
天皇杯準決勝
浦和レッズ1-2ジュビロ磐田
▼会場:国立霞ヶ丘競技場
■12月25日(土)
晴 15時04分キックオフ 35523人 気温12度
<<観戦記>>
アテネ本大会直前のメンバー選考に漏れた浦和MF鈴木啓太(23)と本大会で控え組に回った同FW田中達也(22)の二人は山本昌邦監督(46)へお礼を返すため開戦前あから闘志のボルテージはヒートアップしていた。同MFサントスも翌日(12/26)の一生に一度の結婚式に元旦の切符を持っていくために勝たなくてはならない試合だ。
両チーム共にけが人が多くベストの状態とは言い切れないが、現在のベストのメンバーであることには間違いはない。このチームでかたなければ決勝も優勝ありえないからだ。
磐田は中山、藤田、浦和は坪井がスタメンから外れキックオフ。
開始早々から浦和(11)FW田中のシュートから始まるものの7分を過ぎた頃にはすでに中盤でボールを回す得意の戦術で磐田が攻勢を出し始める。
中盤でボールを回せない浦和、1トップの(11)FW田中にボールが回せず、(9)FW永井が起点となり、2列目からのパスのくさびや、ドリブル突破からのチャンスメイクも磐田DFに塞がれる。
ジュビロは前線へボールを送るも12分(4)MF河村のシュートはゴール上へ、30分の(5)DF田中のシュートはゴールのサイドネットに当たる等、得点を生む事が出来なかった。
田中達也はジュビロの3バックに動きを封じられ籠の中の鳥になっていた。
ロスタイム2分も両チーム無得点で折り返す。
後半開始から再び浦和が攻撃をしかける、磐田(23)MF福西は思わず浦和(17)MF長谷部を倒してしまいイエローを受ける。
8分のアルパイのヘッド、14分長谷部のクロスに併せたサントスのヘッドはことごとくゴールをそれる。
14分磐田(9)FW中山が(18)FW前田に代わってピッチへ入る。
両チーム、クロスやパスを駆使してシュートチャンスを作るも得点にいたらず。
22分磐田(7)MF名波に代え(10)MF藤田を投入。中盤からの戦術を多彩にする。
浦和フリーキック、コーナーキックに精度がない(16)MF三都主にかえ(7)MF酒井を投入。
27分右サイドを駆け上がった(9)FW永井のクロスにゴールエリア中央で頭で併せた(11)FW田中のシュートはゴールを割る。浦和が先制。会場が歓声で響く。(1-0)
28分1点先取にまだ気持ちが落ち着かない浦和の隙をつき、交代直後から前線への突破をくり返していた藤田に河村がパスを回し、シュートへ。同点に追い付く。(1-1)才能と戦績、そして経験からの攻撃だった。浦和という数年でほとんどの選手が代わってしまうチームとは違う本当に強いサッカーチームゆえのプレーを観た。
リーグ戦とは違い、1試合で結果をださなければいけない試合には魂のプレーがチームを動かす原動力になってくる。
39分ファウルすれすれの勝つためのプレーで前線でのポジション取り、DF崩しをおこなっていた中山が西が身体を不安定になりつつも押し込み気味でだしたパスを、得意のスペースを狙った左足でのシュートでボールを叩き込んで逆転した。(1-2)
前半からボールを回すよりもシュートを撃ってばかりいた浦和にはかたなければいけないという選手個々の気持ちが表にですぎ、空回りしていた。逆に落ち着いて試合を冷静に進めていた磐田はベストとはいえないながらも、正確なプレーを90分続ける事ができた。
ロスタイム3分山本監督は時計を指さし、タイムアップをアピール。浦和は最後のコーナーキックも誰も合わせる事はできず、主審のホイッスルが響き試合は終了。
決勝は8大会ぶり5度目の優勝を狙い、U15、女子サッカーと併せて3冠を狙う東京Vと磐田(2年連続3度目を狙う)のカードとなった。
<<感想記>>
U15の試合を観ている時から浦和サポにはうんざりしていた。さらに近くに座っていた浦和サポが試合をよくも観ず、ブーイングを繰り返し、『タツヤ、タツヤ』の声援しか送っていない事に腹が立って、好きなゴン、名波、藤田が出ている事もあって久しぶりに熱くなってしまった。ゴンゴールで浦和に勝利。最前列でゴンに会えた事もあり、この上ないクリスマスプレゼントを貰った気分だった。余談だけれど松井大輔(フランス・ルマン) 、岡田(横浜Fマリノス)監督、布(U-17)監督が観戦していた。小野は来ていなかったのだろうか・・・
浦和レッズ1-2ジュビロ磐田
▼会場:国立霞ヶ丘競技場
■12月25日(土)
晴 15時04分キックオフ 35523人 気温12度
<<観戦記>>
アテネ本大会直前のメンバー選考に漏れた浦和MF鈴木啓太(23)と本大会で控え組に回った同FW田中達也(22)の二人は山本昌邦監督(46)へお礼を返すため開戦前あから闘志のボルテージはヒートアップしていた。同MFサントスも翌日(12/26)の一生に一度の結婚式に元旦の切符を持っていくために勝たなくてはならない試合だ。
両チーム共にけが人が多くベストの状態とは言い切れないが、現在のベストのメンバーであることには間違いはない。このチームでかたなければ決勝も優勝ありえないからだ。
磐田は中山、藤田、浦和は坪井がスタメンから外れキックオフ。
開始早々から浦和(11)FW田中のシュートから始まるものの7分を過ぎた頃にはすでに中盤でボールを回す得意の戦術で磐田が攻勢を出し始める。
中盤でボールを回せない浦和、1トップの(11)FW田中にボールが回せず、(9)FW永井が起点となり、2列目からのパスのくさびや、ドリブル突破からのチャンスメイクも磐田DFに塞がれる。
ジュビロは前線へボールを送るも12分(4)MF河村のシュートはゴール上へ、30分の(5)DF田中のシュートはゴールのサイドネットに当たる等、得点を生む事が出来なかった。
田中達也はジュビロの3バックに動きを封じられ籠の中の鳥になっていた。
ロスタイム2分も両チーム無得点で折り返す。
後半開始から再び浦和が攻撃をしかける、磐田(23)MF福西は思わず浦和(17)MF長谷部を倒してしまいイエローを受ける。
8分のアルパイのヘッド、14分長谷部のクロスに併せたサントスのヘッドはことごとくゴールをそれる。
14分磐田(9)FW中山が(18)FW前田に代わってピッチへ入る。
両チーム、クロスやパスを駆使してシュートチャンスを作るも得点にいたらず。
22分磐田(7)MF名波に代え(10)MF藤田を投入。中盤からの戦術を多彩にする。
浦和フリーキック、コーナーキックに精度がない(16)MF三都主にかえ(7)MF酒井を投入。
27分右サイドを駆け上がった(9)FW永井のクロスにゴールエリア中央で頭で併せた(11)FW田中のシュートはゴールを割る。浦和が先制。会場が歓声で響く。(1-0)
28分1点先取にまだ気持ちが落ち着かない浦和の隙をつき、交代直後から前線への突破をくり返していた藤田に河村がパスを回し、シュートへ。同点に追い付く。(1-1)才能と戦績、そして経験からの攻撃だった。浦和という数年でほとんどの選手が代わってしまうチームとは違う本当に強いサッカーチームゆえのプレーを観た。
リーグ戦とは違い、1試合で結果をださなければいけない試合には魂のプレーがチームを動かす原動力になってくる。
39分ファウルすれすれの勝つためのプレーで前線でのポジション取り、DF崩しをおこなっていた中山が西が身体を不安定になりつつも押し込み気味でだしたパスを、得意のスペースを狙った左足でのシュートでボールを叩き込んで逆転した。(1-2)
前半からボールを回すよりもシュートを撃ってばかりいた浦和にはかたなければいけないという選手個々の気持ちが表にですぎ、空回りしていた。逆に落ち着いて試合を冷静に進めていた磐田はベストとはいえないながらも、正確なプレーを90分続ける事ができた。
ロスタイム3分山本監督は時計を指さし、タイムアップをアピール。浦和は最後のコーナーキックも誰も合わせる事はできず、主審のホイッスルが響き試合は終了。
決勝は8大会ぶり5度目の優勝を狙い、U15、女子サッカーと併せて3冠を狙う東京Vと磐田(2年連続3度目を狙う)のカードとなった。
<<感想記>>
U15の試合を観ている時から浦和サポにはうんざりしていた。さらに近くに座っていた浦和サポが試合をよくも観ず、ブーイングを繰り返し、『タツヤ、タツヤ』の声援しか送っていない事に腹が立って、好きなゴン、名波、藤田が出ている事もあって久しぶりに熱くなってしまった。ゴンゴールで浦和に勝利。最前列でゴンに会えた事もあり、この上ないクリスマスプレゼントを貰った気分だった。余談だけれど松井大輔(フランス・ルマン) 、岡田(横浜Fマリノス)監督、布(U-17)監督が観戦していた。小野は来ていなかったのだろうか・・・