4年周期の証明 日本のサッカー大好き!

サッカーについて語るときに私の語ること サッカー大好き ジャパンフットボールで一期一会 記事上ノくーろん者。

シドニーのKAZUへ

2005年09月18日 13時13分51秒 | KAZU
試合終了後この日J2リーグ3点目を刻んだ男の表情に笑みはなかった。ピッチ上を駆け巡り時には自ら守備に貢献し、時には大声でチームメイトへ指示を送った。誰よりもサッカーを愛し、誰よりもチームの勝利を願う男の背中に限界説は似合わない。
訪れた待望の異国へのチャンス。まだ見ぬ栄光のストーリーが新たにカズ伝説のエピソードに刻まれる事を祈る。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

転がる石

2005年09月18日 12時44分23秒 | 観戦記
2005Jリーグ ディビジョン2
第32節
横浜FC 2 - 3 徳島ヴォルティス
2005/09/17
14:01キックオフ
横浜市三ツ沢公園球技場
入場者数:6,823人
晴 27.0℃

通算3得点目がネットを揺らしダンスをまったカズに多くのサポーターが舞い上がった。しかし試合終了のホイッスルが鳴ったスタジアム、自陣ゴール裏から響いたのは歓声ではなくブーイングだった。

開場1時間前の午前11時。3連休初日の土曜の昼ということもあってか人の数は落ち着いている。隣の練習グランドでは高校生が出場前のアップを行なっている。
日曜放送の番組(9月18日(日)『情報テレビ EZ!TV』22:00~23:15 フジテレビ)取材の為フジテレビのクルーがアンケートを行なっていた。主にカズに対する項目が目立った。

開場後12時40分よりチャイルドサッカーという小学生低学年の少年少女のミニサッカーが行なわれサポーターを和ませた。
13時15分横浜FC主催の8月の「あなたが選ぶ今月のMVP」が発表される。誰もが期待していた三浦知良選手が選ばれた。
14時ジリジリと日射しが肌を焦がし続ける中、キックオフの合図が鳴る。
横浜は序盤から中央に入ったカズ、城へ右サイドのMF17北村からクロスをあげチャンスを作った。
DFでは一人がプレスをかけ一人がサポートにつく等、徹底したポジショニングに加えカズがスライディングでボールを奪いチャンスにつなげ徳島オフェンス陣の動きを止め続けた。
前半17分横浜DF31浮氣が徳島の選手を倒してしまいPKを献上。先制を許す。
しかしその後もわずかに横浜が攻勢を保ちMF17北村、FW9城が果敢にシュートを放つ。
31分ペナルティエリアまでフリーでボールを持ち込んだFW9城がDF2人とキーパーを交わしゴールを決め追い付く。
その後もMF8吉武、FW9城がシュートを放つ等横浜の勢いは続くが得点に結びつかないまま前半を終える。
横浜は自陣の低い位置からTOPポジションまでのボールの展開がスムーズに運ぶも、わずかなパスミス、キック精度の低さから決定気を生み出す事ができない。

後半2分ふたたび徳島にPKを献上してしまう。しかし勝利の女神は見捨ててはいないかったのかバーにはじかれピンチを逃れる。
後半8分左サイドバックのDF27中島がペナルティエリアで放ったシュートを徳島GK22古田がたおれこみながら右へパンチング、そこへFW11カズがスライディングでボールをネットへ押し込み逆転。カズとのプレー、そしてダンスを踊る事を夢見ていたMF8吉武とペアでカズダンスを披露。スタジアム中の横浜サポーターから大歓声が上がる。
その後もFW11カズ、FW9城がシュートを放ち徳島ゴールを脅かすが得点に結び付かず
逆に横浜は18分にGK21菅野とDF27中島のポジションがかぶってしまいボールを見失った所を徳島MF6大場に同点ゴールを決められる。
後半25分FW11カズが得意の舞うようなフェイントで徳島DF3人を翻弄するもシュートに繋がらず。
再三ファールを受け痛みを隠せない中盤の要MF10内田がピッチを離れた。
後半も残り5分を割った時1瞬横浜DFラインが一斉に下がった所徳島攻撃の起点FW18羽地にシュートを決められる。
43分突破を仕掛けたFW9城がDF2人に倒されるがホイッスル無し。
この試合、横浜CKがラインズマンと早川主審の意見の違いで無効化されるなど不明と見られる判定が少なくはなかった。
ロスタイム3分も横浜は得点を奪う事が出来ず今期参戦組の徳島に連敗することになった。

暑さも加わってか両チーム警告数7というヒートアップした内容で終えたこの試合。徳島との通算戦績は3戦1分2敗、全ての試合においてFK数は上回り、今日の試合ではシュート数は9本も上回った24本だったにも関わらず2得点。失点に関しては徳島戦に関わらずチーム全体のパスミス、攻守のポジショニングミスから生まれており、今日のような攻勢を保ち続けた試合でも勝ち星をつかみきれない。
シドニー移籍によりカズが抜けるとみられる40節まで残り8節、観客数の減少も予想される冬の陣。チームの抱える課題の重代さから行く末はまだまだ明るくはなさそうだ。
試合終了後心無いサポーターが関係者出入口におしかけ、唱った足達監督解任合唱。このような事はもちろん特別な事ではないし、むしろまだ甘い?状態かもしれない。しかしすでに昨年の総敗戦数を2試合も上回っている現在、このままの成績ではいずれ不満をいだくサポーターが暴徒化する日も遠くはないだろう。一日も早く横浜FCに明るい兆しが戻る事を願いたい。

徳島過去戦績
4/23(土)14:04 三ツ沢
横浜FC 1-1 徳島
6/03(金)19:04 鳴門
徳島 2-0 横浜FC
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする