とっても久しぶりにライブに行ってきました。
KANさんの『弾き語りばったり #31+ 小さい土器みつけた』 コチラ
コロナ禍となったこの1年半ほどの間、観劇には数回行きましたが、ライブは2020年1月のSPITZ以来。
それがKANさんだなんて…光栄
KANさんのばったりツアーに参加したのは久しぶりだったのですが…
曲数は15曲。
なのに。
17時に始まり、終了は19時50分くらい。
…
…
トーク時間長くなっとる(笑)
隅々まで行き渡ったトークと小ネタで笑わせ、歌で「ふぁ~」ってさせる。
もうあの方の行く先は…おそらく…さだまさしさん(笑)
開演の20~30分前から舞台に登場して「指の基礎練習をします」って暗がりでピアノを延々弾くのも相変わらず。
開演10分ほど前には「え~前説です」と注意事項等を話し、開演2~3分前に舞台裏に戻り…あっというまに登場(笑)
ではここからネタバレありのちょこっと感想です。
今回はちゃんとセトリもメモりました。 ムフ。
【セットリスト】
01.恋する気持ち
02.カレーライス
03.50年後も
(MC)
04.いっちょまえに高級車
05.SAIGON
(MC)
06.Penny Lane(Beatlesカバー)
07.サンクト・ペテルブルグ
(MC)
08.雨にキッスの花束を(今井美樹カバー)
09.プロポーズ
(質問コーナー+MC)
10.Le ragazze(Neri per casoカバー)
(MC+振付け練習)
11.Autumn Song
12.よければ一緒に(振り付き)
13.愛は勝つ
(MC)
14.バイバイバイ
(enco.)
15.エキストラ
KANさんが椅子に座り、ピアノを弾き出して1曲目に入る前奏。
少しジャジーな感じで。
途中…
ビリージョエルの「MY LIFE」とスキマの「全力少年」のアレンジが入っていたような…(違ってたらスミマセン)
『カレーライス』で「うわ~」ってさせーの『50年後も』でウルウル
やっぱ生音はいいなぁ…
と思わせ…てからのMC。
左親指の付け根が痛む、背中に黒いイボができた…という話を。
もう左親指の話のオチからその先のオチもみえた…笑
そう…
「加齢によるもの」からの「カレーライス」。
さらにその先を見据えた「50年後も」でした、と。
…とまあ、そんな感じです(笑)
そんな空気感の中での『SAIGON』は感動したなー
今回最長のMCをしたのが『Penny Lane』の前。
いつもは大概ビリージョエルの楽曲について熱く語るKANさんですが今回はポール・マッカートニーの話。
リヴァプールに行ったときの珍道中を事細かく(笑)
そして「Penny Lane」にインスパイアされ創ったのが『サンクト・ペテルブルグ』だと。
若い子は知らないかもだなー。今井美樹さんのヒット曲。
コレ、KANさんの作曲なんですよねー
すごく良質なPOP感。KANさんの真骨頂的な曲かと。
それを初カバー。
最後あたりにある台詞「やっと言ったなコイツ!もう離れないから!」は恥ずかしさもあることから…
プーチンのものまねで(笑)
いやもうフツーに笑っちゃったよね。
でもこの曲の雰囲気だからそれも許されてた。
で、
「僕には”雨にキッスの~”のような歌詞は書けません」と言って『プロポーズ』を。
いやもう優しすぎます。この曲。
『Le ragazze』はイタリアのアカペラグループの楽曲。
イタリア語を少しかじっていたときに練習した曲。
ずっと披露する機会がなかったけど「やりたいからやります」と。
なんつーか…
KANさんって…
ほんと多才。
英語もイタリア語もロシア語もピアノも小ネタも…
なんなの?このバイタリティ。
『Autumn Song』は「このツアーは冬もやりますが、関係なくこの曲はやります」と。
ウットリ。
そしてこのライブ最大のミッション。
『よければ一緒に』
サビの部分に観客担当の振付けが。
みんなで練習。
最後のシメは平井堅のように指を天に突き出す…という(笑笑)
盛り上がったし、KANさんも楽しそうだったなー
で、そのままの雰囲気で『愛は勝つ』
私…まだこの曲が鳴るたびに思っちゃいます。
「あー私、当時この曲好きじゃなかったなー」って
『バイバイバイ』、『エキストラ』はひたすら泣かせる。
「エキストラ」…いやホント素敵な曲。(桜井さんもアルバムの中で一番って言ってたな)
優しくて切ない。(コチラで聴けます)
とまあ、そんなライブ。
『楽しくて優しい世界』っていう…そんな空間でした。
最初にKANさん
「丁寧に丁寧にやりたいと思います」と。
この台詞がとても心に残っていて。
ピアノも歌もトークもホント優しくて丁寧。
終わった後はホクホク感が残る。
行けてよかったなーーー
*あ、本日の闇題は「メロン食べるぅ〜?」でした