染物屋生活

神奈川県の住宅地(でも片田舎)の染物屋日記と、電気代が月1500円(原発反対なので)の節約生活を紹介「染め吉」と言います

節約って、何を?

2015-11-18 23:42:42 | 日々の政治・哲学
節約には、「目先の節約」と、「もっと広い意味での節約」があると思った。

今日、友人にあった。

「しばわんこの和のこころ」また買ったんですか?
?この前うちの子にくれたじゃない。貸してくれたら、返しますよ。そうやって半分ずつ使えば、安くてすむじゃないですか。

と言われた。
うーむ。すごい。あたまいい!

これは、レイチェル・ボッツマンとルー・ロジャースの書いた「シェア 共有からビジネスを生み出す新戦略」という本で書かれていたやつだ!!みんなで分け合えばいいのだ。「みんな」という仲間が、そばにいてのことだが。
藤村靖之の「非電化思考のすすめ」で説いている「月3万円ビジネス」も、まわりの人とつながりがあってのビジネスである。仲間のいる人は、ある意味で、強い。

 東戸塚のコミュニティカフェにおじゃましたところ、「家族が収穫してきた土付き大根2本」を持ってきた人がいた。大根は切り分けて居合わせた人たちで、わけてしまった。やった。タダである。タダ。

私の若いころは、「おすそ分け」というのが日常的で、うちにたくさんの食料が来ると、周りの仲間に分けた。昭和43年まで、うちに電気冷蔵庫がなかった、というのもあったが、自分のうちだけでたくさんの食料をかかえてしまうのは腐らせるもとだった。早く分けてしまうのだった。また、違うもので、うちに帰ってきたし。
 

大人になって、鹿児島県の与論島に行ったとき、私のお世話になっている家では、貰い物をすると、さっとその場で皆に分けてたべた。「みなで分ける」というのが、そのうちでは生きていた。

写真はコミュニティカフェに、今、置いてある野菜。キャベツとかキャベツとかキャベツとか、あと、玉ねぎとか。ニンジンとか。これはタダではないが、安い。近くで採れた野菜を持ってきて売っているから。
さっきの「シェア」という本では、「製品をシェアするサービス」「モノのリサイクル・リユース」「ライフスタイルのシェア」が書いてある。こちらの本でも、人と人がつながると、シェアができる
らしいのだ。
要研究。