思い出は美しすぎて 八神純子
ABBA : Dancing Queen (Royal Swedish Opera 1976) HQ
火は
怖いので
人々は気を付けるが
水は
優しげなので
水難に遭うと言われる。
この防災の真理と
健康法における水の位置は
同じである。
昔
石原結実先生が
水毒の害について
著作で述べられていたが
ぼくは
等閑に付していた。
しかし
健康法の深い探究、思索により
最後に
水分摂取の問題が
露わになった。
様々な食品選択、献立作成をし
断食、少食療法を実行しても
おそらく
水分過多ならば
水毒、低ナトリウム血症になるのだ。
榎木さんの1ヶ月不食実験で
最初、調子が悪くなったそうだ。
ぼくの勝手な予想では
水とコーヒーを飲み過ぎて
低ナトリウム血症になったのではないかと思うのだ(全然違うかも)。
では
水分過多にならないために
どうするか。
まず
曹操氏のように
コップのサイズを小さくすること。
イタリアの
エスプレッソカップのような
小さいカップ、湯飲みを
常時使用することである。
お酒も
お猪口や養命酒のコップのように
少しだけ飲むのが良い。
とにかく
お酒、ジュース、コーヒー、水を
だわだわ飲むと
健康を害し
その他の健康法が無に帰すのである。
おわり
高橋研究員(栄養士)
Adam and the Ants - Stand and Deliver (1981 Solid Gold)
糖質制限食を唱導する論者は
イヌイットの方々が
肉食である事実を挙げ
糖質食が普遍的でないという。
しかし
ニューギニア原住民は
タロイモが主食であり
その時点で
普遍性はない。
日本の在来種という観点から言えば
小麦も米も
中東、インドの外来種であり
身土不二というなら
主食たり得ない。
ぼくの仮説では
縄文時代と
その食生活を継承していると思われるアイヌ人の食生活が
参考にすべき型だと思われる。
食生活は
個人的で相対的だとしても
やはり
何らかの型を欲するのが
人の常である。
食については
その土地に植生する樹木及び草の実(子房)
並びに沿岸、河川で採集される魚貝、海藻を食すのが良いと思う。
日本は
基本的に東南アジアの
温帯であり
島国なので
基本は魚食の民でいいと思う。
つまり
河川を泳ぐシャケやアユ(河川で一網打尽にするシステム)
沿岸の貝などを主食にし
冬期は
くるみ、クリ、コナラ、スダジイなどのドングリで過ごし
たまに
クマイチゴ、アキグミ、クワ、ビワ、ナツハゼ、ミカン、カキ等の実を食し
サトイモ、ヤマイモ等を栽培するという
縄文的な採集、畑作文明を型とすべきでしょう。
何れにしましても
穀物は
ハレの日に
神と頂く特別なものであり
普段だわだわと食するものではありません。
その意味では
糖質制限食は正しいと思います。
ぼくは
魚貝類と木の実(果実・子房)を
主食にすれば良いと思います(米や小麦は要りません)。
イワシ(煮干)やスルメ
干し柿などの乾物、塩乾物が
ベストです。
高橋研究員(栄養士)