スミダマンのほのぼの奮戦記

~グルメ・旅・仕事・自然・地域~あらゆる出来事をフラッシュバック。

新型コロナウィルスの影響ーⅡ

2020-05-12 06:32:27 | コラム

4月27日(月)アップに続いての第2弾。

街の随所で皆さん必死に闘っているのがヒシヒシと伝わってきます。

4月24日(金)の埼玉りそな銀行浦和中央支店一階フロアーの風景。

数日前に支店長とお会いしてコロナ問題で話が尽きなくなってしまった。

その中で支店の判断でいくつもの具体的アクションを起こしたので

写真を撮っていってほしいと言われたので後日お伺いさせていただいた。

飛沫感染を防止する為ホームセンターに行ってビニールシートを購入。

天井から吊るす大掛かりなものに成ってしまったとの事。

このビニールシートを買うだけでも苦労したらしい。

又、ソーシャルデスタンスとして待合いコーナーの椅子の間隔も

あけてほしい旨の表示が。そしてATMに並ぶ列の間隔もすっかり定着した

約2Mのソーシャルデスタンス。一番びっくりしたのがお客を案内する係の

女子行員の身なりだ。足元までのビニールロングコートと目には大きなゴーグルめがねをしていた。

何か全体的に重々しくなり、一見すると病院の受付ロビーにいるような気に成ってしまった。

こちらは同じ日の武蔵野銀行南浦和支店の1階窓口の風景。

こちらも埼りそ銀と同じで席の間隔はソーシャルディスタンス。

そこに英語と中国語表示が。支店長曰く店内に中国語に詳しい行員が居るので

すぐ書けたとの事。又お客さんとの打合せカウンターの飛沫防止の造りは

アクリルパネルを使ってお金をかけたと誇らしげにしていた。

浦和駅西口コルソ裏側の商店街さくら草通りの各店もシャッターが閉じられ

休業の所が多くなっていた。(4月24日撮影)

そして人通りもぐっと減っていた。今、日本中がこんな風景に街は変わってしまった。

このさくら草通りに本社がある大手パチンコ会社の「ガーデン」さんも閉店していた。

今何かとパチンコ業界は緊急事態宣言の中で矢面に立たされているが

苦渋の決断を迫られたことだろう。当社のオーナー社長も知人後輩で

多くの店を持っているだけに商売的にも大変な痛手に成っていると思う。

伊勢丹隣の専門店街のコルソも4月8日(水)より当面の間、地下1階飲食・食料品店舗を

除いて臨時休業だ。緊急事態宣言を受けて浦和駅周辺の大型店即ちコルソ、伊勢丹浦和店、

アトレ北、西サイド、パルコ(B1Fヤオコーを除く)全て休業になり駅周辺はゴーストタウンの様だ。

こちらは伊勢丹浦和店の入口。伊勢丹はデパ地下の食料品フロアーも閉店にしている。

浦和駅構内アトレ北口改札と駅中店のBECK'S COFFEEも閉店していた。

又、駅周辺に設置されている指定喫煙場所も集団感染を防ぐため当面の間、一時閉鎖になっていた。

こちらの看板はがんばるお母さんへエールを送るエール弁当のメッセージが目に止まってパチリ。

「休校が長引いて、子供達の毎日のご飯が大変!・・・息切れしないように上手に

手抜きをするツールとして活用してもらえれば」ママ達の味方、カレーのCOCO壱番。

手抜きとは若い人達が思いついて書いたにちがいない。

毎度お馴染みの不二家のペコちゃん人形にもかわいいマスクが。

しかもしっかりマスクの上からミルキーの飴を噛んでいるのが愛らしい。

片やこちらは公園に出没したまるで防毒マスクのようなものをした

仰々しい青年と遭遇した。余程、新型コロナウィルスに抵抗感が強い人なのだろう。

マスクもここまで来るとまさにウイルス戦争との闘いそのものだ。

武蔵野銀行さんで貴重なものをいただいた。

南浦和支店の取引先でタイムリーに3月から生産を始めたとの事。

現在反響がすごく納品が間に合わない状況らしい。ペットボトルに入れた微酸性次亜塩素酸水だ。

これは新型コロナウィルスの消毒方法として有効性があるとして経済産業省の要請により

独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)が文献調査をし有識者検討委員会で

選定した3つの内の1つに選ばれ今後実証試験に入るとの事。

因みに他の2つは界面活性剤(台所用洗剤等)と第4級アンモニウム塩だ。

浦和駅西口ロータリーにある「うなこちゃん」の手には「Stay Homeさいたま」のうちわが。

小池都知事がカッコヨク英語でステイホームと言っているが、実体は家に引きこもれという事。

路線バス(国際興業)のダイヤが4月20日(月)から平日を土曜ダイヤにて運行するとの事。

人の移動を自粛しているのだから当然と言えば当然と思いながらバスに乗ったら

運転士の後ろの席が閉鎖されていた。運転士への飛沫感染予防の為との事。

これはかなりの徹底度だナと一人感心!

当社では会社保養所として草津温泉にリゾートマンションを保有しているが

4月22日付でアドリーム草津宛に草津町長から「往来自粛等のお願い」という

一歩も二歩も踏み込んだ要請が来た。内容は「マンション所有者、利用者の方々は他県他市町村からの

往来の自粛や一時的避難を目的とした利用の自粛を強くお願いしたい。又、滞在している

方々には不要不急の町内への外出を控えていただき密閉、密室、密接を避ける

行動の徹底、マスクの着用、咳エチケット及び手洗い消毒の励行をお願いしたい。」旨のものだ。

その後、ゴールデンウィークのTVニュースで草津温泉の旅館、ホテル、お店は

80%位休業していて湯畑周辺にもほとんど人が居ないと報道していた。

 

私は最近思うのだが、昨年ヒットした映画「翔んで埼玉」のおもしろおかしく

埼玉から東京に行くには関札がいるとの発想が、冗談ではなく現実的に成ってきた。 

関越自動車道の渋川インターでは検温検査を行っていたとか。

東京都の中小企業持続化給付金を見ると映画で「埼玉県人には草でも食わせておけ!」のフレーズを想い起してしまいます。

今までは思いもしなかった都道府県の県境のバリアの壁が突然現れてきたように思えます。