神足勝記を追って

「御料地の地籍を確定した神足勝記」を起点として「戦前の天皇・皇室・宮内省の財政について」のあれこれをとりあげる

No.92 新発田市

2024-02-26 23:35:05 | 旅行

       タイサンボク:長岡市の悠久山公園で(新発田市でも見ました)
         朴より花弁が丸く、葉が厚い
 私が旅行に出るのは、見たいものや行きたい場所ができたときです。ですから、お目当てははっきりしています。しかし、それだけです。あとは行き当たりばったりで、どうやって行くか、どこを通って行くか、宿はどこにするか・・・。行って困ってから決めます。
 何回か外国へ行ったことがあり、飛行機に乗りました。飛行機は予約が必要ですから予約しましたが、同時に万一のために前日は近くに宿も決めました。しかし、あとは基本的に臨機に対応、そのときしだいでした。
 なぜそうかというと、予定を決めていくと、それを意識したり、拘束されるためにほかが視界からはずれたり、散漫になったりするというのが理由です。
 ある時、旧御料農地を見に行って、次のバス時間まで2時間もあるので、座り込んでいたら、パトカーが巡回に来たということもありました・・・。まあ、そういうこともあるさ、です。あちらは、通報があれば巡回せざるをえない。当世、物騒になりましたから。やっぱり、あの戦争や「プー」・「トラ」などのせいでしょうか。 
 要するに無計画ですから、下調べの必要がありませんし、まずしません。代わりに、行った先々でパンフや資料などこれはと思うものが見つかれば、何でももらったり買ったりして帰り、あとからそれを見て再旅行します。それでしまったと思うこともありますが、見たければまた行けばいいと思っています。これは昔からそうで、要するにモノグサなんですね。
 ちなみに、学校の授業の予習などもまずしたことがありません。やってわかちゃったら、知っていることを聞くわけですから、授業がつまらない・・・。
都合のいいリクツですね。
 そういうことですから、ある有名な所へ行ってタクシーに乗った時、運転手と話していて、知らないことを話し出したので、「それは何ですか?」と訊いたところ、「これをご存じなくてきたのですか〔なにしにきたんです?〕」と怒り半分の口調であきれられたことがあります。
 まあ、人がやれることはやってもらうのがいい、自分がやらなければならないことがあるはずだから、その時は自分がやればいい、そう思っています。

 『御料局測量課長 神足勝記日記 ―林野地籍の礎を築く―』日本林業調査会(J-FIC)の作業は、「そういう私の産物」です。
 当世の出版事情のもとで、「自分の存命のうちに陽の目を見ないかもしれないけど必要な作業だ」と思って続けられたのは「生来の気質」からです。そもそも楽しかった。
 わが道を行けばいいと思う人には「おすすめのやり方」と思っています。

 今日はここで止めてもいいくらいですね。でもここからです。

 長岡で悠久山公園を見て、泊まろうかと思って立ち寄った国民宿舎の管理人が留守でした。それで、長岡駅に戻ってみました。
 駅で、まだ実現していない「直江津ー佐渡」をやろうかと思い立ってミニサイクルを組み立ててしばらく漕ぎましたが、もう暑い。おまけに、かつての8段切り替えとは速度もまったく違う。これでは無理とあきらめ、まだ日が高いので、駅で時刻表を見ると「北越号新潟行」というのがあることがわかり、飛び乗って新潟へ出ました。

 新潟駅で、「新潟ー佐渡もアリだな」と考えていて、「大人の休日倶楽部」を利用してきたことを思い出しました。「行けないことはないが、券の有効期間が終わってしまうから駄目だ」と考えなおして時刻表を見ると、新発田行がありました。「よし、OK!」と決めて飛び乗ると、直に新発田駅に着きました。

 新発田はずいぶんあちこち歩きました。そのため説明が手間なので、ここは一番、順不同・「落穂ひろい方式」で行きます。

(1)蕗谷虹児記念館
   
   中もおしゃれ。。

 (2)大倉喜八郎生誕の地
 新発田市は大倉喜八郎の出身地でした。
 到着して街を歩いていて、「そうだった。一度は来たいと思ってた」と・・・。
   
    生誕地の碑
 それから、大きな胸像がありました。午後のため、かげってます。
 街の功労者としても顕彰されています。公園もありました。
   
    大倉喜八郎胸像
 (3)あやめ園
 ここから翌日です。
 宿のご主人が「あやめ園がちょうど開園しています。ちょっと遠いでけど、自転車ならいけます。時間があるならぜひ」と勧めてくれたので行って来ました。
 奥の方までずっと広がっていて見ごたえがあり、近くに池もあって、弁当を食べに行くに絶好と思いました。
 
 
        いずれがあやめかかきつばた・・・あやめ園の一角
 
 (4)新発田城
 まだ開場〔開城?〕前でした。ザンネン。
 

 (5)佐藤六石〔さとうりくせき〕の碑文
  不勉強でこの人のことを知りませんでした。

     
 
 (6)清水園
  駅前の観光案内所でもらったパンフを見て行ってみました。
  庭園に関心のある方は検索してみてください。素人ながら一見の価値があると思います。   
  これについては、ほかの写真があるので「落穂ひろい」の時に乗せる予定です。
 
       清水園:いいですねえ。、撮り方も・・・

  今日はここまで。

コメント
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