NPO法人 地域福祉協会

清掃事業  森林事業(植栽・剪定)

宮本輝著「蛍川」の最後の場面。

2019-07-31 | 文学

蛍は風に乗って千代と銀蔵の傍にも吹き流されてきた。

「ああ、このまま眠ってしまいたいがや」

銀蔵は草叢に長々と横たわってそう呟いた。

「・・・これで終りじゃあ」

千代も、確かに何かが終ったような気がした。そんな千代の耳に三味線のつまびきが聞こえた。

盆踊りの歌が遠くの村から流れてくるのかと聞き耳をたててみたが、いまはまだそんな季節ではなかった。千代は耳をそらした。

そらしてもそらしても、三味線の音は消えなかった。風のように夢のように、かすかな律動でそよぎたつ糸の音は、千代の心の片隅でいつまでもつまびかれていた。

 

  千代はふらふらと立ちあがり、草叢を歩いていった。もう帰路につかなければならない時間をとうに過ぎていた。

木の枝につかまり、身を乗り出して川べりを覗き込んだ千代の喉元からかすかな悲鳴がこぼれ出た。

風がやみ、再び静寂の戻った窪地の底に、蛍の綾なす妖光が、人間の形で立っていた。  

 

 

 


活動の記録。

2019-07-31 | 報告

日時:7月31日

 

内容:清掃(経田駅公衆トイレ)。報償草刈り(角川)。

 

 

感想:

黒部市と魚津市の海岸部に、熊さんが出没し

通行止めになっておりました。

 

 

報償草刈りを

一生懸命にしておりますので

しばらくお待ち下さい。

 

 

おわり

 

 

 

高橋記

 

 

下の方まで刈っているので

時間が掛かることを

ご了承下さい(哀しみに充ちた角川)。

 

 

 


活動の記録。

2019-07-30 | 報告

日時:7月30日

 

内容:墓掃除の場所確認。剪定(滑川市お客様)。報償草刈り(角川)。

 

 

感想:

地域住民の方から

「いつ報償草刈りすらんよ。早くせま」(想像のことば)

という

哀しみとも怒りともつかぬ叫びが

 

新川土木センターさまに

寄せられました(いつもの事ですが申し訳なく存じます)。

 

 

報償草刈りの途中に

熱中症と過労症状が出て参りましたので

あまり進みませんでした。

 

 

おわり

 

 

 

高橋記

 

 

哀しみの角川


活動の記録。

2019-07-29 | 報告

 

日時:7月29日

 

内容:清掃(経田駅公衆トイレ)。草の搬入(立山町クリーンセンター)。草・葉の片付け(ファニチャーパーク・ケースリー様)。剪定(滑川市お客様)。

 

 

 

感想:

明らかに

地球は温暖化し

日本も亜熱帯となってきたようです。

 

 

おわり

 

 

高橋記

 


活動の記録。

2019-07-28 | 報告

日時:7月28日

 

内容:草の片付け・仕上げ(ファニチャーパーク・ケースリー様)。

 

 

 

感想:

フジロックフェスティバルという行事が

新潟県で行われていることを

初めて知りました(富士山だと思っていました)。

 

 

そして

いまだに

キューアーさんが

活動していることに驚きました(結構な年だと思います)。

 

 

ぼくは

そのようなイベントに行くお金と暇が

ないのと

騒がしいのが苦手なので

行きません。

 

 

そんな

はではでしいコンサートが

必要とは

思いません。

 

 

おわり

 

 

 

高橋記