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神足勝記を追って

「御料地の地籍を確定した神足勝記」を起点として「戦前の天皇・皇室・宮内省の財政について」のあれこれをとりあげる

No.458 きのうの付録

2025-04-16 00:11:17 | あそび
(1)きのうの「いまこそわかれめ」は、「今が別れ目(別れる時)」とずいぶん後まで思ってました。
 「め」が助動詞「む」の已然形であること、「め」の活用が「○〔マル〕 ○〔マル〕 む む め ○〔マル〕 ×」であること、「~こそ~め」が係り結びであることは知っていたはずですが・・・まあ、あまり考えていなかったということですね。
 ハジカキついでに書いておきますと、「おも~えば いと~とし なが~としつき」のところもそうです。
 ここは、「いととし」をてっきり「いとおしい」と思い込み、「思えば愛しい長い年月」と理解してました。これでも気持ちはわかるでしょ?うふふ。ともかく、「いと=たいそう」、「とし=疾し」ですから、「思えば、あっという間に過ぎてしまった」です。ああ度し難い!

(2)きょう、昔の童謡とか唱歌にどんなものがあったかと思い立って、少し棚を見ていきました。すると、なつかしいのが出てきました。
 一つは、高校時代の歌集です。 
      
     大きさ:文庫本大
 おそらくみなさんの学校でもこういうものを配布した(買わされた)かもしれません。というのは、表に自校名が入っていて、いかにも自校の独自の歌集であるかのように装っていますが、中をのぞくと、見開きに「仰げば尊し」、次のページに「校歌」、その次のページに「生徒会の歌」と「応援歌」という順に配置されて、オリジナル〔自校のもの〕はここまでで、そのほかは会社でも「うたごえ喫茶」でも使える普通の歌集だからです。

(3)奥付に「音楽教育社 昭和42〔1967〕年3月発行 定価90円」とあります。
 おそらく、音楽出版社が高校に、校歌や校名を入れて配布すること提案したのでしょう。
 定価の90円は、この当時、岩波文庫には定価いくらと書く代わりに、★印を付けて、1個だと50円、2個だと100円というように表記していましたが、90円は★2個分に相当するので、現在だと700~900円くらい・・・でしょう。
 内容は、世界各国の歌・民謡、日本の流行歌などまで集められた200㌻を超える良い歌集です。きょう見た限りでは、いまでも歌えますから、きっとボケ防止に役立ちますね・・・。もちろん、軍歌は入っていません。
 
(4)懐かしさついでに、もう一つ載せておきましょう。
 現在のことはわかりませんが、当時はよく知られた「歌声ホール」だったようですから、ご存じの人、行ったことがある人があるかもしれません。
 
    
    縦73✕横112mm 256㌻ 

 奥付によると、「歌声ホール 炎」というのが正式名称です。
 場所は、「京都市四条河原町西入ル」、電話〔当時〕075-22-3816です。

(5)これは、昭和42〔1967〕年11月11日に京都へ修学旅行へ行ったときに、その道に通じた友人〔その後の消息不明〕に誘われて出かけたのでした。
 もう何を歌ったかも何を話したかも覚えていませんが、同席した人と話が合ったので、サインをお願いしたところ、「代﨑〔しろざき〕」と書いてくれました。京都の人だといってました。もちろん女性です。う~ん!ロマンチックですねぇ。
 When I was young・・・。

    
      ロウバイ:きょう15時ころ

【コレクション 215 秘蔵浮世絵大観】
 このパンフの大きさはA4判4㌻です。A3判の用紙を二つ折りしてできています。
 どのページもカラフル・豪華ですから、4㌻とも載せて一切の説明を取りやめとすることにします。なお、刊行は昭和62(1987)年12月から始まったようです。

       1㌻


        2㌻


        3㌻


       4㌻


 以上です。
 今日はここで。明日はお休みです。

   
     西北の空:きょう18時ころ
       
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No.456 どこかに、残したい! 

2025-04-13 23:37:43 | あそび
(1)持っているパンフレットの中にはいろいろなものがあります。
 特に分類などはしていませんが、大雑把にまとめただけでも次のようなことが浮かびます。
1.自分の視野を広げてくれるもの、役に立つもの
2.持っていること自体が誇らしいもの、嬉しいもの
3.見ただけでニコッとさせられる楽しいもの
4.好奇心〔「ゆかしい」という思い〕をかき立てられるもの・・・などなど
 
(2)と言って、自慢したいわけではありません。
 あえて言えば、これほど興味深いものなのに「図書館にない?」ということです。
 図書館にもさまざまのチラシ類が置かれていますが、それも含めて、一定期間ののちには「雑古紙」として廃棄処分されてしまいます。もったいないですね。

(3)ところで、いまはもう公衆電話を利用する人が少なくなりました。いまはと言いましたが、そんなに昔ではありません。20年かそこら前のことです。
 その頃は、電話をかけに行っても、先に利用している人がいたりすると、明くのを待っている人がいることに気が付かず(いや知りながら)、延々と「ラブコールとか、交渉ごと」を続ける人もいて、しびれを切らしたことがあります。 

(4)イヤ、言いたいのはここからです。
 ケータイが普及する前は、私用電話の時は10円玉を持って公衆電話まで行くわけです。利用者がそれなりにいましたから、いまとは違って、通路の一角のちょっとへこんだところにはたいがいありましたし、駅前には「電話ボックス」がありました。
 前置きが長くなりましたが、電話機の後ろの壁や、電話ボックスの内部には、電話をかけているとちょうど目に入る位置に、所狭しと「チラシ」が張られていました。
 電話のダイヤルを回して、呼び出しているうちはヒマですから、その間にチョットでも見させようというのでしょう。しかし、直に気恥ずかしくなるので、右を向くと右にも、左を向けば左にも、これでもかと張ってあります。「懐かしい?」「恥ずかしい?」時代でした。

(5)えっ!「公衆電話」を利用したことがない?
 ウ~ム!
 
(6)「これも人間のやっていること」、私は、このチラシを意識的に収集してみました。立川駅・池袋駅などです。手元には約1年分=一袋あります。
 こういう研究をやっている人・・・いないでしょうか?差し上げますよ。
 
(7)いや、・・・やはり少し手間をかけて残すべき、そう思いませんか?

   
    きのう、公園で遭いました。

【コレクション 213 雲南の植物】
 このパンフはA4判に近い大きさのものですが、横210mm×縦275mm、10㌻です。
 全体は、A3判の用紙を二つ折りしたものと、A4判3枚分の用紙を3つ折りしたものを重ねてできています。
 全体は、
 1㌻ 下に掲載
 2㌻ 刊行に寄せて 略
 3・4㌻ 下に掲載
 5・6㌻ 全巻内容 目次
 7・8㌻ 4㌻と同様の内容写真紹介
 9㌻ 組見本
10㌻ 下に掲載 *本の特色・体裁・刊行案内などすべてあります。
 
       1㌻


       3㌻


        4㌻

        10㌻

 以上です。
 今日はここで。

    
      路傍のスミレ
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No.454 なんとかなりました!

2025-04-11 00:37:11 | あそび
(1)高村光雲の作品、ほれぼれとしますね。自分でも彫ってみたくなります。
 ところで、あそこに付いていた題の「養蚕天女」というのはなんですかね?
 子供のころ、母方の祖母も養蚕をやっていました。私も、桑取りや、蚕が繭になるときにマブシに移す手伝いをしたことがあります。そのいくらかの経験に照らした限りでの感想ですが、光雲の「養蚕天女」が、現実の養蚕のどういう場面を形象化したものか、ぴんときませんでした。
 同じ光雲の作品でも、ほかのものには現実を直視した作品を見ますが、「養蚕天女」は「天女」だからでしょうか、服装や髪形でも、繭を愛でる様子でも、優雅に過ぎる〔養蚕の形象化といえるか〕と思っていますが、皆さんはどうでしたか。
 養蚕は、農家の現金収入源の一つとして切実だったんです・・・。祖母なども、温度・湿度を計って記録し、火を焚いて温度調節しながら一生懸命でした。
 思い出しました。おばあちゃんのような人をラクにさせてあげたいというのが自分の学問の出発点です。それから、授業では、昔の小学校出のおばあちゃんでもわかるように話す、というのが常に心掛けていたことでした・・・、おっとっと!浪花節・・・。
 そうだ!それから、おばあちゃんは小学校の頃に滝廉太郎の「荒城の月」を歌ったそうです。

     
     今日のお客さん

【コレクション 211 ロシア・アヴァンギャルド】
 これは、前からどう紹介しようかと思案していたものです。というのは、360mm✕510mmの一枚ものの大きな用紙を折り込んでできているパンフだからです。
 画像を合成する練習として挑戦し見ましたから、ご覧ください。

  表側(外側)は、下のようにタテナガにして3段に使っています。
  上段は右から1~4巻の内容紹介です。
  中段の左半分が推薦文、右半分の「ロシア・アヴァンギャルド 全8巻」とある箇所が織り込んでいったときの表表紙、「甦るアヴァンギャルド」とある箇所が裏表紙です。
  下段は右から5~8巻の内容紹介です。
 

  

 裏面(内側)は、ヨコナガに使って、これを3列に分割し、左から「ロシア・アヴァンギャルド 全8巻」、中央に「マヤコフスキー」、右に、上から「マヤコフスキー/微笑む」、「マヤコフスキー/笑う」、「マヤコフスキー/嘲笑する」とあり、その間には本からの挿絵が引用されています。

   

 以上です。
 今日はここで。

    
      小さな花だよ

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No.452 多摩川べりで

2025-04-07 23:51:17 | あそび
(1)きのう、多摩大橋の近くで中学生のサックスを聴いていると、風が強くなり、雲も出てきました。
 
     
       左の橋脚のところで3人の中学生が練習していました。
        露出を加減しましたが、私の腕ではこのくらいが限度です。
        この下のものもあまりぱっとしません。 
  
(2)帰ろうかと思いながら、いちばんよく咲いている桜の方へ少し近づくと、ヒヨドリがホバーリングしながら蜜を吸っているのが見えました。撮ろうと構えると、間に合わず、行ってしまいました。
 でも、この木がいちばんよく咲いている木です。これでもまだ2~3分といったところでしょうか。じっと見ていると、花影に鈴なりのトリ〔クイナ?〕が見えてきました。
 
    
 
(3)それでもじっと見入っていると、視線を察したようです。そわそわしだしました。そして突然、降ってきました。
    

(4)それから、いっとき観察していると、整列しだしました。

    

(5)少し暗くなってきたので西の方を見ると、大気が動き出したようでした。雲が厚くなって太陽を隠し始めました。そして、打ち上げ花火のような、線香花火を逆さにしたような、ふしぎな空になりました。
 
    
    飛行機雲ではないようです。このまましばらく移動しました。

(6)じっと見ていると黒い筋が消えて、オレンジ色に薄明るくなってきました。

    

(7)どんどん変わっていきました。
 今日、あちこちでアラレが降りましたが、ニュースで見た茨城県の空のようでした。

    

(8)山際〔ヤマギワ〕のあたりをアップにするとゆったりとした感じがしますが、実際にはなにか異変があったのかもしれません。

    

【コレクション 209 戦後日本貧困問題基本文献集】
 昭和の30年代には、壁を塗るカネがないためか忙しいためか、壁に蓆〔むしろ〕を垂らして代用している家がありました。道路に電柱が建っているのに、そこから脇に40~50m入った家にはまだ電線が張られず、ランプ生活している家もありました。
 もうそういうことは聴かなくなりましたし見ることもなくなりましたが、今度は収入(生活費)が確実に必要になってきました。収入をどう得るか、その額はどれほどか、個人の尊厳を維持しうる最低生活費に達しているか、そもそも「健康で文化的生活を維持できる最低生活費とはどういう水準か」、実に悩ましい問題です。
 それだけではありません。先日、三重県の県議がトイレに生理用品を備えるよう提起したところ、8000件の「殺人予告」まで来たといいます。ここには、現在の貧困概念の到達点と、それを理解できない遅れた面の一端が如実に示されています。
 「貧困」とは何かや「貧困を測る尺度」は、国によっても時代によってもどんどん変遷をとげ、深化してきています。それはこの文献が刊行されて以降の10年余でもずいぶん違ってきています。一口で、ずいぶん人間的で具体的な要求が増えてきたと思います。それは、下に載せた諸文献と、最近しばしば問題になる介護・年金・ジェンダーなどを見るだけでもよくわかります。貧困からの脱出は主権者の「権利」です。

 このパンフの大きさは、A4判6㌻です。A4判3枚分の横長の用紙を三つ折りしてできています。
 全体は、
 1㌻ 下に掲載。
 2㌻~3㌻前半 本文献の特色 刊行にあたって
 3㌻後半~4㌻前半 収録文献一覧 下に掲載
 4㌻後半 内容見本
 5㌻ 推薦 岩田正美 日本女子大教授 日本の貧困研究を再検証するために
       青木 紀 名寄市立大学長 過去の格闘からの照射の先
       橘木俊詔 貧困問題を考えるための重要文献群
 6㌻ 刊行案内 体裁:A5判 約8200㌻ 揃定価252,000円+税 
         日本図書センター 2013年4月刊
        1㌻


        3㌻~4㌻


 以上です。
 今日はここで。

    
     庭のすみれ

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No.451 多摩川まで

2025-04-06 23:21:51 | あそび
 きのうは、2時まできっちり作業をして、花見に出ました。

(1)まず、先日紹介した桜です。
 先日の雨にもめげず、咲いてました。まだもっと華やかになります。

    
    正確には「東文化通り沿いの玉川町4丁目にある桜」 

(2)その桜のすぐ向かいあたりに赤い花が見えました。

    
     名前は知れず

(3)新奥多摩街道を過ぎてすぐ、つくし・ほとけのざ・えんどうが見えました。小さな花をつけた夕顔(おおまつよいぐさ)も見えましたが、撮り損ねました。
1.つくし:つくしだれの子すぎなの子
 すぐ手前にすぎなが見えます。
 
    

2.ほとけのざかな?
    

3.えんどう:黒い虫がたくさん付いています。
    

4.夕顔を撮って顔をあげると、柵に「だいずばし」と書かれたプレートが付いていました。どんな字を書くのかとキョロキョロすると、少し先に下のような漢字のプレートもありました。橋柱には、だいたいどちらかに平仮名どちらかに漢字で書かれていますね。
 帰宅してから地図で調べたところ、多摩大橋の手前で東文化通りの西側から東側へ抜ける道〔写真右下〕に架かる橋でした。東にある「福島中学校」への通学路かもしれません。
   

(4)「こんなところに橋があったのか」と下の方の景色を見渡し終わった頃、前方にある多摩川の堤防から派手にいろいろなものをつけた自転車が現われました。ミノカサゴという長いひれをもった魚がいますが、ああいう感じです。テレビで美空ひばりとか小林幸子のハデな舞台衣装を見たことがありますが、あそこまで行かないにしても、路上でのことですから、一瞬、昔の紙芝居屋とかチンドン屋を思いうかべているうちに、見定める間もなく通り過ぎてゆくので、ハッと気づいてアタフタと2枚撮りました。1枚は失敗、1枚は優良可の可ぐらいの感じです。しかし、実におもしろい写真です。
 
    
 
 散歩のお母さんと子供がびっくりして振り返っています。よいシャッターチャンスでした。
 私は、「これならヒトを撮るのもいいな」と、新境地を切り開かれた思いです。

(5)そうして、多摩川に着きました。富士山は雲に隠れていました。
 対岸の八王子側は花咲いているようでしたが、昭島側の堤防沿いの桜はまだ10%も開花していませんでした。
 帰ろうかとためらっていると、橋の下付近から、上手なサックスの音が聴こえてきました。3人の中学生でした。

    

 ちょっと暗いですが、手前の橋げたのところに3人がいます。
 私は、聴きながら上流の桜を探りました。桜はまだでしたが、おもしろいものが見えました。それは明日書きましょう。

     
    「かわいい花」という歌がありましたね。今年は、妙にあっけなく終わってしまいました。

【コレクション 208 週刊地球旅行】
 これはご存じの方も多いでしょう。定期購入していたという人もあるでしょう。 
 ところで、コロナ蔓延の前から、各国とも内外の旅行者の行動や観光文化消費に期待する割合が増えてきていました。しかし、いまウクライナ攻撃、ガザ爆撃、・・・トランプ関税など、不安材料が後を絶たず、見通せない状況が強くなっています。各国とも国際親善に努め、軍事をやめて外交に徹し、少しでも防災・防犯対策などに力を入れるべきでしょう。ともかく、平和で安全であればこそ成り立つことです。
 一旦緩急あらば 経済は凋落し 御国も民も立ちゆかぬ

 さて、このパンフはA3の用紙を二つ折りした4㌻仕立てです。どのページも視て楽しいですから、4㌻とも載せてすべて「ご覧の通り」とします。なお、創刊は1998年です。
    
        1㌻


    2㌻                  3㌻
 

        4㌻  

 以上です。
 きょうはここで。

    
    ご近所のつばき
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