出がけは天気予報を裏切って雨は止むかも・・・・と思わせて午前中は何
とか乗り切ったが後半には大雨になった。少し春気分を味わっていた身
体は寒さを取り戻した天気に痛めつけられ『寒い』と言わされる。
しかし窯の中では温もりが残っているためアノラックに防塵マスク姿では暑
いとのたまわる。
窯から出ると冷えてストーブの傍に、寒暖を出たり入ったりの一日。急激な
温度上昇に見われた炭焼きの通信簿発表、焚口を取り外し中を覗く、内
壁の簡単修復、煙突のタール退治で何かそのいい影響は出ていないか
チェックする。しかし、見た目では然したる変化はなく、相変わらず右側の
方が焼失量は多い。全体的に白っぽく見える。
いざ、中に入り炭を取り出すと入り口付近の雑木は殆ど残らず、直ぐに樫炭
のお出ましとなる。すごく重くいかにも堅そうな素晴らしい炭に混じって折れ
たものがあり気分を複雑にさせる。素晴らしい炭の感触は産出量に現れ久
々の300kg越えを果たす。袋詰めする部隊でも鋸で裁断するのにその堅さ
について話していたと聞く。
窯出しを終え煙道の出口が低くなっているのが気になりチェックしてもらうと
修復した方が良いとのことで、盛り土を施す。
引き続き窯立てに入る。窯の中に居てあれが欲しい、これが欲しいとリクエス
トを出すが午後遅くに『枝木』の声に『大雨で取りに行けない』
そんな中、ネコ車が窯口に到着が見え『雨の中、ご苦労さん』
5時半過ぎに全ての作業を終え火入れを行う。今日の窯の温度からすると、明
日には点火してしまうのではなかろうか?。これは幸なのか否か。
上のホースは集塵機の排気用
17時30分火入れ
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