「和歌 遠つおやの」(吟)笹川鎮江
しろがねの
草薙ぐ刃の
あらみたま
紫の
実に癒されて
にぎみたま
高橋作
意訳:
草刈りは危険なので
荒魂になるが
ムラサキシキブの鮮やかな紫の実を
見つけて
たおやかな和魂になった。
草薙ぐ刃の
あらみたま
紫の
実に癒されて
にぎみたま
高橋作
意訳:
草刈りは危険なので
荒魂になるが
ムラサキシキブの鮮やかな紫の実を
見つけて
たおやかな和魂になった。
今
世は乱れ
当に
民
慟哭せむとす
市井の遊侠
漢の高祖となり
臥竜の書生
出師の表を
著し
農夫の
天命を識りて
玉座に就く
君
民を憐れみ
唯
天命によりて
玉座に就かむことを
願ふ
そは
東の国より
遍く
天下に
光明の照らさんが
ためなり
高橋作
世は乱れ
当に
民
慟哭せむとす
市井の遊侠
漢の高祖となり
臥竜の書生
出師の表を
著し
農夫の
天命を識りて
玉座に就く
君
民を憐れみ
唯
天命によりて
玉座に就かむことを
願ふ
そは
東の国より
遍く
天下に
光明の照らさんが
ためなり
高橋作
みほとけにつかふる
尼のはぐくみに
たのしく遊ぶ子らの
花ぞの
解説:
故谷口節道禅尼は
慈悲心あつく、終戦後、薄幸の孤児を多く収容して、養育に精進した。
昭和三十三年第一三回国民体育大会の折、天皇皇后両陛下がこの施設(ルンビニ園)へお立寄りになった。
そして時の谷口園長の説明と無心に遊ぶ親のない子供達をみて感動され、お詠みになった御製である。
富山いしぶみ研究会「富山市の文学碑と拓本」桂書房刊 より
高橋記
尼のはぐくみに
たのしく遊ぶ子らの
花ぞの
解説:
故谷口節道禅尼は
慈悲心あつく、終戦後、薄幸の孤児を多く収容して、養育に精進した。
昭和三十三年第一三回国民体育大会の折、天皇皇后両陛下がこの施設(ルンビニ園)へお立寄りになった。
そして時の谷口園長の説明と無心に遊ぶ親のない子供達をみて感動され、お詠みになった御製である。
富山いしぶみ研究会「富山市の文学碑と拓本」桂書房刊 より
高橋記
君
只
神輿にのりて
漢の高祖にならむことを
こいねがう
茫洋たる虚に
実なる材の
集うは必定なり
我
君の張良となりて
国のまつりごとを
輔弼せむ
高橋作
只
神輿にのりて
漢の高祖にならむことを
こいねがう
茫洋たる虚に
実なる材の
集うは必定なり
我
君の張良となりて
国のまつりごとを
輔弼せむ
高橋作