昨年も6連の蕾をつけ花開くのを待ったが虫に食べられ無残な結果に終わった。長ら
くササユリを観察しているがよく分からない花だ。ある年、急に花が咲くかと思えば知
らない間に絶えてしまう。種を取り蒔いてみるが土壌が合わないと芽が出ない。
深く掘り苗を傷めないようにして移植しても中々、成功しない。
だからササユリを絶やさないのは自生している地域内で適当な放置の中、ご機嫌を損
なわないよう大切にしていくしかなさそうだ。
これから暫くは白い花と独特の香りで楽しませてくれる。
今年は6連の蕾をつけたものが隣り合わせで2本、内1本は今まで6連をつけていた苗の
ようだ。昔この周辺は雑木ジャングルで陽が射さないから花などはなかったが開拓してか
ら、ササユリ、春蘭、イカリソウなどが見られるようになった。
里山から人手が離れ里山崩壊、開墾し過ぎて里山崩壊、いずれも極端な結果だがベス
トな方法は誰もがよく知っている適度の自然保護に尽きる。
両方に6つの蕾あり
右側の花苗
左側
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