普通に考えて。

だから無条件に自分の言い分を信じてくれる人に相談して、対策練った方がいいわ。

もどかしい。
自分も精神負担でとても辛い時期があったから「アンタドツボに向かって突き進んでるぞ」と言いたくてたまらない。

このままヒナ姉はメンタルブレイクに突っ込んでしまうのか。
ほんともどかしい。

まぁ、メンタルブレイクは無いと思うけど、かなり追い詰められるところまでは行くよね。
回避できる目が目の前にあるのにさ。

ゲームで例えたら、ＨＰとＭＰ枯渇しかけていて大ピンチ。けどエリクサーある。それなのに「もったいないから」って理由で使わないで。
結局全滅してそれまでのプレイをパーにするような。

重大さは全然違うけど、構図的には一緒。
決断は早くした方が良いんだよね。

キュアベリーの思い出。

先週からサンテレビでフレッシュプリキュアの再放送がはじまりまして。
（毎朝月～金）
かなり好きなプリキュアだったから、録画予約してまた見てるんですが。

キュアベリー、影が薄くて不遇だったなあ。
何かそればかり思い出す。

姪っ子が当時好きな推しプリキュアだったので、彼女の本編での影の薄さに当時心を痛めていたのですが。

どうも、番組開始当初の彼女の基本設定「男子にモテる」ってところで番組を見てた親御さんから苦情が来たらしい。
真偽のほどは定かでは無いですが、そんな情報を拾った。

プリキュアでは禁忌とされた、水着シーンだけでなく、シャワーシーンまであったせいで、そこも叩かれたとか。
真偽のほどは定かでは無いですが。

仮に本当だったとして、そのせいなのかなぁ？
キャラが活躍する要素を悉く否定されたせいで、とても動かしづらいキャラクターになってしまった。
だから結果的に影が薄くなった。

番組開始当初、彼女に恋する男子生徒がここ一番のド根性を見せて、それに関して「いいとこあるじゃない」と褒めるシーンあったけど。

その生徒、それっきりだったもんな。
叩かれたせいで動かしづらくなり、出番が減ってしまった説、結構説得力あると思うんですけど。

ただ。

主人公のラブと幼馴染のあまずっぺー要素は最後まで続いたような記憶あるから。
男女交際要素が全部ダメだった、ってわけじゃ無いと思うんですが。

何が違うんだろう？
「モテる女子」ってのがアカンのかな？

何がアカンのか私には分からんのですが。

僕の名前は少年Ａ１７話感想。

センコーの遺族がクズなのは間違いないことなんですけどさ。
脅しに屈して不幸をクラスにまき散らす主人公に腹立った；

なんというかね。
バケツの底に穴開いているのに、穴を塞ごうともせず、その場しのぎで蛇口全開にして水を入れ続けているような。
そんな浅はかさを感じましたわ。
（しかもその水道代持つのは自分じゃなく別の誰か）

俺は被害者だ、って思ってるのかもしれんけど。
主人公。

クラスメイトにとっては加害者以外の何者でもないから。
やってることは通り魔と変わりないぞー？

大昔にジャンプで連載してた漫画「アウターゾーン」で。
誰かに殺されて死んでしまった恋人を蘇生させるために人間の生き血が必要になり。
恋人の蘇生段階が進むにつれてより大量の生き血が必要になって来て、このままじゃ自分の命が危ないと思い。
（それまでは自分の血を与えて蘇生を進めてきていた）
生き血を確保するために、通りすがりの誰かを殺そうかと考えた男の話がありましたが。

その男、最終的に「いくら恋人に生き返ってもらいたいからといっても、誰かを殺すのは間違ってる。俺が死んでもいいから、俺の血で蘇生させよう」と、その考えを引っ込めましたからの。

愛しい彼女を守るためなら、他の人間がいくら傷ついても構わない。

主人公の決断した行動はそういうことですよね。
これがさ、「ああそうだよ。だからどうした？」と開き直れるならまだあんまり腹立たないんだけど。

「俺は被害者だ。こうするしか無いんだ。俺の気持ちを理解しろ」

みたいな。
言い逃れを全身から感じるんですよねぇ。

そこがどうしようもなく不快。
安請け合い的に「俺が何とかする」を連発するのもイラって来るし。
どうやって？ヤクザと同じメンタリティの相手に、どうやってレイプ画像拡散止めさせんのよ？
出来もしないことを約束し、その場しのぎの対応で、よりたくさんの不幸をまき散らす。
腹立つわぁ；