つい先日まで暑いと言っていたのに多少の波はあるが秋本番になってきた。
早いもので今シーズンの炭作業は4回目になった。先ずはお茶を飲みなが
らせ秋季レクの予定変更についての説明、それからお得意の雑談に花を咲
かせてから作業を始める。
まずは枝葉の始末、枝木として使用できるところを残し、他は焼却処理、持ち
帰った材料を炭木サイズに切断、割り木の束詰めに分かれて並行作業を行
う。外気は冷え加減だから焼却は暖があり丁度いいだろうと思っていたが、
生木に火が点きだすと熱くて、その内汗が出てくる始末。作業はいつもの
通りだから淡々と進めていく。
手を止めて周りを見ると櫨が赤く紅葉、山帰来の実は赤くなり、カエデや柿は
黄色くなり山の色も秋めいていた。
午後からは前回の場所に倒してある雑木、樫の枝落とし、持ち帰り準備,更に
新たな樫の倒木と始めると幾らでも仕事はあるが追いつかない。
『怪我しないようにボチボチ』を合言葉に、足は斜面で踏ん張りながら作業す
る。どう見ても平均年齢80歳前の集団には見えない。今日までの作業で大方、
1窯分の材料は確保できた。次回は来週の内に天気と相談。
割り木の結束
炭木の裁断
櫨(はぜ)
山帰来