クマゴローの巣穴 (kumagoroh's burrow)

自動車模型から犬や猫、はたまたバラなど、多趣味が災いしてビンボーですが、ナカナカ趣味は減らせません。

2020年、締めくくりの御題 TOYOTA 1600 GT その3

2020年11月10日 05時48分13秒 | Weblog
シリコーン型内部清掃を兼ねて、一発目の樹脂流し。

使っているウレタン樹脂は2年前から180秒硬化化型に切り替えたので、ほとんど気温影響は受けなくなり

失敗が大幅に減少しました。(このボディ、抜きっぱなしで34.1g 、トリムすると30グラム以下かな)




以前は先輩諸氏おすすめの樹脂と教わった方法で120秒硬化型を使っていたが、効果が始まるタイミングが難しく、

しかも気温に大きく左右され、気が付いたら、つららや偏肉で失敗の連続。


樹脂を流し込んで、ぐるぐる回し、とろみが出てきたころ、開口部を下に向け余分な樹脂を流しだすのだが

これが難しい。


そこで樹脂メーカーやRCベルグさんに相談した所、どちらもあっさりと「180秒型が手に入るのなら切り替えたほうが」

アドバイスを頂いた。


最初の2分は気泡を抜きながらひたすら回し、ラスト1分はゆっくり白濁(硬化が始まった合図)し始めるので

流動性があるうちに型をひっくり返し、余計な樹脂をざっと排出します。

その後は肉厚が均等になったところを見計らって実車状態にして数時間放置します。

※ 若干流動性が有るので樹脂が徐々に下がり、サイド下部が厚くなります。(シャーシセットには具合ヨシ)

180秒型樹脂に切り替えたために冬は5℃、夏は40℃の空調無し工房でも失敗が無くなりました。


夏場、25度にガンガン冷やしたくてもエアコン有りません(涙)

趣味の世界ですが、いろいろ考えてボケ防止に役立っているようです。