
第83回全国高校サッカー選手権大会
<<準決勝>>
2005年1月8日(土)
東京・国立競技場 12:10
6.9℃ 風速 北北西6.3m/s
国見高校(長崎県代表【19年連続19回目】)
0-2
鹿児島実業高校(鹿児島県代表【4年連続21回目】)
16319人
<<観戦記>>
5年振り4度目の決勝進出を狙う鹿実、5年連続10回目の決勝進出を狙う国見。
5月の九州プリンスリーグ(同2日国見町総合運動公園)では0-1で鹿実に敗れている国見、リベンジなるか。
選手権対決では過去2勝1敗で国見が勝ち越している。(平成13年80回大会準決4-1で国見)(平成11年78回大会2回戦2-0で鹿実)(平成2年69回大会決勝1-0で国見)
鹿実【5】DF岩下(3年)はJ1清水、国見【9】MF城後(3年)はJ2福岡に内定が決まっている。
フォーメーションは
国見4-3-3
鹿実3-5-2(2トップは二人とも今大会ハットトリックを決めている)
今日風が強い日となった。キックオフ前、フィールドを交換し国見が風下へ入る。前半は守り、後半攻める形を取った国見。
キックオフは鹿実ボールで始まった。
開始早々鹿実が流れを掴む、風にのったロングスローから国見のDFの裏へ送り守備を翻弄しシュートチャンスを作る。
15分横浜Fマリノスユース菅田出身の鹿実【14】FW渕木が鹿実5本目のシュートを放つがDFがクリア、ルーズボールを見逃さなかった鹿実【20】DF西岡(2年)が上げたゴールエリア左手前、約20メートルのクロスが直接ロングループシュートとなり鹿実が先制(0-1)
国見左サイド【15】FW田中(2年)へボールを合わせDFラインを崩しにかかるも、パスが繋がらずチャンスを作れない。
前半で追い付く事で後半では優位な状況に持ち込める国見。しかし前線へのパスはことごとくDFにクリアされ3トップに届かない。
30分中盤でボールが留まり両チームシュートを打てない時間が続く。
40分国見ベンチが動く。
【15】FW田中(2年)に代え【8】FW本吉(3年)を投入。
前半優位に試合を進めながらも追加点を奪えなかった鹿実、1失点で抑え後半風を味方にすれば逆転に繋がる国見、リベンジを果たせるか。
後半も鹿実のペースで始まる。
1分鹿実【4】MF三代(2年)がシュートを放てば4分にはゴールエリアに入った選手がシュートを放つ。鹿実【6】MF上村(3年)のドリブル突破からのシュートはDFにあたりゴールを超える。
国見は前半投入された【8】FW本吉(3年)が華麗なプレーで中盤から前線へボールを繋ぐが、決定機を作れない。
10分国見【9】MF城後(3年)のシュートはゴールを超え、【10】FW渡邊(3年)は3人の鹿実DFに執拗にカバーリングされ動きを封じられた。
18分国見7本目となるシュートもゴールを超えた。
19分この試合のキーマンと注目されていた鹿実【9】FW栫(2年)がキーパー【1】GK原田(3年)と1対1の決定的なチャンスからシュートを放つも弱く、ゴールの枠へは届かず。
ここで国見ベンチが動く、【17】FW中川(2年)に代えヘディングが得意の184センチ【14】FW中筋(3年)を投入し、セットプレーからのチャンスを作る。
最年長高校サッカー部監督の鹿実由利監督は立ち続け戦況を見つめる。
国見小嶺総監督は地区予選で敗退した帝京高校の小沼監督(今大会をもって勇退)の戦後最多の連続優勝記録(6度)を塗り替えることができるか。
32分今大会大活躍の鹿実【12】MF赤尾(2年)のパスを【9】FW栫(2年)が受け、放ったシュートを国見【3】DF比嘉(3年)がクリア、浮いたボールを鹿実【12】MF赤尾(2年)がボレーシュート。
これが国見へは重い2点目となった。(0-2)
35分鹿実【9】FW栫(2年)に代え【15】MF大脇(3年)を投入。1トップに代え中盤を厚くする。
40分後がない国見。FKのチャンスを得ると【1】GK原田(3年)が鹿実エリアまで上がりFKをうつがDFにクリアされる。
ロスタイム2分も【9】MF城後(3年)、【10】FW渡邊(3年)が絶妙なワンツーを繋げるも鹿実【5】DF岩下(3年)がカット。国見は5年連続の決勝へのチケットを引きちぎられた。
年下の国見小峰監督を後ろからおい続けた鹿実由利監督の2勝で九州ダービーの幕は閉じた。
大久保、平山に続く渡邊の今後の活躍に期待したい。
また前園、城、松井のなし遂げられなかった単独優勝への権利を掴んだ鹿実。昨年PKでくだした、市立船橋との決勝を舞台にした因縁対決となった。
<<準決勝>>
2005年1月8日(土)
東京・国立競技場 12:10
6.9℃ 風速 北北西6.3m/s
国見高校(長崎県代表【19年連続19回目】)
0-2
鹿児島実業高校(鹿児島県代表【4年連続21回目】)
16319人
<<観戦記>>
5年振り4度目の決勝進出を狙う鹿実、5年連続10回目の決勝進出を狙う国見。
5月の九州プリンスリーグ(同2日国見町総合運動公園)では0-1で鹿実に敗れている国見、リベンジなるか。
選手権対決では過去2勝1敗で国見が勝ち越している。(平成13年80回大会準決4-1で国見)(平成11年78回大会2回戦2-0で鹿実)(平成2年69回大会決勝1-0で国見)
鹿実【5】DF岩下(3年)はJ1清水、国見【9】MF城後(3年)はJ2福岡に内定が決まっている。
フォーメーションは
国見4-3-3
鹿実3-5-2(2トップは二人とも今大会ハットトリックを決めている)
今日風が強い日となった。キックオフ前、フィールドを交換し国見が風下へ入る。前半は守り、後半攻める形を取った国見。
キックオフは鹿実ボールで始まった。
開始早々鹿実が流れを掴む、風にのったロングスローから国見のDFの裏へ送り守備を翻弄しシュートチャンスを作る。
15分横浜Fマリノスユース菅田出身の鹿実【14】FW渕木が鹿実5本目のシュートを放つがDFがクリア、ルーズボールを見逃さなかった鹿実【20】DF西岡(2年)が上げたゴールエリア左手前、約20メートルのクロスが直接ロングループシュートとなり鹿実が先制(0-1)
国見左サイド【15】FW田中(2年)へボールを合わせDFラインを崩しにかかるも、パスが繋がらずチャンスを作れない。
前半で追い付く事で後半では優位な状況に持ち込める国見。しかし前線へのパスはことごとくDFにクリアされ3トップに届かない。
30分中盤でボールが留まり両チームシュートを打てない時間が続く。
40分国見ベンチが動く。
【15】FW田中(2年)に代え【8】FW本吉(3年)を投入。
前半優位に試合を進めながらも追加点を奪えなかった鹿実、1失点で抑え後半風を味方にすれば逆転に繋がる国見、リベンジを果たせるか。
後半も鹿実のペースで始まる。
1分鹿実【4】MF三代(2年)がシュートを放てば4分にはゴールエリアに入った選手がシュートを放つ。鹿実【6】MF上村(3年)のドリブル突破からのシュートはDFにあたりゴールを超える。
国見は前半投入された【8】FW本吉(3年)が華麗なプレーで中盤から前線へボールを繋ぐが、決定機を作れない。
10分国見【9】MF城後(3年)のシュートはゴールを超え、【10】FW渡邊(3年)は3人の鹿実DFに執拗にカバーリングされ動きを封じられた。
18分国見7本目となるシュートもゴールを超えた。
19分この試合のキーマンと注目されていた鹿実【9】FW栫(2年)がキーパー【1】GK原田(3年)と1対1の決定的なチャンスからシュートを放つも弱く、ゴールの枠へは届かず。
ここで国見ベンチが動く、【17】FW中川(2年)に代えヘディングが得意の184センチ【14】FW中筋(3年)を投入し、セットプレーからのチャンスを作る。
最年長高校サッカー部監督の鹿実由利監督は立ち続け戦況を見つめる。
国見小嶺総監督は地区予選で敗退した帝京高校の小沼監督(今大会をもって勇退)の戦後最多の連続優勝記録(6度)を塗り替えることができるか。
32分今大会大活躍の鹿実【12】MF赤尾(2年)のパスを【9】FW栫(2年)が受け、放ったシュートを国見【3】DF比嘉(3年)がクリア、浮いたボールを鹿実【12】MF赤尾(2年)がボレーシュート。
これが国見へは重い2点目となった。(0-2)
35分鹿実【9】FW栫(2年)に代え【15】MF大脇(3年)を投入。1トップに代え中盤を厚くする。
40分後がない国見。FKのチャンスを得ると【1】GK原田(3年)が鹿実エリアまで上がりFKをうつがDFにクリアされる。
ロスタイム2分も【9】MF城後(3年)、【10】FW渡邊(3年)が絶妙なワンツーを繋げるも鹿実【5】DF岩下(3年)がカット。国見は5年連続の決勝へのチケットを引きちぎられた。
年下の国見小峰監督を後ろからおい続けた鹿実由利監督の2勝で九州ダービーの幕は閉じた。
大久保、平山に続く渡邊の今後の活躍に期待したい。
また前園、城、松井のなし遂げられなかった単独優勝への権利を掴んだ鹿実。昨年PKでくだした、市立船橋との決勝を舞台にした因縁対決となった。