午後、お気に入りの一本である「Auto YASHINON 5cmF2」を付けて出掛けてみた。一応晴れてはいるが日差しが何となく弱い。気温も二十度に届かないだろう。
一昨日(11月16日)、国営放送のニュースで何と薬師池が取り上げられた。話題は「紅葉とライトアップ」だ。そんなこともあってか、土日でもないのに人出は結構あって、あちこちで紅葉を愛でていた。確かに今が一番の見頃かも知れない。
ライトアップは二十時までやっているらしいが、この寒い中、見に来るモノ好きが居るのだろうか。日陰の谷間であるこの池の周辺は十度前後になっていると思われる。かく言う自分もモノ好きの一人だが、この時間に出掛ける気は起らない。
数年前の豪勢な紅葉、銀杏の大木を見ている自分にとっては、その後伐採、剪定してしまった今は物足りない風景なのだが、初めて見る人にとっては「綺麗な紅葉」なのかもしれない。陽も傾き、撮影としてはあまりいい条件とは言えないが、とにかく撮ってみた。
右上に光源を入れて、逆光の様子を見る。左下に虹色のフレアが出るが、思ったほどの乱れはない。結構逆光に強いのかもしれない。今回はF4~F5.6中心なので抑えられていることもある。
いろいろ角度を変えてやってみたが、フレアやゴーストは出るものの、特段面白いものではなかった。それより、やはりφ46mm専用のフードが欲しい。
今回のBest Shotかも知れない一枚。落ち着いた色合いでありながら艶を保った「紅」が素晴らしい。もう少し輝きがあってもいいと思うが、そこはお天道様に依存するから仕方がない。
背景の緑と対比して、いかにも「紅」が際立つ。
池の周りにはこんな風に紅葉した木々があちこちにある。黄色の銀杏もあるが、もう八割方葉を落としてしまっている。
毎年見ている紅葉、もう見飽きただろうと思うが、秋になると何故かまた見たくなる。紅葉もよく観察すると年によって「出来」というか、色合いが異なるように思う。恐らく、この時期の気温の変化が「紅」の色合いに微妙な影響を与えているのかもしれない。今年のように寒暖差が小さいと「紅葉」も今一つと言うことだ。
Body α7Ⅱ/SONY
Lens Auto YASHINON 5cmF2/YASHICA
Mount Adapter M42/MEX(Ping押しFlange無し)/FOTGA
Filter φ46 MC Protector NEO/Kenko
Hood 無し
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます