幸せの深呼吸

幸せは自分の中にある。
幸せは自分が決める。

困った高齢者?実はお年寄りも困っている

2017-12-17 | 徒然なるままに

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171217-00010000-yomonline-life

 日本老年医学会雑誌に2012年に発表された研究によると、60歳代以上になると全ての音が同じように聞こえるのではなく、高い音は低い音より聞き取りにくくなるといいます。20歳代前半までしか聞こえないとされる高周波のモスキート音が話題になりましたが、これと同じように高齢になると聞き取りにくい音が存在すると考えられています。高い音なので、一般的に若い女性の言葉が聞き取りにくくなります。

 対処法としては低い声で、一語ずつ単語で区切りながら、正面から話すと、お年寄りが聞き取りやすくなります。

 難聴になってしまった方も、「もう仕方ない」とあきらめる必要はありません。耳に手を当てるだけでも聞き取りやすくなります。さらに訓練をすれば、聞き取りは8週間で改善するという報告もあります。

 補聴器も効果的です。高額ですが、医師が一定の基準を満たしていると判断すれば、利用者負担が原則1割で購入できる補助制度もあります。

◆昔の自慢話を何度もする老人

 高齢者に昔の話を、それも同じ内容の話を何度もされて困ったことはないでしょうか。「若い頃の話をするのは心地よい」と意図的にしているケースや、認知症が原因の場合もありますが、そればかりとはいえません。加齢による記憶力の変化に関係している可能性もあるのです。

 高齢になると記憶が衰えると言われますが、それも全てではありません。「メガネをどこに置いたか忘れた」のように短期の時間や場所などの記憶は残りにくいけれども、職人さんが培った技術や自転車の乗り方など、繰り返し刷り込まれた長期的な記憶は残りやすいものです。特に20歳頃の記憶が残りやすいというアメリカ・デューク大学の心理学者の研究報告(1998年)もあります。

 ここから考えられるのは、「昔話は覚えているが、その話をさっきしたばかりであることは忘れてしまう」といった可能性です。

 何度も繰り返される話は「自慢話」のように聞こえることがあります。イギリス・ハートフォードシャー大学の心理学者は、「過去の記憶は嫌なことは消え、良いことだけが残りやすいという特徴がある」と指摘しています。一方、最近の出来事(短期的な記憶)は「繰り返し、感情の動きや体の動きを伴うもの」が残りやすいようです。

 ですから、お年寄りたちに「同じ話を何度もしないで」と言うと、「同じ話をした」という記憶は残っていないにもかかわらず、感情の動きを伴う「怒られた」という記憶は残りやすくなります。その結果、お年寄りに「嫌な人」という印象だけを与えてしまうのです。

 認知症でも「記憶が抜ける」など似たような症状がありますが、認知症は脳の神経細胞の破壊などで記憶が抜け落ちるため、ヒントになるものを与えても思い出すことができません。

 これに対し、加齢による記憶の衰えはヒントがあれば思い出せます。ですから、高齢者には短期的な記憶に残りやすい「体の動き」や「感情を伴うこと」とセットにして話をしてもらえれば、それがヒントになり、何度も話したことを思い出してくれる可能性があります。

◆赤信号を平気で渡るのはなぜ?

 信号が赤に変わっているのに急ぐこともなく、ゆっくり歩き続ける高齢者がいます。周囲への配慮に欠けるなどの性格の問題もあるかもしれませんし、認知症が原因の場合もあるでしょうが、これも身体的な衰えが原因の可能性もあります。

 高齢者の中には転ばないようにと、なるべく足元を見ながら歩く人もいます。さらに、腰が曲がっている人、まぶたが加齢によって下がった人は見える範囲(視野)が狭くなり、結果としてわざわざ立ち止まって見上げないと信号を確認することができなくなります。歩くのが遅くなるのに加え、立ち止まれば時間がかかります。下を向いたままのため、赤信号に変わっていることにさえ気づかないケースも考えられます。

 若い人なら青信号で渡り始め、点滅して赤信号に変わりそうになったら走るということも可能ですが、それができない高齢者もいるのです。身近に注意が必要なお年寄りがいたら、渡り始める時を「赤信号から青に変わった時」にして時間的余裕を持つことをお勧め願いたいと思います。

◆高齢者に優しい社会を

 日本は超高齢化社会に入っています。若い人も、誰もが将来は高齢者になるのです。高齢者の行動にむやみにいらだつことなく、まずは加齢による影響ではないかと気遣ってみてはどうでしょうか。

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【生中継】金井さん搭乗のソユーズ打ち上げへ 午後3時40分にライブ番組

2017-12-17 | 宇宙

https://thepage.jp/detail/20171217-00000002-wordleaf

 宇宙飛行士の金井宣茂(かない・のりしげ)さんが搭乗するロシアのソユーズ宇宙船が17日午後4時21分(日本時間)に打ち上げられる。金井さんは初飛行で、国際宇宙ステーション(ISS)に約4か月間滞在する予定。ISSへのドッキングは19日午後5時43分(同)に予定されている。

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大投資家のジム・ロジャーズ氏が警告!「今のままだと日本経済は将来破綻」

2017-12-17 | 日本問題

もし私が10歳の日本人なら…世界的投資家の「驚愕の問いと答え」
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/53747

―だから、あなたがもし10歳の日本人ならば、カラシニコフを手に取る。

「いますぐに日本政府が手段を講じない限り、日本は将来的に『破産』することになります。それは計算すれば誰でも簡単にわかることです。私はなにもクレイジーなことを言っているわけではなく、事実を言っているのです。

借金は毎年膨張し、人口は毎年減少し続けているのだから、必ずそのツケが回ってきます。

もちろん、それは6ヵ月後とか20週間後に起きるわけではありません。短期的には、日本の株価はまだ上昇するでしょう。

しかし、20年後、30年後には、日本が大惨事に襲われている可能性は十分にあるということです。

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枝豆は茹でるな!栄養士が教える「その食べ方は間違っています」納豆はご飯にかけてはいけない…他

2017-12-17 | 食品の安全、料理

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/53651?utm_source=yahoonews&utm_medium=related&utm_campaign=link&utm_content=related

 

●納豆

 

「アツアツのご飯と納豆を一緒に食べるのは間違い。『ナットウキナーゼ』という酵素の働きが弱くなってしまうのです。

 

この酵素は、体内の別の酵素に働きかけ、血栓を分解しやすくする効果、つまり血液サラサラ効果がありますが、50℃以上で活性が鈍くなり、70℃でほぼ機能しなくなってしまいます。

 

せっかく、心筋梗塞や脳梗塞になりにくくする力があるのに、熱いご飯と一緒だと、効果が弱まってしまうのです」

 

ほかにも私たちは、
・朝に納豆を食べる
・冷蔵庫から出した納豆をすぐに食べる
といった食べ方をしがちだが、これも間違っている。

 

「納豆は夜に食べたほうが効果が高い。ナットウキナーゼは、食べてから4~8時間働きますが、とくに睡眠中に作用しやすいからです。

 

それから、『納豆菌』を効率的に摂取するためには、冷蔵庫から出してすぐ食べてはいけません。納豆菌は常温で増える性質がある。冷蔵庫から出して20分ほどしてから食べるのがコツです」(赤石氏)

 

納豆菌には、がん予防や血糖値を低くする作用もあるとされており、適切に食べれば、その効果は計り知れない。

 

「いまは炊飯器の保温機能が発達していますが、日本には、炊いたご飯を一度おひつに移してから茶碗によそうという文化があります。

 

こうすると、ご飯の温度が40~48℃くらいになり、とてもおいしく食べられるのはもちろん、納豆の酵素も死なせずに済む。素晴らしい知恵だと思います」(赤石氏)

 

●味噌汁

 

味噌には、脳卒中、認知症の発症を防ぐ効果や老化抑制機能がある。かつては塩分が高いために高血圧の原因とされがちだったが、最新の研究では、むしろ抗高血圧効果があることもわかってきた。厚生労働省の研究によれば、毎日3杯以上味噌汁を飲むと乳がん発生リスクは40%低減する。

 

しかし、その健康効果の源である乳酸菌や酵母も、間違った調理法をすると、効果が激減してしまうから注意が必要だ。

 

「味噌のなかの乳酸菌は、50℃以上で徐々に弱り、酵母も70℃を超えると全滅してしまいます。味噌汁は香りを飛ばさないよう、火を止めてから味噌を溶きますが、火を止めた『直後』ではまだ早い。火を止めてしばらくおいてから、味噌を溶くのがオススメです」(赤石氏)

 

さらに味噌汁は、味噌の種類によって食べる時間を変えたほうが、健康への寄与が大きくなる。

 

蒸した大豆を発酵させる赤味噌は、メラノイジンという代謝を活性化する物質が含まれているため、朝食に食べたほうがいい。

 

一方、煮た大豆を発酵させた白味噌は、興奮を抑えて穏やかな眠りを誘う効果がある「GABA」という神経伝達物質が含まれている。夜に白味噌の味噌汁を飲めば、スムーズな入眠が期待できる。

 

●枝豆

 

「枝豆は茹でると、ビタミンCが5割近く流れ出てしまいます。あまりよくない調理法ですね。オススメなのは『蒸し焼き』です。

 

蒸し焼きにした場合、ビタミンCの残存率は、茹でた場合に比べはるかに高い。ビタミンB群など水溶性のビタミンやミネラルもそのまま保持することができます。

 

しかも蒸し焼きは、茹でた場合より味が凝縮しておいしい。塩で軽く揉んで、ふたをしたフライパンで5分ほど弱火にかければいいだけ。時短にもなり、いいことずくめです」(前出・赤石氏)

●ヨーグルト

ヨーグルトは朝に食べることが多いが、すきっ腹の状態で摂取すると、効果が半減する。空腹時、大量に分泌されている胃酸が、ビフィズス菌や乳酸菌の働きを阻害してしまうのである。

最近、飲む人が増えている乳酸菌飲料も、空腹時に飲むと、効果が低くなってしまうのだ。

食べるときの「温度」も重要。管理栄養士で株式会社フードクリエイティブファクトリー取締役の五十嵐ゆかり氏が言う。

「ヨーグルトは冷蔵庫から出して冷たいまま食べると、カルシウムを効果的に摂れず『損』になります。

ヨーグルトのカルシウムは温めることで吸収がよくなるからです。ただし、温めすぎて乳酸菌を失ってはいけない。人肌くらいの温度で食べるとバランスが取れます」

大きめのヨーグルトのパックを買って少しずつ食べる人もいるが、これもNG。ビフィズス菌は空気に触れると死んでしまうからだ。小分けされたパックのヨーグルトを食べるのが正解だ。

●豆腐

動脈硬化や認知症など様々な病気の予防効果があるとされる豆腐。'99年には、米国食品医薬品局も、豆腐が血液中のコレステロールを低下させることを認めている。寒くなるこれからの季節は、湯豆腐を食べることも増えるかもしれないが……。

「豆腐には、疲労回復に効果のあるビタミンB1が含まれますが、水に溶けやすい。栄養が溶け出した汁を一緒に飲めればいいのですが、湯豆腐は汁を飲まない。豆腐を使うなら鍋のほうがオススメです」(五十嵐氏)

●ゴマ

「あまり知られていませんが、ゴマはそのまま食べると、まわりを覆っている皮が消化されず、そのまま体の外に排出されていってしまう。食べる場合は、すりゴマにすると、体内でセサミンなどを吸収しやすいのです」

では、すりゴマを店で買えばいいのか、というとそれも違う。管理栄養士で野菜ソムリエの中沢るみ氏も言う。

「すったゴマは酸化しやすく、そうすると効果が低下するからです。ちょっと面倒かもしれませんが、食べる直前にゴマをするのが一番いい」

ゴマは、ポリフェノールのセサミンやセサモリン、セサミノールなどを含んでいる。これらは、細胞を酸化させ老化を進める「活性酸素」を取り除くのに効果がある。健康で長生きしたいなら、直前のひと手間を惜しんではいけない。

●牛ヒレ肉

肉や魚では、間違った食べ方はあるのか。実は、赤身肉の「ウェルダン」はあまりよくない。

「牛ヒレ肉は、ビタミンB1が多く含まれていますが、焼きすぎるとタンパク質が変性して、消化吸収をしにくくなる。表面はしっかり焼いて、中は余熱で火を通す程度にとどめたほうが、ビタミンB1を効果的に摂れます」(前出・五十嵐氏)

●アジ

青魚は、DHAやEPAといった「オメガ3脂肪酸」と呼ばれる物質がふんだんに含まれており、健康効果が高いことで知られている。

人間が老化し、健康を失っていく要因として、内臓脂肪が多くなりすぎることがあるが、DHAやEPAは、血中を流れる「中性脂肪」やコレステロールを抑えることで肥満を防ぐうえ、動脈硬化の予防に効果がある。青魚は焼き魚にして食べる機会が多いが、その食べ方でいいのか。

「サンマ、アジ、イワシなどの青魚は、加熱調理よりも生で食べるほうが、健康効果が期待できる。というのも、加熱調理は、オメガ3脂肪酸が酸化して効果が落ちる原因となるからです。新鮮な青魚の場合は、ぜひ生で召し上がってください」

 

●カツオ

 

「カツオは、疲労回復効果を持つビタミンB1が豊富です。ただし、そのまま単品で食べるのではなく、タマネギやニンニクと一緒に食べたほうが、ビタミンB1が持続的に体のなかにとどまり、効果が高い。

 

カツオには、コエンザイムQ10(ユビキノン)も含まれています。この物質は、細胞内でのエネルギー生産を促進する力があるとともに、抗酸化力が強く、血管の酸化防止効果、つまり老化を抑える作用があります。

 

この物質は脂溶性で、油とともに摂取すると吸収が進む。カツオにオリーブオイルをかけ、カルパッチョにすれば、効果は非常に大きくなります」

 

●ゴボウ

 

そのひとつが、ゴボウです。多くの人がアクとりをするためにゴボウを水にさらしますが、そうすると、糖尿病や脂肪の蓄積を予防する『クロロゲン酸』という物質が水に溶け出してしまう。

 

皮を厚くこそげおとす人も多いですが、皮にはクロロゲン酸が大量に含まれている。ゴボウは泥をきれいに洗い落として、皮はそのまま、アク抜きをせずに食べるのがいい」

 

 

●サトイモ

 

「『手抜き調理』がいいのは、サトイモも同じです。サトイモの皮を剥いた後、ぬめりを洗い流すことを勧める料理本もありますが、実は、このぬめりに『ジガラクトシルジアシルグリセロール』という物質が含まれています。これには、腸内の老廃物を排出し余分なコレステロールの生成を抑える効果があります」

 

手を加えることが、必ずしもいい影響を与えるわけではないのだ。

 

●ジャガイモ

 

「ジャガイモには、風邪の予防や粘膜の維持に役立つビタミンCがたっぷり含まれていますが、皮を剥いて茹でると、水溶性のビタミンCは逃げていってしまう。皮を剥くのは、茹でた後にしたほうがいい。

 

また、茹でる際は『水から』がポイント。沸騰したお湯に入れると、表面のでんぷんが水を吸って膨らみ、細胞壁を壊して体にいい成分が流出しやすくなってしまうのです。『根菜は水から茹でよ』は、味だけでなく、栄養面からも意味があります」

 

●ショウガ

「皮を剥くのは間違い」という食品として、ほかにニンジンなどがあるが、何より「皮つき」のまま食べたほうがいいのはショウガである。

イシハラクリニック副院長の石原新菜医師が解説する。

「ショウガの皮は剥かないほうがいい。皮の下には、ジンゲロールという物質が含まれています。これは、加熱するとショウガオールに変わり、脂肪や糖の代謝を上げてくれ、糖尿病や高脂血症などに効果があります」

●ショウガ

 

「皮を剥くのは間違い」という食品として、ほかにニンジンなどがあるが、何より「皮つき」のまま食べたほうがいいのはショウガである。

 

イシハラクリニック副院長の石原新菜医師が解説する。

 

「ショウガの皮は剥かないほうがいい。皮の下には、ジンゲロールという物質が含まれています。これは、加熱するとショウガオールに変わり、脂肪や糖の代謝を上げてくれ、糖尿病や高脂血症などに効果があります」

 

炒め物などに使う場合は、「皮つき」のままのほうが体にいい。

●ニラ

皮と同様、本当は栄養が詰まっている部分を捨ててしまっているというケースも少なくない。

「ニラもそうした食品のひとつです。せっかく栄養のある根元を捨ててはいけません」と語るのは、前出の中沢氏だ。

「ニラの根元を、ビニールのテープごと切って捨ててしまう人がいますが、ここには『アリシン』という物質が含まれています。アリシンには、ビタミンB1を体内にとどまらせることによって疲労回復を促進したり、インスリンの分泌を促して血糖値の上昇を抑えたりする効果があります。

刻めば刻むほど細胞が潰れ、アリシンがたくさん出てきます。ニラの根元は捨てずに、細かく切ってください」

●ミカン

「ミカンの白い筋を取ってしまう人がいますが、これは体にいい部分を捨ててしまっているのと同じです」と前出の麻生氏が語る通り、ミカンの白い筋には「ビタミンP」という耳慣れない物質が含まれている。

麻生氏が続ける。

「ビタミンPは、ビタミンCが体のなかで働くのをサポートする働きがあります。最近ではコレステロール値を下げる効果も注目されています」

 

●シメジ

調理方法や食べ方だけではなく、「保存方法」も、ちょっとやり方を変えるだけで、「健康で長生き」を助けてくれる。前出の中沢氏が言う。

「シメジなどのきのこ類は、冷蔵庫に入れて保存するのが普通かもしれませんが、これはもったいない。

冷凍庫に入れ、凍らせて保存をすると、きのこの細胞壁が壊れ、うまみ成分『グアニル酸』などが増えます。グアニル酸は、血小板が凝集する作用を抑えたり、血中コレステロール値を下げる効果もあると言われている。

小房に分け、ジッパー付きの保存袋などで保存し、汁物や煮物、鍋料理にそのまま入れると、味もよく、グアニル酸をより多く摂れます」

 

 

 

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「食べる時間」を間違えると、たった1週間で肥満になります

2017-12-17 | 医療、健康

 http://gendai.ismedia.jp/articles/-/53263?page=2「食べる時間」を間違えると、たった1週間で肥満になります

朝にだけ食べさせたマウスの血中の中性脂肪が、夕方に食べさせた場合にくらべてはっきりと下がることがわかりました。肝臓中性脂肪やコレステロールを見ても、やはり朝に食べたマウスだけ下がってきます

DHAやEPAなどの体によいとされる「オメガ3系多価不飽和脂肪酸」は、朝に摂取したほうがより効率的に吸収されることも明らかとなり、このことが朝に摂取したほうが効果が出やすいことにつながっているとも大石さんは説明してくれました。

また逆に、夜に摂ったほうがよい栄養素もあるそうです。

「たとえば、塩分は排出効率のよい夜に摂ったほうがいい場合もあります。高血圧で、塩分を控えている人などです。高血圧の予防と治療のためには、塩分の多い食事を朝に食べるのはあまりよくないのかもしれません」

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老化を進める物質「オステオポンチン」から逃れる方法

2017-12-17 | 医療、健康

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171216-00053481-gendaibiz-bus_all

 略 その結果、70代のグループに比べて、「健康長寿」のグループではオステオポンチンが圧倒的に少ないということが明らかになったのである。略

 すると、骨密度、認知機能などの点において、老化が進んでいた人のほうが、血中のオステオポンチンの量が多いという傾向が、ハッキリと表れたのです」

 一例を挙げれば、60代で骨密度も実年齢並みという被験者の男性は、血中のオステオポンチンの量が9・26ng/mlであったのに対し、60代ながら骨密度は80代並みという被験者の男性は、27・06ng/mlだった。老化が進んでいる人のほうが、3倍近くもオステオポンチン量が多かったのである。略

 だが、裏を返せば、内臓脂肪をきちんとコントロールして増やさないようにすることによって、私たちはオステオポンチンの分泌量を増やさずに済む、ひいては老化を防げるということだ。


 まだ厳密なことは言えませんが、たとえば、ラードなどに多く含まれる飽和脂肪酸(常温で溶けない油)は内臓脂肪でTリンパ球の異常を引き起こしやすいので、不飽和脂肪酸を含むオリーブオイルを併用するなど、オステオポンチンを増やしにくくする工夫はできると考えます」(佐野氏)略

「一番いいのは、何といっても、サバ、サンマ、イワシなどの青魚類です。こうした魚は、EPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)といった物質を多く含みます。

 どちらも、人間の体内でつくることができず、食品などによって外から摂取する必要がある必須脂肪酸の『オメガ3脂肪酸』。オメガ3脂肪酸は、脂肪を燃焼しやすくする作用があるのです」

緑茶は「濃いめ」がいい

 食物繊維を含む野菜類も、効果が大きい。

 食物繊維は、腸内で脂肪を包み込んで、排出する機能を持っている。そもそも、体に脂肪が取り込まれないようにするということだ。

 生野菜のサラダも悪くないが、大根、ニンジン、ゴボウなどの根菜類を加熱して食べるほうが効果はより高く出やすいという。体が温まり、基礎代謝が高まるからだ。
麻生氏が続ける。

 「ほかにはシイタケやエノキ、マイタケなどのきのこ類、キャベツやトマトも食物繊維が多くオススメです。これらは低カロリーなのも魅力的。

 トマトにオイルサーディン(イワシのオイル漬け)をのせて食べれば、食物繊維とDHA、EPAの組み合わせで、大きな効果が期待できます」

 もし間食をしたくなった場合には、ナッツ類がいい。空腹を紛らわすことができるうえ、脂肪を効率的に燃やすことができる。

 「クルミやアーモンドなどには、ビタミンB群がバランスよく入っています。これは、脂肪を燃やすときなど、様々な栄養素の代謝の促進に必要とされます。量は一日に50gまでが目安。だいたい片手一握り分程度です」

 飲み物では緑茶が内臓脂肪を減らすとして知られている。緑茶に多く含まれる「カテキン」は、肝臓の脂質代謝を活発にして脂肪を燃焼させる効果が期待できるのだ。

 急須で淹れるよりも、やかんに茶葉と水を入れて、水の量が半分になるくらいまで煮出すほうが、効果が高いという。

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寒い部屋、血管つまり心筋梗塞リスク 高齢者対象に調査

2017-12-17 | 医療、健康

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171216-00000048-asahi-soci 

冬は部屋の温度が低いと血がかたまりやすくなり、心筋梗塞(こうそく)などを起こす危険性が増す。高齢者を対象としたそんな調査結果を奈良県立医科大の研究チームがまとめた。室温が低い部屋で長い時間をすごしている人は血液をかためる血小板が多くなっていた。

 奈良県明日香村や香芝市などに住む60歳以上の男女に協力してもらい、冬の時期に約1100人(平均72歳)から血液を採取。長時間すごす部屋や寝室の温度を測り、起きているときの平均的な室内温度と血小板数との関係を調べた。血小板は、けがをしたときなどに出血を止める働きがあるが、多すぎると血栓ができやすくなる。

 部屋の温度に応じて参加者を「寒め」(平均11・7度)、「中間」(同16・2度)、「暖かめ」(同20・1度)の三つに分けて分析すると、寒めの部屋ですごす人の平均値は1マイクロリットルあたり約23万9千で、暖かめの部屋ですごす人より5%ほど多かった。

 値はいずれも正常とされる範囲内だったが、正常レベルでも値が高めだと心筋梗塞などで亡くなるリスクが上がるとする海外の研究をもとに計算すると、「寒め」の人は「暖かめ」の人より、同様の死亡リスクが18%高かった。

 チームの佐伯圭吾教授(疫学)は「暖房費を節約しようと寒くてもがまんする高齢者もいるかもしれない。でも、長くすごす部屋だけでも暖かくすれば、心筋梗塞や脳梗塞を防げる可能性がある」と話す。(

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