素振りブログ。

一般でスピーチできる話の素振りのはずなのに、無理な話がほとんどのブログ。

ジョジョ見て口伝に思いを馳せる

2019年05月25日 06時55分55秒 | 日記
うん。ちょっと記憶の中の話と違いましたね。
大筋は一緒だったけど。
チョコラータ先生、ジョルノにただ騙されたわけじゃ無いのか。
ジョルノの提案を逆手にとって、騙し討ちをしようとしてたのか。
(そしてそれを棚にあげて最期ジョルノを非難)

視聴後確認とって、どうも記憶違いがあったことに気づいた次第。

原作を読んで20年くらいの時間で、記憶に変質が生じた様子。
これだから文字に残さない記憶は正確さに欠けるわけですが。

それでも大筋はまず変わらないとは思うけど。

細部は変化しても「最後チョコラータが倒される」「やられざまは最高に無様だった」「妙な断末魔の叫びをあげて落下していった」
おそらくこの三つはまず変わりようが無いよね。
(逆に、ここが変化したら「アンタ5部読んでないでしょ」と疑われるレベル)

お話ってのは重要ポイントとそうでないポイントがあって、重要なところは強く記憶に残るから。
そうでないところはフラフラ変わっても、重要なところは変わりにくい。

大昔、口伝で言い伝えを伝えてきた時代に思いを馳せてしまいましたよ。
(大げさな)

来週金曜封切り(ゴジラ)

2019年05月24日 19時32分18秒 | 日記
来週金曜日にハリウッドゴジラの新作が封切りですの。
前作のハリウッドゴジラはかなり面白かったので観に行くつもりー。

前作、ゴジラ=日本的な意味合いでの『神』って描き方をしてて。
そこが好印象だったので。

前作の話のスジは、核を餌にする怪獣が2体出現し、アメリカに上陸して暴れまわるのですが、それを追うように海から出現したゴジラが怪獣たちに戦いを挑み、これを倒す。

主人公はそのゴジラの戦いを目の当たりにするんですが、そこで肌で感じるわけですわ。
ゴジラは別に人間を守りに出現したのでは無いことと、ゴジラなりに何か信念のようなものを持って、ここに現れたのだということ。
怪獣を2体とも抹殺し、ゴジラが海に帰っていくところで話が終わるんですが、そこで人間たちが「ゴジラは神か破壊者か!?」ってワーワー騒いでいるのね。
で、思うわけです。何でも自分中心で、自分たちに役立つなら「味方」不利益があったら「敵」愚かしいなぁ、現代人。
この結末の視聴後感が最高で。

最近日本人も忘れがちだけど、日本的な意味合いの神様って、世界の管理が仕事で、人間を守るの特に仕事じゃ無いのよね。
お情けで加護を与えてくれるだけに過ぎない。
神様にとって人間なんて虫と一緒なのだから、自分たちが地球上で一番偉いなんて考えるな。そういうメッセージをアメリカの映画で感じたのがとても良かった。

新作もそういう日本的なエッセンスを感じる作品だといいな。

ペルソナQ2クリア(およそ6か月かかり)

2019年05月22日 19時08分18秒 | 日記
ペルソナQ2、やっとクリアした~。(難易度ハード)
ラストバトル、最後に定番のイベントが入るあたり、これはペルソナなんだという実感があって面白かったです。

最初、FOEを倒して得られる素材を売っても新しい装備が追加されない!
これはただの換金アイテムか!

と、文句を言ってましたが前言撤回。
ラストダンジョンに入ってやっと意味が分かりましたわ。

最強装備の素材だったんすな。

こまめにダンジョンを攻略するたび、攻略後のダンジョンに居たFOEを徹底して全撃破することを心掛けていたおかげで、ラストダンジョンのFOEを撃破したときにすぐにそれに気づきましたわ。

強い強い。
男キャラの最強防具は全状態異常無効化の特殊能力。
女キャラの最強防具は全封じ攻撃無効化の特殊能力。

これを着た上で、男キャラの一人に状態異常治療スキル・パトラを持たせて、女キャラの一人に封じ治療スキル・クロズディを持たせれば。

状態異常攻撃、封じ攻撃が全く怖くなくなる。

おかげさんで、ラストバトルほぼ緊張感無かったですな。
レベルを89まで上げて、コウテイを作ってから挑んだのもあったけど。
ラスボスの攻撃、HPさえ保っておけば即死はほぼしないので、全滅する要素が無かったというか。

結構イベントが挟まるせいで、時間はわりとかかる戦闘だったので、まぁ、ありがたかったですが。
(返り討ちに遭った場合、またもう一度それを見なきゃならなくなるし)

ラストダンジョンに到達する頃には、もう出会ったばかりのFOEも余裕で撃破できる状態だったんですが。
そこに至るまで、かなり重宝したスキルは。

混乱の追加効果のある攻撃と、連鎖攻撃。

混乱が入ると相手はまともに攻撃できなくなるので、アクションを起こされると厄介な相手には是非入れておきたいところ。(FOEで、ディアラハンを使ってくる奴みたいな)
オススメは混乱の魔法陣ですかな。(一回発動させると、3ターンほど毎回自動で混乱攻撃が敵全体に飛ぶので)

連鎖攻撃は、当てるときのダメージはそれほど大したこと無いんですが、一回当てるとそのターン、こちらの攻撃が命中するたびに追加ダメージが入るから。
これがかなりデカイ。継続は力なり。

ベルベットルームの住人達と戦うとき、かなり重宝しましたよ。
ウチの一軍メンバーでは、番長とハム子が使えたので、二人に分担させて全種の連鎖攻撃を持たせましたわ。
ただ、連鎖攻撃は単体攻撃なので、連鎖を発生させる全体攻撃スキルが欠かせませんね。

昨日の続き。(仮面ライダーカブト)

2019年05月21日 18時45分50秒 | 日記
主人公の天道総司に反感が集まったの、別に「弱い人を切り捨てる」「身を挺して他人を守ることを否定する」だけじゃ無いと思うんですよね。

自己顕示欲で戦ってんのかこいつは。

そう思われた。これに尽きる。
同じように自己顕示欲で戦ってそうな平成仮面ライダーのキャラと言えば、カブトの後続番組の「仮面ライダー電王」のモモタロスですけど。
彼が戦う理由は「かっこよく暴れたい」暴れる理由に特に信念は無い。守りたいものも特にない。
自己顕示欲。
だけど、彼は基本的に馬鹿なのと、根は悪い奴では無い、主人公の良太郎と確かな友情を結んでいる、という部分で許されていたのではないかと。

だけど天道総司はそうじゃないんだよなぁ。

一応、人間としては高い能力を持ちながら自助努力を怠らない、尊敬できる部分あるんですけど。
如何せん、普段の態度が;

基本的に超偉そう。
クールを気取ってかっこつけ。

その上、自己犠牲の精神を徹底的に否定する。

戦い方も何か自己陶酔してんのかという風に見える戦い方。

で、周りの連中はそんな彼に反感を持つどころか「ワームを倒してくれてありがとう」と逆に感謝する有様。

昨日も言いましたけど、自己犠牲の精神を否定するのは「自分が死んでしまえばワームを殲滅する戦士が居なくなる」という、覚悟から来るもので。
それに関して言い訳しないから何も言わないだけ。

偉そうに他人を見下すような態度を頻繁に取るのは、自分がワームに敗れて死ぬことになったとき、誰も自分のことで悲しまないように、わざと憎まれようとした。
そんな思いから。(7話くらいで明らかになるんですが)

ここのところの構図、別に変では無いと思うんですけどね。
だったら、もう少し周りの連中に天道をくそみそに批判させるような展開にすれば良かったのに。
で、周りが天道を叩く中、加賀美一人だけに天道の本心を気づかせるような展開にすれば。

それは物語の発想としては並で、アカンかったんだろうか?

カブトの思い出

2019年05月20日 18時58分59秒 | 日記
来週のジオウはカブト編ですか。
色々感慨深いですな。

仮面ライダーカブトは、私が途中で視聴を切った2つめの仮面ライダーで。

何故視聴を切ったかというと、気分悪かったから。
前作の仮面ライダー響鬼も、路線変更でDQNキャラが投入されて話の雰囲気がガラっと変わり、そのせいで途中で視聴を切ったので、連続で視聴を切ったことで当時はだいぶイライラしてたものです。
従来のヒーローを嘲笑うような内容だったんですよね。最初。
で、不愉快でたまらないので、5話くらいで視聴を切った。

で、後からニコニコで配信されだしたので、気分も落ち着いてきたから見るだけ見るかと見たのですが。

全部見たところの感想としては、そこまで変でも無かった。

仮面ライダーカブトという物語を簡単にザックリ説明すると。

巨悪に家族を奪われた二人の男が、悲劇を繰り返すまいと巨悪と戦う道を選び。
一人は巨悪を殲滅することを心に誓い。
もう一人は、巨悪から人を守ることを誓った。
目指すところは同じでも、歩む道が違う二人の男は、衝突しながらも互いに絆を育み、最後には共に巨悪を打ち倒す。

こんな感じの物語なんですよ。
主人公の仮面ライダーカブト・天道総司は家族を全員怪人勢力・ワームに殺されてて。
人間を体のいい道具としか考えていないワームを根絶やしにすることを第一に考えている。
なので、最優先事項が「弱い人を守る」じゃない。
自分が死んでしまえば、ワームを殲滅する人間が居なくなるので、大局から見て見捨てた方が良い場合は弱い人を見捨てる。

反対にもう一人の主人公・加賀美新は、彼も弟をワームに殺されているのですが。
彼は救える命は全て救おうとする、普通なら主人公になるべき男なんですけど。
そんな彼を、天道は「戦士には向かないな」と切って捨てて、序盤扱い酷くてね。
それで「ああ、この番組はこれまでのヒーローを馬鹿にしてんだな」と、メッチャ不愉快になったんですわ。
加賀美が馬鹿にされ、天道が称賛されるような話運びがずっと続いたので。

従来のヒーロー像を持つ男が報われず、それを見下すような態度をとる男が持ち上げられる。
この構図、視聴者が拒否反応を起こして離れることを考えてなかったのかと。
終盤に天道の生い立ちが明らかになって、彼がそういう道を選んだ理由が分かるわけですけど、序盤はそんなん当然分からんもんな。
物語の構成が悪いとしか言いようが無い。
もうちょっと、加賀美を褒めて天道を叩くような話でいけば、ギリギリついていけた人も多かったのではないのかと。
当時、フツーのヒーローを愛していた人が大勢拒否反応を起こして、メチャメチャに叩きまくってましたからの。仮面ライダーカブト。

常識的な設計で話を作れば、常識的な話にしかなり得ず、傑作にはなり得ないとかプロの判断が働いたのかもしれませんけど。
奇抜であれば何でもいいってわけでもないような。