NPO法人 地域福祉協会

清掃事業  森林事業(植栽・剪定)

潜在自然植生の顕在化

2014-10-31 | コラム
在来種による生物多様性の植栽緑化は
ビオトープづくりとも規を一にする。

セイタカアワダチソウや
孟宗竹を駆除し

本来の植生に準拠した森づくりを
里山だけでなく
平野部の道路、公園、海岸、河川で具現せねばなるまい。


リア充とネット充は
相反する。

我々は
あくまで
現実を牛耳る必要がある。


高橋(リアリスト)

弊なれば新、窪なれば盈つ。

2014-10-17 | コラム
物事は
疲弊して壊れるから
新しく創ることができる。

へこんだ空間に
水が入る。

老子のメタファーである。

近代文明は
ローマ帝国に酷似し
早晩、崩壊するだろう。

しかし
新しい文明を創ることができる。

誤った思想、情報、システムを葬り去ることで、新しい思想とシステムが入ってくる。


情報を減らし
五感の節欲をして
内的生活の静謐を追求すれば
自ずと真実が入ってくる。


老子のメタファーは
現代文明の強大と崩壊を予言し
個人と社会のダウンサイジングを示唆する。

今から
静にして柔
寡にして朴なる文明が
小さくはじまる。

高橋(ぼくは朴)

口伝の奥義、もしくは法実証主義の終焉

2014-10-16 | コラム
本来
文字の有無に拘わらず
物語りや奥義は
口伝であり口承されてきた。

ユダヤ教のトーラー
各地の伝説や民話
武術や帝王学
職人の技は
全て口伝え、口コミであった。

すなわち
法や掟は
暗誦することで
魂のスティグマとなり
正義の盾となる。

如何に
日本国憲法が秀逸でも
文言を暗誦することがなければ
国民の血肉とはならない。

道徳や法の伝承は
成文法や実定法を文字で著すよりも
口伝を優先すべきなのだ。

神の十戒をリフレインして唱えることは
憲法を制定して自足する営為に優る。

過去の文書や記録は
永遠の相の下に放擲しても
真なるものは魂のスティグマとなって残る。

そこから
伝えるべきものが捨象され沈潜していく。

インターネットの情報や書物がなくても、真実は残るのであり、捨てる更新のタームは短くても良いのだ。


高橋(口伝立法)