Tokyo Walker

諸事探訪

ストラップと金具/M645

2014年09月07日 16時07分45秒 | カメラ

 Mamiya M645には金具付きストラップがどうしても欲しい。特に金具の部分が独特で、必要不可欠である。これが無いと安心して持ち歩けない。で、それと思しきものを1,500円+送料で落札した。(金具A)

(金具A)

ところが、M645にもM645 1000Sにも取り付かない。ほんの僅かだがキツくて勘合しないのである。ロゴが無いところを見ると怪しげな雰囲気もしないでもないが、Mamiya 6とかRBとか別のカメラ用なのかとも思い、少し違った形のものを再度2,400円+送料で落札(金具B)した。今度はしっかり取り付くだろうと思いきや、さにあらず。またもやこれも取り付かないのである。

(金具B)

 こちらはパッド部分がMamiyaのロゴ入りで、用途は不明だが純正であることは確か。しかし、 売り手に質問するも、「実機がないので確認できない」「使用できるとは思いますが、、、」等、明確な回答なく、いったいどれが本物のなのかと悩んでしまった。

 既に購入したストラップ以外に、M645用のものが無いものかと検索してみたが、確かにもう1つ違った形のものがある。商品説明には「マミヤ645純正の金具」と記載されているが本当だろうか。いかにも頑丈そうで、本当は6×6、6×7等「大型カメラ」用なのでは?
(金具C)

 ただ、出品の(金具付き)カメラ本体を写真で見る限り、既に購入した何れかの金具が付いているようなものばかりである。金具付きストラップを入手するためにボディを買うなど、本末転倒、とてもできるものではない。これ、いったいどういうこと?

 仕方なく、この際僅か板厚が薄い金具Bの方を得意のヤスリで削って、勘合するように調整することにした。M645のピン隙間の方が少し狭いようで、金具Bでもこちらには僅かに勘合しない。金具Aはピンの頭が入るだけという状態である。そもそも金具の板厚が1.4mm、カメラのピンの隙間も1.4mmとほぼ同じで、全くクリアランスがない。金具の溝幅を広げて面取りすると、僅かキツいながらもM645に何とか収まってくれた。この加工した金具Bは1000Sの方では楽に勘合する。戻り防止のロックも首振りもOKだ。



 まさか、1台1台合わせ工事なんてことはないと思うが、結局、金具Bは2台の645に共用できるが、金具AはM645 1000S専用ということになってしまった。しかも、もう少し加工する必要があるようだ。見た目は同じように見えるのだが、部品加工上の誤差の範囲にしては大きすぎる。それともこれらはすべて似て非なる用途のもので、M645用の本物は他にあるのだろうか?

しかし、ストラップでこんなことになるとは思いもよらなかったね。


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