NPO法人 地域福祉協会

清掃事業  森林事業(植栽・剪定)

少食・少塩健康法の検証。

2017-02-14 | コラム
西式健康法
甲田光雄氏の断食少食療法
ヨガの浄化法といった
様々な健康法が喧伝されてきた。

おそらく
榎木さんの如く
断食や少食をいつか実施したいと考えている人は
多いだろう。

かくゆう私もその一人である。


先般の水行(滝行)によって
冷水浴の健康に著効あるを豁然大悟した。

と同時に
少食療法も実施できるのではないかという
天来の閃きを得た。

そして
2月から本格的に少食生活に突入した。


そもそも
健康になりたい願望と
極貧のため
食費を限りなくゼロに近づけたい願望があったのだ。

何れにせよ
人参やジャガイモなどの根菜・芋を中心に食し
果物ジュースや果物を食している。

腎臓負担や浸透圧などを勘案して
減塩食にした(諸説を勘案して一日5g以内)。

米や餅やお菓子は
晴れのお供えとして少しだけ頂くことにした。


現時点では
一日に大きめのニンジン1本ぐらいの体積(量)で十分な気がする。


しかし
私の視点として
甲田先生のメニューでは(味気ない)
長続きしないと思うので
美味しいものを少しだけ頂くほうが良い。

餅が食べたくなっても
我慢するという禁欲的な甲田療法は
大して意味がない。


いずれ
少食をスタンダードにし
食事療法で万病を治す食医になりたいです。



高橋栄養士



川田稔著「柳田国男 ―知と社会構想の全貌」ちくま新書刊を読んで

2017-02-05 | 書評
私は
この本により
ハンディの始源と意義について
ある種の豁然大悟を得た。

柳田国男氏は
フレイザーの「金枝篇」の影響を受け
次のような仮説に至ったらしい。

「神祭において神が憑依しその意志を伝えるべく定められた者は、ふつうの人と区別するために、聖なる役割をもつものとして片目をつぶされた。」273頁

「日本では、ひろく各地に一目小僧をはじめ様々な片目の妖怪に関する伝承が分布している。柳田によればそれは、一つ目を特徴とした神のなれのはて、その零落した姿であった。」 274頁

すなわち
ハンディ、障害とは
神と人を繋ぐ巫女
預言者の役割を付与された聖なる人物の証ではないか。


近代とは

聖なるもの
神と人物の尊崇を

差別と侮蔑へ変節させた
認識主観の堕落である。


いじめと
差別の根源は
聖なるものへの嫉妬と恐れである。



高橋研究員(文化人類学)