2019年10月6日(日)
声楽のレッスンの後に、神保町にある岩波ホールへ映画「エセルとアーネストふたりの物語」を観に行きました。
1階でチケットを購入して、10階のホールへ移動します。
掲示板を見ているだけでも、ワクワクします。
映画館の壁にイラストが貼ってありました。
観ているだけで、ほっこりします。
映画館の壁に、今までの作品が貼ってありました。
こういうディスプレイ大好きです。興味深く拝見しました。
岩波ホールの外壁
岩波ホールは、神保町直結で便利です。
地下鉄への階段にも映画のポスターが掲示されています。
映画の余韻を楽しみながら拝見しました。
エセルとアーネストの出会いから亡くなるまでを描かれている作品です。
何気ない日常が限りなく幸せで、2人でお茶を飲むシーンにほっこりします。
人生のトラブルも2人で乗り越えていく様子に、パワーをもらいました。
熊本地震の時に1ヶ月避難所生活をして、自宅に戻ってからも余震が続き、声楽の練習はあまりできませんでした。
練習をすることも、リサイタルを開催することも、不謹慎かなと思い悩みました。
スポンサーから「日常へ戻ったという演奏を」と言われて、熊本地震の年もリサイタルを開催しました。
熊本地震を経験して、当たり前の日常が幸せだとすごく感じました。
震災から1日1日を大切に生きようと思って過ごしています。
昨年両親が別々の病院へ入院したり、義妹がすい臓ガンで亡くなると、1日1日を大切に、人との出会いや時間を大切に考えるようになりました。
最近常々考えている「今を大切に」「当たり前の日常の幸せ」を感じる映画でした。