Dance×3!

~ひよこの武道館(仮)~

Mr.Children 『SOUNDTRACKS』

2020年12月03日 | Mr.Children~CD・うた~

書き残したいことがたくさんあります。

『道標の歌』のこと、『ROCKIN'ON JAPAN』のこと、news zeroのWサクライ対談のこと、FNS歌謡のこと…。

でもまずはこれ。

 

NewAlbum 『SOUNDTRACKS』発売!(特設サイトは コチラ

 

全部の曲がすぅーーっと入ってきました。

いやその中には衝撃とか感動がたくさんなんですけど。

私、けっこう前作を引きずるタイプで。

新しいものに心を許すのにちょっと時間がいるんです。(人見知り気質。笑)

でも今回のアルバムはこれまでタイアップ等ですでに耳馴染みしてたからか、気負いが少なかったのかもしれません。

フラゲから2日。

けっこう聴きました。

で。

結論。

 

めっちゃ好き。

 

では、さらっと感想。

 

まずは全体的なこと。

なんといっても

音の厚みというか…

音が豊潤。

これがロンドンレコーディングの魔術か。

スマホにおとして、イヤホンで聴いたときの衝撃といったら。

ゾワゾワゾワ~~って。

速攻、「ヘッドホン おすすめ」でネット検索かけましたわ。

いいヘッドホンでもっと聴きたい!(おそらく近々購入…しそう。笑)

 

あとは歌詞ね。

桜井さんも話していたけど。

「終わり」や「死」というもが見え隠れする詩が共通してる。

でもそれは決して「悲しい」だけのものではなく、「今」や「過去」を大切に慈しむものであって。

そしてそこには「大切な人」が見える。

だから温かさや愛がある。

 

奇をてらったものはなく、

どれもこれもいわゆる”ミスチルサウンド”なんだけど、今の彼らにしかできない歌と音なんだよね。

 

若い人たちにはどんな風に聴こえてるんだろ?

ピンとこない部分も多いんじゃないかなぁ?

でも今感じてるその感想を覚えておいてほしいかな。

きっとね、年齢や経験を重ねていくうちにその感想が変わっていくと思う。

それを楽しんでほしいな、と思う。

いいなぁ、そんなことが出来るのがウラヤマシイ。

 

では、ちょこっと曲のこと。

私のベスト3は…(今のところ)

①Brand new planet ②DANCING SHOES ③Documentary film

かなぁ…

「losstime」も捨てがたいんだけど…ゴニョゴニョ。

 

まず

「Brand new planet」

これは最初に聴いたときからけっこう心わしづかみされてます。

さらに聴けば聴くほど好きになってる感じ。

「絡みつく憂鬱にキスをしよう」

このフレーズがたまらんのは変わってないけど、

最近はその前の部分「さようならを告げる詩 この世に捧げながら」っていうところをひっくるめてたまらなっくって。

なんかねーー尊い感じがするんだよねぇ…

 

次に

「DANCING SHOES」

もうこの「深海」的なダークな感じがね。好みで好みで。

そこにあのサウンドよ!

最初のギター音(あれは田原さんかな)とか間奏のドラム音とか…

ライブの一発目にアレ演られたら…とか想像すると…

鼻血でそう。(危)

 

そして

「Documentary film」

最初に解禁されたあのMVでは、私、あれこれ考えすぎちゃって集中できなくて。

でもこのCD音源や彼らが演奏する音(→コチラ)を聴くと…

まあ、歌詞や音がぐんぐん入ってくる入ってくる。

そう。

この曲に関しては私の中での昇華具合がすごいんです。

 

「losstime」

これは聴いてびっくりよ。

ロスタイムってそのことなのかぁって感じで。

ひとりの女性(老婆)の物語。

すごく切ない歌詞…なんだけど、最後曲調が明るくなっていくんだよね。管楽器も入るし。

だから「切ない」だけではなくどこか温かさをもって終わるわけで。

そうそう。

歌詞カードみて2度びっくり。

最初は「いずれそこに行くからね」が

最後は「みんないずれそこに逝くからね」

うはーー。

そこまでがっつり表現しちゃうのね。って。

 

あとはねー

「others」

CMで何度も耳にしてた曲だったけど。

あそこが曲の始まりだったとは…

驚かされたなぁ…

そこから始まる展開が。

エロい。

いや…

「濃厚」といったほうがいいのか。

恋人がいる女性との一夜の刹那的な物語。

男性はタクシーの窓から月を観て何を想う?

それを想像して楽しんでます(怖)

 

ちなみに

「memories」

「夕日の色ってどうして 胸を苦しくするのだろう」

「僕だけが幕を下ろせないストーリー」

っていうフレーズも耳に残ったなー。

そしてこの曲はライブでは演らないような気はする。(losstime然り)

 

また長くなってしまったなぁ…

でも発売から2日でここまで書き残せるのも珍しいかも。

(しかし、英題って打つの緊張するな…誰か邦題つけてくれんかな。笑)

 

全体的に落ち着いていて大人な感じのするアルバム。

しばらくはひとりでしっぽり聴いて過ごせそう。

だけど、彼らが演奏する姿をみて、生で感じたい!と思っているのも事実。

早く安心してライブが出来る世の中になればいいなぁ…

 

音楽ナタリーでの桜井さんのインタビュー。

とても読み応えあります。

コチラ