Soopllofeiv の日常

管理人soop視点の奇妙な現状

Llylgamyn Saga

2020-06-26 12:14:48 | Weblog
シナリオ1 狂王の試練場

エセルナートという国に世界制覇を目指す王がいた 王の偏執的なまでの征服欲の犠牲に
なった人々は彼をこう呼んだ"狂王"トレボーと・
 狂王の力の源に護符があった彼はその護符の力を利用した強引な手段によって周囲の国々を
制圧し続けた

そんなある日 城壁のすぐそばに迷宮を作って住み着く邪悪な魔術師ワードナが
トレボーの寝室に忍び込み護符を盗み出してしまう
怒り狂ったトレボーは世界制覇のために2つのものを渇望した
一つは最強の精鋭部隊の育成
もう一つはワードナが盗み出した護符の奪還だった
王は世に散らばった逸材を発掘するため ある招集を行う
「我らが偉大な王 トレボー王の招集である皆の者心して聞くように元首席魔導士
ワードナが国宝である護符を奪い世界統一という偉大な計画の邪魔をしておる
それだけでなく町はずれに勝手に迷宮を掘りモンスターを放してたてこもっておるのだ
かの忘恩の徒を成敗し護符を持ち帰るのだ さすれば騎士の称号と多額の賞金が
送られるであろう」
 この招集にリルガミンだけでなく、各地からあらゆる種族の冒険者達が集まった
金に困る者・己の腕を磨こうとするもの達が続々を名乗りをあげる
騎士の名誉と一攫千金を夢見て・・

シナリオ2 ダイアモンドの騎士

歴史上で最高レベルの鍛造技術を駆使して作られたニルダの杖
 守護神ニルダの寺院に安置されたこの杖の力はリルガミンの街を脅かす意思を持つものを
何人も街に近づけず悪意のないものだけを街に受け入れていった
しかし、完璧な防御を誇るこの杖にもたったひとつ致命的な弱点があった
リルガミンで生まれたものに対してはまったく無力だったのだ
それゆえに悪の力をもってリルガミンに生まれた魔人ダバルプスの陰謀は止められなかった
闇の助力を受けたダバルプスはリルガミンの王位を奪い王家を滅ぼした
 だが、幸いなことに若きマルグダ王女とアラビク王子の弟妹はダバルプスの襲撃から
逃れて生きながらえていた
2人はダバルプスを倒すために偉大なる英雄「ダイアモンドの騎士」の伝説に名高い
5つの武具を取り戻した神秘的な装束にみを固めたアラビクはリルガミン城に攻め入り
熾烈な戦いの末ダバルプスを倒すことに成功した
 しかし、ダバルプスは死ぬ間際に強力な呪いの言葉を発した。その勢いをすさまじく
戦場となった城を崩しあとには煙たなびく穴だけが残った
ダバルプス・アラビクそしてニルダの杖は消え失せた だが杖が戻らなければ
リルガミンの街は滅びてしまう・・
 かくして杖を取り戻すべく冒険者たちがふたたび集められることになった

シナリオ3 リルガミンの遺産

 かつてのリルガミンの街はトレボーの強引な政治により栄華を誇っていた
しかし、そんな狂王の名も人々から忘れ去られるほどの年月が経ったある日
エセルナ―トの各地で突如として巨大な災厄に襲われた
ある町は地震により壊滅的な打撃をうけ、またある町は大洪水に飲み込まれていった
大いなる自然のエネルギーの前に人々はただ祈るしかなかった
預言者たちは世界の終焉を叫び 絶望に支配された者は略奪に走った
それでも世界を救おうと懸命に災厄の原因を探った者達もいた
だがその途中で何人もの賢者が命を落とし彼らですら絶望に支配されようとしていた頃
ついに一筋の光明が見いだされた
 リルガミンのはずれの洞窟に住む伝説の龍ルケブレスが「大地の宝珠」と呼ばれる強力な
オーブを護っていると言われているそのオーブならばこの災厄を鎮めることができるはずだ
だが、ここに踏み込んだ者は命を落としてしまうと信じられ、
さらにこのオーブの巨大なパワーは力のないものが触れれは精神もろとも
破壊されてしまう恐れがあった
しかし強力な冒険者であればオーブに触れることができるかもしれない・
特に「ワードナの護符」に触れた者たちの子孫であれば・・
かくして 何人もの英雄達が集められた
その中にはワードナを倒した冒険者の血を引く者達もいたのだった
コメント
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