寒い寒いと思っている内に、ここ数日急に暖かい日が続き、重い腰を上げていつもの公園へ散歩に出掛けた。今年になって初めての公園散歩となる。春の兆し、ツクシでも撮ろうかと思って、「Micro-NIKKOR-P Auto 55mmF3.5/Nikon」を持って出かけたのだが、肝心のツクシは見当たらなかった。探し方が悪いのかも。
公園には小規模な紅梅白梅の林があるのだが、今年は急激な暖かさのためか、一斉に咲いていた。いつもはチラホラと咲いていたように思うが、こんな満開状態は初めて見た。そのため、梅の木がこんなにたくさんあったのかと再認識した次第。ほのかな甘い香りが漂ってくる。人々も何と無くのんびりしている。それもその筈、長いコロナ禍だったのだから無理もない。
公園は冬の間に枯れた草もすっかり片づけられて、春を迎える準備は整ったようだ。これからいろいろな草花が芽を出すに違いない。
何だか判らないが、緑の中にひと際目立つ赤い実(?)を見つけた。
ツバキも咲いていた。
我が家のシデコブシもあっという間に開花してしまった。
チューリップは緑の葉を伸ばし、その陰で恥ずかしそうにスイセンも咲き出した。本来、どちらも秋に球根を掘り出して、植え替えるのかもしれないが、我が家では万年放置状態。チューリップは三~四色が遂に一色だけになり、花も随分小さくなってしまったけれど、毎年葉だけは元気に育っている。
ツクシ撮影用にマクロを持ち出したが、その効果を発揮する場面は無かった。標準レンズでも寄れるなら、同等の撮影は出来るだろうと思うが、オールドレンズの多くは寄れないレンズなので、ここはやはりそれなりの効用はあったのだろう。改めて思ったことだが、マクロは確かに寄れるけれども、被写体によっては実物の大きさが判らなくなるという欠点がある。現実には小さい花なのだけれども、マクロで撮った写真は画面いっぱいに撮れるため、現実のイメージとズレが生じてしまうのだ。しかし、そこには日常の見慣れた世界とはちょっと違う別の世界があるのかもしれない。
Body α7Ⅱ/SONY
Lens Micro-NIKKOR-P Auto 55mmF3.5/Nikon
Mount Adapter NF-SαE Adapter/Rayqual
Filter φ52mm Pro1d Protector(W)/Kenko
Hood 無し
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