こうのとり上手くいった。
こうのとり、ISSに到着=星出さん「非常にきれい」
時事通信 7月28日(土)0時5分配信
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は27日午後、無人補給機「こうのとり」を国際宇宙ステーション(ISS)に接近させた。ISSに長期滞在中の星出彰彦さん(43)らが同9時20分すぎ、インド洋上空の高度約400キロでロボットアームを使ってこうのとりをつかんだ。同11時半すぎにドッキング作業はほぼ終わった。
筑波宇宙センターの管制室では、アームでつかまれたことが確認されると拍手が起き、内山崇フライトディレクター(36)らが関係者と握手して喜んだ。星出さんは地上との交信で「日本の技術と誇りの詰まったこうのとりが到着しました。宇宙ステーションの窓から見えるこうのとりは非常にきれいです」と日本語で話した。
こうのとりは3機目で、21日に鹿児島県・種子島宇宙センターからH2Bロケット3号機で打ち上げられて順調に飛行。日米の超小型衛星5個や無重力状態と骨量の関係を調べるメダカの飼育装置などが搭載されており、こうのとりの荷物を日本人飛行士が直接受け取るのは初めて。