水を張られた田んぼの中、稲の苗が風に揺られてゆらゆら。時折、田の中で白い塊を
見ることがある。白鷺、これは保護鳥。色、大きさの違いで似たような鳥にゴイサギもい
る。
昔、有害鳥獣駆除で歩いていた時、田を見回りしていたお年寄りから声をかけられた。
『何の駆除かね』『カラス』というと、
『カラスは大して悪い事はせん、白鷺は植えたばかりの苗を踏み潰すからカラスより白
鷺を捕ってくれ』と言われたことがある。
この頃、直接的な害獣はイノシシくらいだった。
きみまろではあるまいが『あれから30年・・・』獣の様子にも変化がある。当時はいなか
ったハクビシン、アライグマ、ヌートリアなど定住しなおも増殖中、加えて熊の目撃情
報、猿の出没。
人が作り込んだことによるもの、人が里山に手をかけなくなり変化した環境など要因は
色々とあろう。
これからもっと先にはどのようなことになるのだろうか。
狸やイノシシたちにも都会と田舎で生活格差が大きくなるのであろうか。
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